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朱霊たちコミュの岩名雅記ソロ舞踏公演 満員御礼!!

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1月26日(土)、日本で8年ぶりの岩名雅記ソロ舞踏 劇場公演 「永遠に立つ」

北海道、仙台、大阪、京都から駆けつけるお客様もおり
お陰様で立ち見席のご予約もお断りするほど、当日劇場は満員。大勢のお客様がいらっしゃいました。

岩名雅記監督 映画「朱霊たち」日本初公開からちょうど1年。
東京から横浜、大阪、とロードショーでまわり、2月2日(土)広島上映
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=25780861&comm_id=1294500
これからはDVD販売も予定しております。

岩名はこれから舞台挨拶のため広島へ行き、またフランスへと帰っていきます。


平成不在の舞踏家岩名雅記、次の日本公演はいつになるのか・・・・?




公演に行かれた方、感想ございましたらこちらのトピックにどうぞ。
以下は公演当日に聞いたものや、mixi日記から拝借したものです。

■■■■■1月26日 岩名雅記舞踏公演によせて■■■■■■■■■■■■


■体から零れ墜ちる朱いエロスを見た
 (舞踏批評家: 志賀信夫さん)


■音の少ない音場、そして薄暗やみから静かにその舞踏家の気配が漂う。
舞踏家の身につける風鈴の音が僕にはエロティックに響いた。

ステージ中央床には、鏡のように反射する小さな円形が
縄のような物で囲んで作られてあり、その中心点に向かい
舞踏は時に激しくエロティックになっていった。

小さな虫の鳴き声のようなサウンド、たまに大音量でやってくる
飛行機の着陸音。このサウンドと舞踏風景に僕は新鮮さを覚えた。

床に伏し、狂乱したように書きまくる文字、発せられるその言葉。
泣き声、笑い、ただ一点を見つめていただけの瞬間。

後にフィルターがかかりピッチの不安定なバーバーのadagioが流れ始める。
今までの事がまるで蜃気楼で見たものだったかのように。

過ぎ去った苦悩を安らげるかのように曲とともに舞踏は終わった。
(アーティスト: Tadyさん 男性)


■静寂から、暗黒から彼は現われた。


臓腑をのた打ち回らせはきだし、鮮血を滴らせながら真実を語りながら探しながら、ついには現実に諦めた様に、悟った様に高らかに笑い消えて行った…


余韻と虚脱を残して去って行った。


新しい呼吸を見た…

(舞踏ーウタリの会: ホリデーさん  男性)



■目と鼻の先での、生の息遣い

  インパクト


映画より、    強く感じられたのは、

      当然のようでもあり、残酷な皮肉でもある。



ライブパフォーマンスの持つ力、可能性を全身で感じ、向かう光がますます明るく感じられた。
 
(武楽座: 葛原 智宣   男性 )



■ 「舞踏」

初めて見たけど、凄く衝撃だった。



始終、鳥肌が立っていた。


身体は生きている。
心ではなく、身体の演技。身体がどうしたいか、衝動による演技。


終わった後、汗が凄く出ていた。自分がスタッフという事を忘れて見入っていた。

(相棒さん 男性 )


■公演の日から数日たつが余韻は消えぬ。静動する残像が脳壁ふかく焼きついて離れない。
ポンペイの「秘儀の家」の壁画から、その立ち姿がこちらへふりむく瞬間にたちあった心地。

岩名雅記の身体表現を、去年公開された初監督映画『朱霊たち』パンフレットでは"不動・垂立による反ダンス"と紹介している。

刑務所に入って、自制が効かず暴れる同志へ
「熱い風呂に入ったらガタガタ動くな(注:あつい風呂は、うごくとかえって熱くなるという意味)」と塀の外から烈呼したのは誰だか忘れたが、
じっと見ているとうすら笑ってみえる一枚の肖像画のように、公演の動きは終始にわたり静やかだった。
円をえがく、鏡面張りのステージに、つまさき立ち、あるいは手足を宙に這わせて尻で立ち。岩名はある時は自分の姿とサシで向きあい(鏡面に映ずる自分に腰を使い)、あるときには反射する胎水に浮遊するすがたで、強い香りをはなつ海百合とのまぐわい儀式(愛餐)の残像を、地下ホールいっぱいに放出する。

ふいに哄笑が響きわたった。半径一万メートルの冥王星クレーターの中心からきこえるように、観衆の心底を踏圧する、端厳な樂の音をはばたかせた。

後半には、まるでそれ以外の姿を神から拒絶されたように、つまさき立ちをつづける身体が、
その背を、空母の船首にはりついたフィギアヘッド像をえがいていた。頭上には髑髏と黒鳥の艦旗が旋々と列なり、足もとには反射する海面が陰血をたたえてうちひろがる。
空母に着艦する、五度のジェット戦闘機の爆音が北区王子の地下ホールにとどろくたび、客席に坐した身が硬くなる。自分の外皮が殻となって、その硬質なカラをぶちやぶる獣性を対流させながら。


サミュエル・バーバーの「弦楽のアダージョ」が荘厳美を奏で、ステージとホールは光を喪なっていく。まったくの闇は来た。救世主の足音はきこえない。

(アーティスト: 牢人さん 男性)


■下半身をあらわに股を広げた状態で、舞台端にある円(池?)の中央に倒れてしまったかと思えば、突然鞠のようにこ気味よく弾みながら上下動する腰の動きが覚醒作用を引き起こす。狂乱したそぶりで髪を振りみだし、歌なのか言葉なのか、それがことばなのだとしたら、何語なのか、なんて言っているのか・・・全身の感覚を総動員してみても到底聞き取れないような独言を、呪文のように唱えながら、とりつかれたように床に文字を書き綴る壊れた指先。その女の跡には枯れた朱色の花弁が散らかっていて、足跡を辿ると、私の指先からほんの二十センチの位置にはよれよれの包帯が、蛇の抜け殻のようにひっそりと残されている。

そして、最後にあげたかん高い声。よろこびなのかかなしみなのか、笑いなのか諦めなのか、或は女の意識とは別の領域から発せられた、というより漏れてしまったうめきなのか、或はただの幻聴だったのか・・・。

会場をでてからもしばらくはあの音が耳から脳にかけて一面にこびりついて離れなかった。そのうち、ある考えに思い当ることになる。あれは、激しい恋に"落下"したときに陥る己の断末魔を具現化したものを見せつけられたもの、鏡越しに見た私自身だったのではないか、と。それと同時に、ある種の羞恥心をともなう快楽にも似た感情に支配され、頬をぽっと赤らめたりもして・・・。

全文:http://d.hatena.ne.jp/satokica/20080128/p1

(アーティスト・テガミスト・サトキスト : satokistさん 女性)


写真1)岩名雅記ポスター
写真2)岩名雅記今回の公演に向けて取材(産経新聞1月23日)

コメント(8)

素晴らしい公演でした。

テープの伸びたカセットから流れるような弦楽のためのアダージョ。悲惨で重苦しい状況の中で必死にもがきながらもなお高みを目指す。岩名さんの突っ立つ姿は縊死した屍体の様でもありながら、それでもなお天に向う姿は胸を打つものがあります。

公演の模様は後ほど公演写真としてアップします。
さかた様
当日見たモノとは違う独特の雰囲気。特に背景がおもしろいです。
楽しみにしております。
牢人さんの感想(mixi日記より) 追加しました。 ↑
当夜の舞踏に出会えた導きに感謝いたします。

さかたさんの写真、壮絶です! わたしも公演写真に期待いたします。


岩名さん、かっこいいですねえ。見に行けなかったのが残念ですが、またの機会に期待します。
公演当日限定発売されていたDVD買いましたよ。実は横浜上映のときに見逃してしまいまた関東に来ないかと思っていたところでした。

映画もよかったですねぇ。カメラが面白くいいショットが多数ありました。時折挿入される舞踏シーンもきれいで素晴らしかったです。プロジェクターを使って大きい画面でも見たいところです。

それぞれの俳優さんも個性的で味があって素晴らしく良かった。長岡さんの公演も観たくなってしまいましたよ。

 satokistさん の感想(ブログより) 追加しました。 ↑↑

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