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こどもの教育コミュの慶応大の20歳の学生に昨今の集団的自衛権の問題についてインタビューしたら

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話題提供ということで、私の友人の許可を得て、そのひとのFBから転載させて頂きます。

--------------- 転載ここから

慶応大の20歳の学生に昨今の集団的自衛権の問題についてインタビューしたら

「このままじゃ自衛隊の人に申し訳ない。法整備のないまま手足を縛られて」「こういう大学に通う僕が戦場に駆り出される可能性はないと思う。この国で徴兵制は無理。若者は竹やりより弱い。専門性の高い軍隊に国を守ってほしいから、戦闘員が足りないなら移民を。そのために相当のカネを投入し、法整備も必要」

って言ったって。

これにはさすがに大笑いしちゃった。若者は竹槍より弱いかー、そうだよなー、って。

こういう言葉って、当事者意識があまりに希薄だ、といって怒る、という反応もあるんだが、オレはあんまり怒りも呆れもしないんだよね。なぜだろう、としばらく考えちゃったよ。

まず、言えるのは、この言葉は、正確に「政治家の仕事上の言葉」とイコールだということ(フィジカルには政治家も竹槍より弱いでしょ?)。ひょっとするとこの学生は慶応で政治を学んでるのかもしれないし。

もし、この若者に、自分は政治家の言葉をしゃべっているのだ、という自覚がないとしよう。そうしたら、いまどきの若者が、自覚なしに自然に「ものごとを政治家的に見て判断している」、ということで、それは過去の日本からの順当な結末のようにも見えたりする。

ずいぶん、昔だが、オレが若かったころ、日本の若者は自国の社会について何かを聞かれたとき自分の意見が言えない。そこが日本の若者の悪いところだ。アメリカの若者は、政治的意見を聞かれると堂々と即答する。それこそが国際的な正しい若者のあり方だ、としつこく言われたことがあった。

その後、オレは大人になり、アメリカの学生の即答は、別に自分の考えを言ってるんじゃなくて、単にいくつかの考えから好きなのを選んで、それを自分で論理的に少しだけ発展させ、それを言葉にしているだけだ、ということが分かってしまった。

でも、いまだに、そういうやり方がグローバルな態度である、という事は動かない。それどころか、昔、意見が言えない若者をダメ扱いした大人が、いまは老人になり、さらに強力に、若者をそういう道に教育しようとしている。

したがって、そういう日本の活動の帰結が、さっきの慶大生の言葉を作っているわけで、20歳の彼は見事にその方針に応えているわけだ。完成された若者、と言える。

政治や戦争のことを聞かれて、言葉にならない曖昧な返答を重ねてきた若者は、それを自分のこととして考えようとしたから、曖昧なことしか言えなかったわけだ。それを確定的な態度にするには、人生できちんと手順を踏む必要があったのだ。

ま、そんなわけで、怒りも、呆れも、笑えもしない事情なのだが。

ただ、若者は竹槍より弱い、というフレーズには笑った。

http://atdiary.jp/izaarin/entry/2014/06/29/413135.html

--------------- 転載ここまで

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