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名人治療家をめざそう!コミュの『病は脚から』否!「足指(趾)から」・・有効筋肉量の観点も必要!

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石原結城實著『病は脚(あし)から!』(文芸春秋)を
図書館から借りて読みました。

私と同じ診方をされているので・・非常に勇気を与えられたのですが
一点だけ・・
“脚(大腿、下腿)”より、もう少し先の“足指(趾)”にまで視点を入れて頂き、
『絶対的筋肉量』だけを見るのではなく、(私の“靭帯理論”、“足指理論”から)
『相対的筋肉量』というか“有効筋肉量”の視点を入れるべきであると思いつつ
読みました。

少し、引用してご紹介します。

*******   *******

【はじめに】
下半身の筋肉が衰え「尻欠け」状態になるのが、万病のはじまり・・・・
・・・・「老化は“脚”から」と昔から言われていますが、「病も“脚”から」なのです。

『・・・・・年齢と共に、下半身の筋量が減少し、それと並行して、
下半身の毛細血管が減少してくると、
下半身に存在していた血液は上半身に移動せざるをえません。
すると上半身の血液量が多くなるので、
上腕で計る血圧が上昇する(高血圧)のは当然でしょう。・・・・

世の中には、結果があれば必ず原因が存在するのは当然のことですが、
「科学」を主張し、ときとして東洋医学を「非科学的」などと中傷する西洋医学に、
「原因不明」の病気が、何と多いことでしょう。

結果(病気)が存在すれば、必ず原因があり、
それを究明・断定するのが「科学」のはずでしょうに。

 1960年頃に始まった減塩運動により、
我々は、うまくもない「減塩みそ」、「減塩醤油」、「減塩梅干」などを口にさせられて
いますが、1960年当時と比べ、高血圧の患者数が減ったかというと、まるで逆です。

現在日本に、3,500万人以上の高血圧患者が存在しているのは、何とも皮肉な限りです。

後に詳述しますが、高血圧の真因は、「塩分の摂取過多」ではなく、
運動不足・歩行不足による下半身の筋量の低下、つまり「尻欠け」状態にあるのです。・・・』

*******

著書では、高血圧症の他にも、
脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、腰痛、膝の痛み、
(男性の更年期障害)、下腹のむくみや、下肢のつれ、頻尿、乏尿、腎不全、
インポテンツ疲れ目、白内障、老眼、難聴、耳なり、脱毛、白髪
(女性の更年期障害)、冷え性、肩こり、頭痛、めまい、便秘や下痢、生理不順、
動悸、息苦しさ、発汗、発疹・・・等々と、
下半身の筋量低下との関係を述べられています。

*******  

そして、
【ウォーキングから始める誰でもできる筋肉トレーニング】の数々を推奨されています。

しかし、ここで、私が最も訴えたいこと・・
下肢の血流を減少させる原因は筋肉量だけではありません。
筋緊張と血流との関係があります。

また「足指(趾)」の視点がありません。
患者さんのなかには、医者から「ウォーキング」を勧められて・・
歩き始めたのは良かったのですが、逆に身体を壊されてしまう方達を、
私は数多く診てきました。
ただ歩くのではなく・・歩き方(靴の選び方、靴の履き方)に問題があります。

 上記の著書の中に「1960年頃に始まった減塩運動」と書かれていますが
1970年から1990年までの20年間における日本人成人の“足裏の重心の位置”を
測定・記録された先生がおられます。
東京工業大学教授の故・平沢弥一郎教授は、踵から爪先までを100として・・
20年間に、(平均して)47ポイントから40ポイントまで(踵寄りに)後退していた。
この傾向はさらに続くと見ていると・・

70年代(昭和45年代)のサラリーマンはほとんどの方が、
ポケットに“靴べら”を入れていたのですが
現代日本人で、ポケットに“靴べら”を持ち歩く人はほとんどいないでしょう。

すなわち、60〜70年代頃より
(“靴べら”なしで履ける)踵固定をしなくても済む履き物が主流になっていったわけです。
その結果が足裏の重心は踵寄りに後退していったと見るべきです。

これをもっと突き詰めていくと・・
スリッパをはじめとする踵固定の出来ない履き物や、履き方は、
足指をツッカケてしまいますので、足指(趾)の機能低下〜退化を意味します。
足指の機能が低下して、足裏の重心を前寄りに支える力が低下してきたわけです。

足指の機能低下は・・まず、(横アーチを形成している)横中足骨靭帯が緩んで
足裏の重心は、踵寄りに後退するだけでなく、外側に移動します。
そうすると・・足根骨の低下や、足首の関節靭帯に捻れが入り・・腓骨の低下
下腿骨間の開き、膝関節の歪み、股関節の歪み、骨盤の捻れ・・などなどを引き起こし
そして、なにより、
靭帯の緩みは、交感神経(自律神経)の作用により、関連する筋肉の緊張を呼びます。
(以上、私の“足指理論”と“靭帯理論”の簡単な説明です)

すなわち、筋肉の絶対量が増大しても、
相対的な筋肉量=有効筋肉量が増大するとは限りません。
(筋肉モリモリでも・・硬い筋肉では、障害を起こしやすくなるだけです。)

*******

著書『病は脚(あし)から』では、
筋肉の絶対量を増加させることを努力するように書かれていますが・・

どなたでも100の筋肉と、筋力を持っています。
しかし、100%発揮出来ていないところに問題が生じます。
(発揮できない原因があります)
どれだけトレーニングを積み、筋肉量をどれだけ増やせば解消できるのか?
不確実なことに汗を流すより=絶対量としての筋肉量が少ない場合でも、
てっとり早く、100%近く有効筋肉量を増加させるだけで、
問題はほとんど解消できます。
筋肉トレーニングはそれからでも遅くはないでしょう。

*******

『病は“脚”から』の中で
【カーフ・レイズでふくらはぎを鍛える】が出てきます。
これは“踵あげ運動”で、
私の言っている【足指(趾)スクワット】に一番近いのですが・・
やはり足指の視点が欠けています。

*******   *******

高血圧症や、糖尿病、心筋梗塞、癌疾患などなど・・
いわゆる「成人病」から「生活習慣病」へと、名称が改められたことは
医療にとっての前進だったと思いますが
現在の生活習慣病の視点は「食」生活習慣だけで、一面的で偏ったものです。
石原結實先生のように「動」としての生活習慣での視点も重要だと思います。
なおかつ、「老化&病は脚(あし)から」をさらに深めて・・
「老化&病は、足指(趾)から」と。

*******

なお、アトピー性皮膚炎など副腎に関わる疾患も・・
足指と大きな関係があると治療体験上確信して言えます。

コメント(1)

ご無沙汰しておりますが、気光整体で習った事いつも活用させていただいています。

さて、トピック作成できなかったのでコメントとして・・・嬉しいお知らせがありました。


本日、北京オリンピック前に足半プレゼントした女子3000mSCのHさんhttp://mixi.jp/view_diary.pl?id=888291266&owner_id=7270819から電話があり、前もらった草履みたいなやつ(笑)今置いてる・・・? と


オリンピック後は有名になり、うちに来てくれることも少なくなり、足半の評価も聞いてなかったまま、昨年末の忘年会で久々に会って以来だったので、びっくりです。

ボロボロになるまで自宅で使ってくれたみたです わーい(嬉しい顔)

アジア大会では
7/10(日)15:45スタートみたいです、まだ今年は世界陸上の標準記録突破できてないようなので、応援よろしくお願い致しま〜す。
http://www.jaaf.or.jp/fan/player/wom012.html

陸上走る人日本記録保持者も認める足半!いいね〜指でOK

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