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名人治療家をめざそう!コミュの外反拇趾

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5月26日付けの日経新聞プラス1に
『正しい靴選び 外反拇趾防ぐ』と題して“専門家”の意見記事が載っていました。

「外反拇趾は遺伝もあるが圧倒的に女性に多く、
最大の要因は先細のハイヒール。正しい靴選びが欠かせない」
一方で
「幅広で柔らかければ足に優しいというのは思い込み・・
痛くないからと幅広靴を選ぶと・・外反拇趾もひどくなる。」

≪相変わらず“思考停止”していて・・進歩しないな!?
しかし、昔と少し違ってきたのかな?≫と、読みました。

私も、開業前は、足の専門家の著書を読んで、『外反拇趾の原因は
先細の靴や、踵の高いハイヒールが原因』と“思い込まされて”いました。

私の開業3日目、膝痛で来院した初老の女性の第二趾(人さし指)が,
第1趾(親指)の上に重なるほどの外反拇趾に・・思わず、
「お若いとき、ハイヒールなど先細の靴を履いたでしょう!」と
声を掛けました。
ところが、返ってきた言葉は「私は百姓の娘で、嫁ぎ先も百姓・・
毎日、長靴しか履いてません。ハイヒールなんて一度だって・・」と。
≪うッ!ん・・?≫ その時の私には、次の言葉が見当たりませんでした。

ただ、その時思ったのは、≪専門家達が言っていることは大嘘だ!≫
≪しかし、長靴で・・なぜ?外反拇趾になるのだろう?≫という疑問でした。
事あるたびに追及しましたが、理解できるまでに10年かかりました。

私の結論は、・・・
【足指を使わない、使えない結果・・⇒足指の機能低下・退化から
重心の分散が出来ずに、足指の付け根に過重な負担が集中し、
5本の中足骨を広がらないように止めている横中足骨靭帯が緩み
結果、中足骨が低下=横アーチが消失。
中足骨が開いて・・開張足に・・足底筋の腱との関係で、
中足骨の骨間が開いた分・・外反拇趾や、内反小趾となる。】

即ち、スリッパや、サンダル、長靴、靴ひもを結んだままで脱ぎ履きする習慣
踵を踏みつけて履く習慣、・・いわゆる、踵での『固定』の無い,
靴や靴の履き方に原因がある。

これは、日本独特の生活様式との関係・・即ち
玄関先で履物を脱ぎ履きするという習慣と、靴の履き方の関係です。
昔の日本人は、鼻緒付きの草履、下駄、わらじ、(歯のない下駄=雪駄はダメ)
でしたから、無意識でも、自然と足指を使いました。
ですから、足指の機能低下など起こらなかったのです。
しかも、なおかつ、これらの履物は、脱ぎ履きに便利でした。

一方、靴の先進国の欧米人は、
靴ひもでしっかり締めて=踵固定をシッカリして履いています。
(で、なければ、靴べらを使って履かざるを得ないような靴を)
指股での固定、あるいは、踵での固定・・・
どちらも『固定』が出来ていれば、足指を自然と使うように出来ているのです。
(実体験すれば、たやすく確認できます)

ハイヒールやパンフスなど、先細の靴に原因があるのでなく、
踵固定できない靴や、履き方に原因があるのです。
“ツッカケ歩き”の癖をつけて、足指の機能低下を起こし、重心の分散が出来ない
・・という歩き方に問題があるのです。

専門家達に欠如しているのは“踵部固定”の視点です。
形にばかり目が行き・・
『足指の機能低下』の原因追及が不足していると、言わざるを得ません。

*******   *******

足の横アーチが消失するのも、足指の機能低下、退化が原因。
新聞の記事内容も“結果”ばかりに目が行っています。

先細のハイヒールが原因なら、
男に、子供に、履いたことの無い女性に・・なぜ起こるのか?

身内の恥を晒すようですが、母をはじめ、弟の外反拇趾もすごい。
ハイヒールを履いたことも買ったことも無い姉や妹達の外反拇趾もすごいものです。
唯一、私だけは免れています。
(私の子供時代、ドロの跳ね上げで、服を汚し、いつも母に余計な手数をかけていた。
その負い目から・・小学高学年〜中学時代から・・歩き方の追求をしてきたお陰かも?!)

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