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名人治療家をめざそう!コミュの腎性腰痛と、薬害(2)

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腎性腰痛と、薬害(1)に引き続き・・・

以下に生理学博士・吉野丈夫著・小冊子読み切りシリーズ
『ちょっと待って!!高脂血症・高血圧治療』から紹介します。
(健康診断が仇になった例です。)

*******   *******
p.8
4.『私は薬に殺される』福田実著:幻冬舎からの引用の引用

【1963年(昭和38年)埼玉県生、(株)キャッツ入社後、課長・次長・部長と最年少
記録で昇進、第一線のビジネスマンとして活躍していた矢先、突然、薬害被害に倒れる。
本書は医療過誤が誰の身にもふりかかる人災であることを4年10ヶ月にわたる闘病生活を
通して告発した命がけの闘病記である。】
(略)
経過
◎1996年10月:健康診断の結果、高脂血症。この時のコレステロール値は257mg/dl
◎12月24日:再検査後、ベザトール(高脂血症治療剤)内服開始。
◎12月28日:ウォーキング中に不整脈が起こる。

(吉野博士の考察:この薬剤を使うと、交感神経支配が強くなりそのための不整脈と
思われる。この時点で、ベサトールの副作用で自律神経のバランスが崩れたとベサト―ル
の投与を中止していればその後の経過は全く違うものになっていたと思われる。
医師は心電図をとり、「問題なし」としながらも「ニトロペン(ニトログリセリン)」を
処方、これも症状を抑えるだけの対症療法に過ぎない)

◎1997年2月22日:ベサトールに加えて、メバロチン(HMG-CoA還元酵素阻害剤・
高脂血症治療剤)も内服開始

(吉野博士の考察:2月に2度目の不整脈があり病院へ行くと、
メガネをかけた若い医師に、軽いのりで「薬をもう一種類増やしましょう」と言
われました。その3ヶ月後に「腰に言葉では表現できないほどの痛みがきた」とあります。
この時点では、(副作用である)横紋筋融解症はまだ起こっていないと思います。
この時の腰痛は、腎臓のSOSと考えられます。
なぜなら、筋機能が低下すると、腎臓から膀胱へ行く尿管が、背骨側にくっついて
痛みを発するからです。)

◎5月末: 突然、腰に言葉では表現できないほどの痛み、両足に脱力が出て歩けなくなる。
◎7月末: 腰が“くの字”に曲がった状態で、ものすごい激痛に襲われ、クルマから降られない。
◎8月頃〜:筋肉痛と筋脱力。顔のむくみ、喉の渇き、尿意が近くなる。喉の筋肉がつる、血尿が出る。

(吉野博士の考察:これは完全に、腎障害の症状です。
これらの薬剤は、腎臓で代謝・排泄されます。
その腎臓が、薬剤によって発生する活性酸素(悪玉酸素)に侵され、
その結果腎障害が発生してしまうのです。

◎1997年8月のこの時点から、全身の筋肉痛、筋脱力がひどくなり、福田さんに急激な
体の異変が次々と生じました。)

◎〜1998年早春:胃痛、脱毛、ジンマシン。尿意は頻繁にあるが、なかなか尿が出ない。
身体がだるくて仕方ない。ものすごい眠気。全身の筋肉痛、筋脱力。
急に皮膚が薄くなり、手の指先が敏感になって、冷たいものや熱いものがつかめない。

肛門の筋肉がゆるくなり、大便をしてウォシュレットを使うと水が大腸の中まで入る
ようになる。体全体の筋肉が柔らかくなり、首の筋肉もグラグラし始める。
治療済みの虫歯6本が急に歯髄炎に、足には水虫、目は結膜炎、背中にはヘルペス、
喉は咽頭炎、EBウィルス感染で左のリンパも腫れる。
グラム陰性菌感染で口臭がひどくなる。抗生物質の点滴や薬を使用。

少しの段差で、自分では足を上げているつもりなのにつま先が引っかかって転倒するようになる。
ヒゲ、鼻毛、髪の毛、胸毛の色が抜け、白くなる。シャワーの時にごっそりと
前頭部の毛が抜ける。頭の筋肉が柔らかくなり、皮膚が弱くなってすぐに出血する。
まぶたが二重になる。顎が外れそうになる。勃起しなくなる。

全身の筋肉、皮膚、粘膜に異常。
塩辛さ、酸味、熱いもの、冷たいものがしみて、胃の筋肉が縮み、胃の粘膜が薄く
なったような痛みが出る。ペニスに塩がしみるような痛みが走る。
胃の強烈な痛さが続き、H2ブロッカーのザンタック、マーロックス、ブスコパンを出される

(吉野博士の考察:これらの症状は、(薬害による)皮膚粘膜眼症候群と、
横紋筋融解症によるミオパシー(筋肉の異常)を起こしているように思えます。
この時点でも、担当医師は薬剤の副作用を疑っている様子はありません。
胃が痛ければH2ブロッカー、皮膚や歯の感染には抗生剤のように、
これもまた強烈な副作用の薬剤を処方しています。
なぜ、この医師は薬の副作用を疑わなかったのでしょう。薬の副作用を知らなかった
のかも知れません。)

◎1998年秋 :コレステロール値183。
◎12月:メバロチン10mgを1日起きに服用に変更
◎12月20日:歩けないほどの腰痛。翌日も動けない。
3日目に整形外科で痛み止めの注射を打ってもらう。

「針を刺す。すぐに何かに当たった。その瞬間サーっと血の気が引いて青くなった。
学生時代、ワンダーフォーゲルと応援団団長で鍛えたプリプリした尻と腰の筋肉は全く
なくなっていて、針は尻の骨に当たったのだ。毎日ウォーキングと筋トレをしていたの
で筋肉が落ちるはずはなかった。
 結局、12月28日の仕事納めまでずっと寝たきりだった。
12月20日が、会社に出社した最後の日になった。」

こうして、福田さんは35歳にして「ただ寝て死を待つだけ」の身となってしまったのです。
(略)

*******   *******

日本では、医学部を卒業するにあたり、薬学の単位は不必要なのです。
つまり、薬を知らなくても医師になれるのです。薬を知らなくても医師になれますが、
医師としての仕事を全うしていくためには当然、薬の知識が必要となります。ただし、
往々にして薬の効果だけの知識となっているようです。副作用(害作用)に関する知識は
ほとんどないのではないかと思われる医師が、多数存在しているのです。

さて、福田さんの話に戻ります。
福田さんはベサトール(高脂血症薬)とメバロチンの併用開始から2年弱で、決定的な
(薬害・副作用である)横紋筋融解症を引き起こしてしまったようです。
人間の細胞膜は、コレステロールから合成されます。
コレステロール合成を阻害する薬剤が、すでに出来上がっているコレステロールをも
破壊し、細胞膜が壊されてしまった結果の横紋筋融解症であると思います。
あるいは、横紋筋はミトコンドリア(細胞の発電所)を有する筋肉で、ミトコンドリアが
つくり出すエネルギーを利用して働いています。このミトコンドリアが、(薬害による)
活性酸素によって破棄されてしまった結果の横紋筋融解症と考えることもできます。(略)

*****

より詳しくは、吉野丈夫著・小冊子シリーズ
『ちょっと待って!!高脂血症・高血圧治療』、『ちょっと待って!!糖尿病治療』など

*******   *******   *******

何とも凄まじい内容です。

4月10日、糖尿病治療、降圧剤、高脂血症治療を受けているOさん(59歳男性)が
腰痛で来院。上記の福田さんと同様、腎臓からのSOSでした。
薬害との関係を説明しながらの施術・治療でしたが・・薬剤治療を放棄できるかどうか?

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