ド素人の映画と音楽のお勧め。コミュのホット・チック●

お下劣な映画ではありますが・・・。

日本ではあまりメジャーじゃないですが、アメリカで大人気のコメディアンのロブ・シュナイダーと、”絶叫計画シリーズ”や「バレンタイン・デイ」「ロスト・イン・トランスレーション」のアンナ・ファリス共演のドタバタ・ラブ・コメディです。
盟友アダム・サンドラーが製作総指揮の一人として名を連ねる他、ドレッド・ヘアのシケた店員役で出演しています。
カリフォルニアの女子高生、ジェシカ（レイチェル・マクアダムズ）はバリバリのコギャル。チアリーダーで、キュートで、ブロンドで、家はプチブルジョア、まさにコギャルの理想のようなコギャルである。チアリーダー仲間のエイプリル（アンナ・ファリス）、キーシア、ルルとつるんでは、若さと可愛さを武器に、ノーテンキな毎日を送っていた。ところが、ある日、ショッピングモールで古代の耳飾を手に入れたことから、人生が一変する。その耳飾は、片方ずつ2人の人間が所有すると、体が入れ代わってしまう、という呪いがかけられていたのだ。ジェシカはうかつにもガソリンスタンドで耳飾の一つを落とし、それをあろう事かスタンドを襲った強盗、クライブ（ロブ・シュナイダー）が拾ってしまった・・・。そして翌朝。コギャル、ジェシカはむさいオヤジ、クライブとして目をさます。死ぬほどショックを受けたジェシカ、親友エイプリルに事情を打ち明け、かくまってもらう。そしてキーシアやルルと、体が変化した原因の調査を始める。
ロブ・シュナイダーは相変わらず面白い、くだらなすぎてお勧めはしなかったけど「アニマル・マン」も凄く好きだった。お下劣な作品をお下劣に演じさせたら天下一品です、でもどこか温かみがあってビシッと決めるトコはビシッと決めてくれます。お下劣に。
でも本当にお下劣なんだけどなんか笑えるんですよね、ミョーに人間臭かったりするし。
アンナファリスの可愛らしさにはビックリ、”絶叫計画シリーズ”でも可愛らしかったけどこの作品では２４歳ぐらいで女子高校生役で、でもホント違和感無いです、ミッシェル・ブランチが楽曲提供して友達役でも出演しているですが、その差７歳もあるんですがそんなことはちっとも感じさせません。
大林監督の「転校生」ほど瑞々しく繊細でもないけど、なんかスッゴク笑えたラブ・ストーリーでした。
そうなんですよ、途中からはロブ・シュナイダーの身体をしたジェシカと、エイプリルことアンナ・ファリスの奇妙なラブ・ストーリー色が強くなっていますが、ホントにアンナ・ファリスが可愛いです。
お下劣でスケベなドタバタ・コメディでラブ・ストーリーです、お勧めします。