「なぜメリーさんは白塗りしているの？」と疑問に思う人は多いと思います。
自分なりに理由を推測してみました。
今まで調べた限りでは、1982、3年までは厚塗りというほどの白塗りはしていなかったようです。
ではメリーさんが異様なほどの厚塗りを始めたのは、いつからでしょうか？
おそらく80年代末〜90年代初頭に入ってからだと思います。
きっかけの一つは、このころ骨折し背中が曲がったからでしょう。
容貌の衰えを隠すためだと思われます。
もうひとつの理由は舞踏家の大野一雄さんの影響だと思います。
（大野さんは女装に白塗りがトレードマークの舞踏家。
今年100歳を迎えられました）
老いた肌に塗る白塗り。
今まではストレートに似すぎていて、結びつけようという気になりませんでした。
しかし大野さんは1986年に関内の教文センターと関内ホールで公演しています。
（関内ホールはこけら落とし）
大野さんが横浜で公演するのはこれが初めてで、次回公演は1990年と93年。
時期的に符合していますし、メリーさんはちょくちょく関内ホールで芸術鑑賞していたそうですから、この公演を見た可能性があります。
もちろん推測でしかなく、故人に確認しない限りわからないことですが。
なお、遊女の白塗りは江戸時代の後期になってはじまったようです。
元来、白塗りは堅気の女性の化粧で、遊女はスッピンでした。
しかし遅くとも天保年間（1830〜1843）になると、遊女も白塗りするようになっていたそうです。
（お歯黒もしていたそうです）
遊女の白塗りは日本髪とセットですから、戦時中の昭和10年代までつづいたものの、戦後のパーマ全盛期になると一挙に廃れたようです。
自分なりに理由を推測してみました。
今まで調べた限りでは、1982、3年までは厚塗りというほどの白塗りはしていなかったようです。
ではメリーさんが異様なほどの厚塗りを始めたのは、いつからでしょうか？
おそらく80年代末〜90年代初頭に入ってからだと思います。
きっかけの一つは、このころ骨折し背中が曲がったからでしょう。
容貌の衰えを隠すためだと思われます。
もうひとつの理由は舞踏家の大野一雄さんの影響だと思います。
（大野さんは女装に白塗りがトレードマークの舞踏家。
今年100歳を迎えられました）
老いた肌に塗る白塗り。
今まではストレートに似すぎていて、結びつけようという気になりませんでした。
しかし大野さんは1986年に関内の教文センターと関内ホールで公演しています。
（関内ホールはこけら落とし）
大野さんが横浜で公演するのはこれが初めてで、次回公演は1990年と93年。
時期的に符合していますし、メリーさんはちょくちょく関内ホールで芸術鑑賞していたそうですから、この公演を見た可能性があります。
もちろん推測でしかなく、故人に確認しない限りわからないことですが。
なお、遊女の白塗りは江戸時代の後期になってはじまったようです。
元来、白塗りは堅気の女性の化粧で、遊女はスッピンでした。
しかし遅くとも天保年間（1830〜1843）になると、遊女も白塗りするようになっていたそうです。
（お歯黒もしていたそうです）
遊女の白塗りは日本髪とセットですから、戦時中の昭和10年代までつづいたものの、戦後のパーマ全盛期になると一挙に廃れたようです。
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