左偏頭痛の自覚症状で医大病院・内科へ行ったら、
「原因は肩から・・」と、言われたそうで
整形外科でなく、私のところへ来院した青年でした。
（初回6月4日、主訴は「肩痛」での来院）
よくあることですが、“頭痛”と、医師の“肩から”という言葉が、
私の先入観になってしまいました。
《（原因は）手指から〜？》と診て
「手をよく使いますか？」と聞くと、かなりパソコンを使うようで
確かに・・前腕の骨間は開いて・・対処確認すると・・肩の緊張も軽減します。
肩甲骨は左が右より高く、脊柱も中部胸椎部で左に引っ張られています。
全身を調整して、手指から〜腕〜肩を重点的に行いましたが
軽減されたものの、イマイチ残ります。
『固定』をしておくようにと・・未消化のままで終了でした。
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6月12日の2回目は「足指から〜」も診ながら
膝の半月板、肩・肩板など軟骨の異常も出ますから・・“さざ波療法”を加え
更に軽くなるものの、私にとっては、やはり、イマイチ未消化のままです。
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実は、後日、彼の紹介で、会社の同僚が来院した時、
同じハンドボール部に所属していて・・
紹介された彼は相手選手の身体と身体をブッツケて！・・と、知りました。
3回目は、彼女と同伴での来院でした。
いつもやることですが治療前の動作確認の時、
《相手選手と衝突して胸を？》と、思いつつ、
今回は、後ろからでなく前から・・
（“スライド検査”で絞り込み、更に『言霊・対話・徒手確認』で出て来た）
肋骨を押さえて腕を動かす動作をしてもらいますと・・
肩に痛みが出なくなります。
彼の場合も、相手選手と身体を衝突させ・・
胸郭・・肋骨を歪ませたのが、頭痛や肩痛のきっかけになったようです。
初回の時も、2回目も『胸椎・肋骨一括矯正法』を施していましたが
「手指から〜」及び「足指から〜」の診方で、“胸椎・肋骨”からやっていましたから
効果もイマイチだったようです。
「（スポーツ障害による）胸から〜」で治療の視点を変えて・・
“胸骨・肋骨（第1,2,3肋骨）”への集中施術にて・・
ようやく私の未消化も解消出来ました。
治療後
初対面の彼女からの相談は、彼に対する“見えない世界”の相談で
イキナリだったものですから、最初、私は、少し戸惑いましたが・・（苦笑）
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6月17日来院の、87歳の女性の場合は、
倒れた拍子に左手をついて・・左胸の痛みで息をするにも痛く、眠れず辛い・・と。
彼女の場合は、
手掌腱〜前腕骨間の異常（腕神経叢も緊張状態）を、
“指絞り”と、“プレス（万力）固定法”だけで息をするときの痛みはなくなり・・
胸骨〜脊椎間の肋骨への集中治療でOK！でした。
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