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政治理論談話会コミュの蓋棺録

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誰かが亡くなった時に上がってくる(であろう)あまり縁起の宜しくないトピです(笑)。広義「政治系」ですが、コミュニティの性格上思想家や作家も対象になりうるでしょうし、雑談トピの変種としてある程度柔軟に考えたいと思っています。

本日は某呟きの場で呟いたことをそのままコピペします。

高橋進氏(国際政治史)の御冥福をお祈りする。20世紀ドイツ政治や戦間期欧州政治史の手堅い研究者だが良くも悪しくも派手さのない人で、京大の野田宣雄氏が暗に処女作『ドイツ賠償問題の史的展開』を指して「厳密周到な研究書だが歴史書としては味も素っ気もない!」と批判していたのを思い出す。



高橋氏は篠原一門下で、某野党の今を時めくホープで元閣僚M氏の一年後の入門。「高橋君が来ると分かっていたらM君は採らなかったな。」という直話を聞いたことあり(笑)。正反対の方に行ったM氏とは対照的に恩師直系の「岩波文化人」に終始したと言えるかな。



高橋氏には岡義武『国際政治史』(岩波全書)を引き継ぐような概説書を書いてほしかったが、遺稿とかは残っていないのかな。いわゆる教材プリントが出ていたという話も聞かないし、研究ノートがそのまま本になるというわけには行かなさそうだな。

コメント(1)

余談。

 なお、この平凡な名前は同姓同名が多くて、ぐぐれば分かるけれども日本総研系の経済アナリストが一人、そして「ヨーロッパ政治史」という超狭い市場でも現・龍谷大学教授のイタリア政治史の専門家がいる。しかも、厄介なことに亡くなった「ドイツ高橋進」もこの「イタリア高橋進」も、山口定(やまぐちやすし)というヨーロッパ政治史の研究者とそれぞれ共著(編書、訳書を含む)があるのである。藤子不二雄みたいに「高橋進G」「高橋・I・進」などと名乗ってもらいたいところであった。高橋進Gは篠原一の助手、そして山口定は学部時代に篠原一のゼミナールにいたが大学院は立命館であった。なんか「政治学版小谷野敦」みたいになっているので、この辺にしておこう。

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