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名人治療家をめざそう!コミュの冷たいもの中毒

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健康は呼吸で決まる(4) 

【呼吸の誤り】
 ところで、呼吸には肺までの外呼吸と、細胞レベルの内呼吸があり、この両者は密接不可分の関係にあります。
日本人に多い外呼吸の誤りは二つあります。一つが、口で息をすることです。二つめが胸式呼吸の浅い呼吸です。
腹式呼吸といった横隔膜で呼吸をすることが大事です。

日本人の多くは常時、口と肛門が開きっぱなしなので姿勢が悪いのです。これでは健康は保てません。
まず口をしっかり閉めて、歯と歯の間を1ミリ開ける。
そして尿道と肛門を閉じて、横隔膜を上に向かってつり挙げて呼吸すると、吐く時に丹田がへこみます。
常時、こうした姿勢で歩いたり、坐ったりすることを心がけると、腸の酸素不足が解消し健康になります。

睡眠中は必ず上を向いて寝ないといけません。横向きやうつ伏せでは下側の鼻が詰まってしまって、口呼吸になってしまいます。
寝るときは、唇を閉ざして、鼻孔をノーズリフト(鼻腔を広げる装置)で十分に拡大しておいて、
ふわふわとした柔らかい枕で真上を向いてお休みになることです。

睡眠中に口呼吸をすると、風邪症状になりますが、
これは無害なバクテリアが扁桃腺のM細胞からとめどなく体内に入ってきて免疫病となるからです。
M細胞では体内にバクテリアを取り込んで、インムノグロブリンAを生成し、それが洟(ハナ)と唾液に出てきます。
腸のなかでは、腸の分泌液に出てきます。
口で息をすると、唾液や洟が枯れ、その結果、分泌されないインムドグロブリンAは血液中を巡ります。
そして、腎臓の糸球体という濾過システムへいき、この蛋白質が糸球体を詰まらせます。
これが日本人に多い透析の必要なインムドグロブリンA腎症(IGA腎症)です。

さて、内呼吸についてですが、今日の医学では、エネルギー代謝や免疫力の面からはあまり考えられていません。
呼吸の本質はエネルギーの渦を回すことで、その主要な働きをする細胞小器官はミトコンドリアです。
ミトコンドリアでは糖を分解して酸化的リン酸化を行い、TCAサイクルを回して高エネルギー物質のATPをつくります。
この時にカルシウムとリン酸とチオールを集めます。
これが骨と軟骨になるのです。つまり骨格はエネルギー代謝の材料でもあり、同時にその産物でもあるのです。
内呼吸というのは血液と細胞の呼吸のことです。
内呼吸の障害とは、ミトコンドリアがうまく機能しないためにTCAサイクルが円滑に回らないことです。
これは腸や身体を冷やすことや骨休め不足が障害となりますし、また過度のスポーツでも起こります。
筋肉の動かし過ぎでは内臓の酸素不足になります。スポーツのやり過ぎは概して身体に悪いのです。
とくに日本では、勝つことばかりが先行して、呼吸は全く野放しの状態です。今日の日本人には内呼吸の誤りが四つほどあります。
これは哺乳動物一般の生命の掟を破っているのです。

1)冷たいもの中毒

一つめが、いま日本人のほとんどが「冷たいもの中毒」に罹っているということです
。腸を冷やすと、昔はおなかをこわすとして冷たいものを飲んだり食べたりしないようにしていました。
4度Cのミルクやビールを飲めば腸管造血系がダメージを受けて、潰瘍性大腸炎やリウマチといった難病になります。
呼吸の実質的な働きをするのは血液で、それを送るのがポンプ作用の心臓ですから、
そういう意味で、呼吸にとって血液の作用と心臓は必須といえます。呼吸とは酸素を使って栄養物を燃焼することですが、
この材料となるのが食べ物です。
わが国で、とくに今日問題になるのは、乳児に冷たいミルクを与えることです。
冷たいミルクで育った子供は冷たいもの中毒になります。これは非常に危険なことで、
腸を冷やすと冷血動物のようになって、その結果、問題の「キレる17歳」のような事件が起こります。
腸を冷やすと、腸がしもやけ状になり、先程述べました腸扁桃(盲腸など)からとめどなく腸内細菌が体内に入ってきて、
さまざまな免疫病を発症します。
いま日本中が冷たいもの中毒に陥っており、その結果として、多彩な免疫病が起こってきています。

2)「骨休め」不足

二つめの誤りは骨休め(睡眠)不足です。
横臥して重力エネルギー(位置のエネルギー)を解除する睡眠が不足すると、
造血系が障害され、結果として細胞呼吸と解糖系が阻害されます。大人で最低8時間、子供で10時間の睡眠が必要です。
骨と軟骨とコラーゲンは脊椎動物にしか存在しない物質です。
そして、これらはすべてエネルギー物質で成り立っています。
とくに、骨はピロリン酸エステルといって、高エネルギー物質の核酸のATP、GTPを生成する供給源です。
軟骨はチオールエステルといって、嫌気的解糖、酸素のない状態で代謝するエネルギーの要の物質です。
ですから、人間が立っているだけで、エネルギー代謝の要である造血つまり血液のリモデリングがストップすることになります。
血液の病気になる人は、決まって冷たいもの中毒で骨休め不足なのです。
睡眠とは骨休めのことですから、坐って寝ても効果はなく、重力解除が必要です。
そういう意味では、温泉療法は非常に有効な重力解除になります。
温泉に入って十分に骨を休めて、温泉から出ると重力が6分の1Gから1Gの世界に戻りますので、
横になって休む、せっかく温泉に入って重力解除しても、すぐに立ち上がって活動すれば、
2Gの重力を受けますから、またくたびれてしまうことになります。

3)腸管内臓系の使い方の誤り

3つめが、腸管内臓系の使い方の誤りです。口呼吸と暴飲暴食の噛まない食べ方は腸管を酒や食物で痛めつけます。
それに乱れた生殖行為です。口も鼻も生殖器も肺も、すべて腸管に由来しますので、
腸管内臓系の使い方の過ちで、常在菌や病原性の弱い細菌が腸扁桃のM細胞から、とめどなく体中に入ってきて免疫病となるのです。
女性の場合はとくに、生殖器からの不顕性(ハッキリしない)の感染が多いのです。
生殖に関しては、脊椎動物一般が臭覚を生殖の引き金としていますが、霊長類になるとこれが視覚に移ります。
イスラムの世界では生殖年齢に達した女性だけが顔を隠す風習がありますが、
これも生殖の効果器官が臭覚の鼻から視覚の顔ヘ移ったためです。ヒトでは顔が生命を代表する器官であり、
顔が生殖行動の引き金となる視覚刺激となっているのです。

4)筋肉の使い方の誤り

4つめが筋肉の使い方の誤りです。交感神経性のスポーツは体に悪いのです。
副交感神経で眠るように筋肉運動すると、細胞呼吸が活性化してまいります。

コメント(1)

西原先生の本は何冊も読んで煎るんですが、読み方が大変に浅かったです。

お陰様でそのことを痛感致しました。
ありがとうございます。

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