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葬儀相談所(コンサルティング)コミュの事例(3)小さな仕事はやりたがらない葬儀社

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 50代女性 Aさんのケース

Aさんのご主人は、入院が長く、ガンだったこともあり医療費がかさんでしまい、最期にはすごい金額になってしまったのです。 
お葬式をするまでのお金が残っておらず、ご主人に申し訳ないと思いつつ、仕方なく「火葬だけ」をする事にしました。  

「今はこれしかできないけど、余裕が出てからしっかり供養してあげよう」って思ったそうです。   

特に知っている葬儀社もなかったし、お葬式をするわけではないのでどこも同じだと思い、病院の霊安室にいた葬儀社さんに、全部お任せすることにして、まず自宅まで搬送してもらう事にしました。   

Aさんの自宅へ向かう搬送車の中で、担当の葬儀社に 

「費用はどれくらいかかりますか?」 

と聞いたところ、ご主人を亡くしたばかりのAさんに向かって、その葬儀社の担当者は 

「火葬するだけでしょ?20万くらいかね」

「本当だったらこんな仕事は請けないんですよ」

「本当に祭壇は飾らないんですね?」 

などと言い、まともに対応してくれなかったそうです。   


さらに驚いたことにその葬儀社、自宅でドライアイスの処置が終わったら、費用やこの後の流れなどの説明も一切せずに、

「明日またドライを替えに来きますから」

とだけ言って、さっさと帰ってしまいました。


亡くなったご主人と2人、家に残され、どうすればいいのか分からない、いつ火葬するのかも、いくらかかるのかも分からないというとっても不安な状態だったんですが、Aさんは「お金にならない仕事をお願いするんだからしょうがない」って思い、何も言わなかったそうです。
   
たまたま近所の知り合いに私の事を聞き、その知人から電話がありまして相談になってくださいとのことで、
とりあえずAさんのお宅へ伺ったんですが、いろいろな条件を考えた結果、費用を優先したいという理由で、そのまま搬送してくださった葬儀社さんに依頼することになりました。   

私が代理で交渉することになったので、その日の夜に葬儀社を呼びだし、今後の流れを説明してもらい、見積りを出し、費用を詰め、家族だけで火葬までを終えたのですが、最後まで対応に疑問の残る葬儀社でした。


 トラブルの原因

普通に考えたら、こんな葬儀社にお願いするなんて、おかしいと思いますよね?


でも、身内が亡くなったという非日常の状況では、必要以上に萎縮してしまい、Aさんのように「小さな仕事だから」と我慢をしてしまうことも多くあるんです。   

Aさんは勘違いしていますが、いくら祭壇を飾らないからといっても、どの葬儀社も同じな訳がありません。

ましてや「火葬だけ」というシンプルな形であればあるほど、対応の善し悪しが浮き彫りになるんです。  

病院ではじめてあった葬儀社に、そのまま全部をお任せするのは、残念ながら少し乱暴な選択でした。


 トラブル防止策

これはとっても簡単です。

“病院の葬儀社に、話も聞かないうちから全てを依頼するのはやめましょう。”

これだけ。   


自宅(もしくは安置の施設)まで「搬送だけ」をしてもらい、

「火葬だけを希望していますが、見積りをいただけますか?」

と言って、対応を見るだけです。   


ここでガッカリするような葬儀社は、あなたの顔が「お金」に見えている葬儀社です。そう思ったら 別の葬儀社をあたりましょう。  

逆に、しっかりと説明をしてくれて、対応も親切な葬儀社だったら、火葬が終了するまで、
親切に対応してくれますし、終了後もなにかと相談にのってくれますので、安心してお任せできます。


 解説

実は、私はこの葬儀社の名前を以前から知っていました。


驚くことにこの葬儀社、大きなお葬式をさせたら本当に「評判の良い葬儀社」だったんです。
歴史もあり、「お客様のために」と、しっかり仕事をする葬儀社だという評判も聞いたことがありました。   

でもここは、「火葬だけ」・「密葬」・「家族葬」というような「小さなお葬式」をやりたがらない葬儀社だったんですね。

でも、ちょっと考えてみて下さい。 

お金が無いことは「悪いこと」ですか?

医療費がかかったのなら、当り前のことですよね?   

では、
小さなお葬式は、葬儀社さんに対して「申し訳ないこと」ですか?  

それも違いますよね?   

小さなお葬式でも、ちゃんと利益が出るようになっているんですから、変な遠慮をせずに、しっかりと自分を持ってお願いしましょう。  

もし、良い対応をしてくれたら「ありがとう」と言う。
それだけでいいんです。

わけが分からないまま流れに乗ってしまうのは、とっても危険なことなんです。 
不安に思うような対応をされた時には、必ず質問をして、答えに納得できなければ、勇気を持っていったんストップさせましょう。   

最近の消費者のニーズは、ずばり「密葬・家族葬」です。

今後、この傾向は加速していくでしょうし、高齢化に伴い、大きなお葬式はどんどん少なくなります。
そんな時代に、小さなお葬式だからどうのこうの言う葬儀社なんて、ただのアホです。  

小さなお葬式に心を込めて対応できない葬儀社なんて、大きなお葬式の時にだって、必ずボロが出ます。

だって、お客様のほうを向かずに、お金のほうを向いているから。  

小さい仕事が半数を超える時代、大きな仕事でしか満足に対応できない葬儀社に、いったい誰が大きなお葬式を依頼しますか?

それも分からず、小さい仕事だからといって最低の対応をする葬儀社なんて、早いところ淘汰されるべきです。

コメント(12)

そうですよ契約とかではなくて当番といった方が良いかな、市の病院とかはその市の葬儀屋さんが順番に当番するのです。たまたま当番の日に亡くなったら搬送するとかお葬式をするとか権利があるってことですね。でもすでに葬儀屋が決まっていれば当番は関係ないですが。だから当番も当たりはずれがあるって事かな。
病院の葬儀社、一番間違いないと思ってついついお願いしてしまいますが、タチの悪い業者が多いですよね。
何事もやはり前にちゃんと話をして見積もりですね。
勉強になります。
そうですよ、よく勉強してくださいね、知ってって損は無いです、事前に見積りとっておくのも良いですし、生前見積りとって契約しておくと一番良いですね。そこにこの金額以上何があっても追加しないという項目も入れておく事。
お葬式には確かにお金がかかりますが、
お金をかけてもかけなくても、身内を亡くて
送る気持ちは変わりません。
最低限かかる金額はしかたがありませんが
それ以上は葬儀屋が決めるものではなく
金額でこの仕事をするのはどうかと・・・?
確かに商売ですから高い祭壇をしてくれたら
ありがたいですが、あえて望みません、
私達が扱ってるのは商品ではなく、
人なんです、誰もが大切に思う人なんです。
金額で態度や行動は変わらないはず
葬儀依頼を受けるということは、「縁」があるんです
大切にしましょうよ「縁」を!
はじめまして。gucciと申します。
葬儀屋をしております。
ご遺族とのお話には正直神経をすり減らしております。
時には一緒に涙してしまうこともあります。。。
これは業者としては失格でしょうか???

話は変わりますが、見積もる側の立場として、みなさんはどこまでの見積りを希望されるでしょうか?
私の地域は田舎なので、一番見積りとして当てにならないのが、返礼品です。
御葬家の目算で@2000×300個=600000円 と見積りを出したが、実際は@2000×100個=200000円 程度だったということも結構あります。またその逆も。
あとは、御通夜や精進落しなどの御料理についても、列席者の人数がなかなか把握できないということも多々あります。
したがって、より正確な見積りを要求するためにも、生前にどういった方とどういうお付合いがあって、どの位のご会葬が見込まれるかをできれば話し合っておかれることも大切かもしれません。
勿論家族葬であれば把握もし易いのですが、親族だからこそどこまで参列していただくかも、可能なかぎりご本人の意思をご確認されておくこともお勧めします。
はじめまして。召し使いともします。
葬儀屋家業をさせて頂いてます、金額の大小にかかわらず我々葬儀業を営む者としては如何に遺族の辛い瞬間を癒して差し上げるかを真剣に取り組んであげるのが職務だと思います。
どうしても葬儀社勤務の職員さんの立場では歩合制の給料の処が多いのが実情でしょうから・・火葬だけのお仕事はツマラナイのでしょう、しかし火葬だけでも数万円いや数十万円は頂くわけですから相応しい対応をすべきでしょう。
我々葬儀に関わる者は自分の服装にも十分注意して、それ相応の代償を頂いて仕事に関わって頂きたいと思います。
葬儀社各位さま社員さんに安物のスーツをきさせるのは辞めましょう。最低でも火葬のみの時にお客様から頂く代金よりは高いスーツを与えてあげてください。
はじめまして。
二十歳の方までが感じることを、この業界の方々は今まで何故感じることが出来なかったのでしょう。
このコミュニティを拝見させていただき、意識高い方・心ある方がいらっしゃる事に、心から嬉しく思いました。

葬儀業界を不審&おかしいと思い、全力でぶつかってきた数年。 物ではなく、人材。本物が残る時代だと思っています。
うわべだけ、その時だけ。お金だけ。そんなことで いい仕事が出来るのでしょうか?

コミュニケーションが大切。心あっての大切な仕事です。

お金だけに目のくらむノンプロ業者は業界全体を下げることになります。

基本ない人は、現場でどんなにイキがってみても、どんなに格好つけても、分かるんです。
どうか、”サービス業”の意味を もう一度 学習していただきたい。安売りはやめていただきたい。
反論も多いにディスカッションさせていただきたいと思っております。
どうぞ よろしくお願い致します。
私が思う葬儀社の姿とは・・・
????怪獣に怯える子供たちの前に現れるウルトラマンのようなオーラを出すことかな?
・・・・・・・・・遺族にしてみれば危篤状態が何日も続き精神的に疲れきって愛する方のご臨終を医師から告げられた・・どうしよう???葬儀屋さんに電話して・・・
僕なんかオーラを十分に貯めるために霊安室に入る前にシュワッチュと気合を入れます(心の中で)
いつまでも私はご遺族様にとってのウルトラマンでありたいです。いろいろな意味で。  合唱
司会に関しては、式の規模。参列者の人数。葬家の方々とお話しをしてみて。このような点から声のトーンや間の取り方を変化させます。進行役と司会者は大きな違いがあるのですが、皆さんはどのように感じてらっしゃいますか?

大きな式でも小さな式でも、葬儀社の方、お花、音響、照明、司会。コラボレーションして良い式を作りあげたいと 私はいつでも思っています。

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