ド素人の映画と音楽のお勧め。コミュのダウト

”太った伊良部”こと、レイ・リオッタ主演です。

危うくレイプされそうになり、相手を射殺したという恋人の衝撃的な告白を聞いて、事件の捜査に乗り出した主人公。けれども、やがて彼女の話とは真っ向から対立する目撃者が出現。はたして事件の真相や、いかに？　
ウェズリー・スナイプス主演の「アートオブウォー」等の脚本を手がけたウェイン・ビーチが、本作で念願の監督デビューを果たし、彼お得意のひねりの効いた話術を発揮しています。主演は「アンフォゲタブル」の演技派レイ・リオッタ、共演にラッパーのＬＬ・クール・Ｊや「ドーン・オブ・ザ・デッド」のメキー・ファイファー。キウェテル・イジョフォーにジョリーン・ブラロック、ブルース・マッギルなんかも出ていました。

　元警官で今は地方検事の職にあり、いずれは市長になるのもそう遠くないと取沙汰されるフォード(レイ・リオッタ)。ところがそんな矢先、彼の恋人で地方検事補のノラ(ジョリーン・ブラロック)が、ある男からレイプされそうになり、相手を射殺して逮捕されるという衝撃的な事件が発生。彼女の証言をもとに捜査に乗り出したフォードだが、そこへ、射殺された男アイザック (メキー・ファイファー)の友人と称する謎めいた男ルーサー(ＬＬ・クール・Ｊ)が登場。彼は、ノラの証言はでたらめで、実は彼女こそアイザックをある目的のために誘惑したうえ、計画的に殺したのだと主張。それを聞いて、フォードも次第にノラに対し、深い疑心暗鬼に捉われるようになる。

『太った伊良部』ことレイ・リオッタ主演の二転三転するサスペンスです、『太った伊良部』と言いましたがなんか前より痩せてイイ男になってました、伊良部が太ったんですね。
レイプ未遂から発展した殺人事件を機に、意外な真実が明らかになっていくというお話でした。
『アン・フォゲッタブル』のレイ・リオッタ扮する市長の座を狙う地方検事と、ラッパーでもあるＬＬ・クール・Ｊ扮する目撃者の、緊迫感溢れる心理戦は見ものです。
ノラという副検事が正当防衛てレイプ犯のデュパードを射殺します、しかしルーサーというデュパードの親友で目撃者の話がノラと全く食い違って…というお話でした。
ルーサーとノラの意見が出だしから全く食い違っていて、一体何が真実なのか分からなくなってしまいます、久しぶりにこういった低予算のサスペンスの良作に出会った感じがします。
ラストは大ドン転の嵐で何が何だか分からなくなってしまいそうですが、ここまで二転三転してくれると気持ちがイイです、もう一展開あるなと思ったところでやはりまたありました。
お勧めします、皆さんも誰が真実を話しているのか推理してみてください、しかしＬＬ・クール・Ｊは演技が上手くなってきましたが音楽の方は大丈夫なんですかね・・・・。
レイ・リオッタが可哀相にもなりますが、飽きさせないストーリーで面白かったです。