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左右の視点コミュのヤルタ会談についての考察

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1945年ルーズベルト大統領・チャーチル首相・スターリン元帥という日英ソ3ヶ国でソ連領ヤルタで行われた協議を考察します。
1943年1月カサブランカ会談の合意を基に現在の縮図の青写真を描いた基になったと思っています。
1)国際連合を新設し、戦勝国(米英仏ソ中)主導で国際秩序を維持する。

2)日独に対しては「侵略国家」として責任を追及すると共に、軍事力を剥奪し徹底的に封じ込める。

これに基づき憲法9条、東京裁判は行われました。

またヤルタでは国際連合構想にソ連が合意する見返りにポーランド・バルト3国などをソ連の勢力圏内と認め、対日参戦の見返りとして満州の権益・南樺太、そして北方領土を与える「秘密協定」が当事国の同意を得ることもなく一方的に結ばれました。

これにより第2次世界大戦後の東欧諸国がソ連の支配下で苦しんだのも、ソ連による満州経営や北方領土の占領、中国での国共内戦の激化と中国共産党政権の樹立、朝鮮半島の分断。
これらの原因はヤルタ会議での密約にさかのぼることが出来ます。
昨年5月ラトビアの首都リガでブッシュ大統領が
「安定のため小国の自由を犠牲にした試みは反対に欧州を分断し、不安定をもたらす結果を招いた」
と強く非難しました。

東アジア、中央アジア、東欧において何百万という人間の悲劇を生んだヤルタ協議について、考察したいと思います。

コメント(10)

この後、当時アメリカのリベラル政権への批判にはいり、脱東京裁判史観を目指しそれをアメリカに受け入れさせることができるのか?

みたいな話になるので反論異論ご用意くださいw
まず
アメリカには二つのアメリカがあります。
一概に反米・親米と言いにくいのは此処です。
共和党(保守)
民主党(革新)
この2党の相反する対立はそのままアメリカの日本に対する対応に反映するからです。
これは時期大統領選においても言えたことで親中派といわれるヒラリークリントン(民主党)が政権を執れば日本はかなり辛い立場になるでしょう。


ヤルタ会議当時のアメリカ大統領ルーズベルトはこの民主党。
1929年10月大恐慌により経済建て直しという意味もありルーズベルトは選ばれ「ニューディール」と言う名の下に社会主義的な経済政策を打ち出しました。(農産物物価格維持政策により農民の利益を確保し労働者の権利を保護)
その結果財政規模は急増し税負担が高まりその反面「ニューディーラー」と呼ばれるリベラル派官僚の権力が肥大し、労働組合員も1939当時300万から1941には9百万に増加してます。
この巨大労働組合とリベラル派官僚により「ニューディール連合」ができ主流を占めるようになりました。
対外的にもルーズベルトは就任と共にソ連と国交樹立。
反共をとなえる日独に敵対的外交政策を採るような流になりました。

反面保守勢力はミスター共和党ロバートタフトなどにより中立法を制定し外国での戦争には不干渉と言う立場を押していきます。
ルーズベルトがイギリスへの武器貸与法案にも真っ向から反対してます。

また彼は対日経済制裁にも反対の立場をとります。
「弱く敗北した日本ではなく強い日本を維持することがアメリカの利益になる」共産主義に対する危惧がこう言わせたのでしょう。

一休みw
結局この当時のアメリカ保守層は戦前から親日派ではないがルーズベルトの対日強硬策・外交には、反対的立場だったらしいが、歴史が示すとおりに対日圧迫外交にアメリカは突き進みます。

面白いのが、戦争に至るルーズベルトの外交政策に関して言えば、その当時の官僚であったヘンリー・スムチン(陸軍長官)は
「問題は、我々の側に過大な危害を与えないで日本を最初の一撃の火付け役にするには、我々はいかなる策略を使うべきか、であった」(1941/11/25スムチン日記)と述べられてるらしいです。
そしてアメリカ草の根保守のリーダー シユラフリー女史が暗に真珠湾陰謀説を支持しているような発言をしています。
女史は上の日記のぶんを引用し
「ルーズベルトとしてはヨーロッパで勃発していた戦争に出来るだけ早く参戦したかった。そして正当化したかった。真珠湾攻撃は参戦を国民に納得させる切り札であったと私たちは受け止めてます」と述べています。


1995年ヴェノナ文書が公開されルーズベルトの対日圧迫外交の背後に、アルジャー・ヒスた「ハルノート」の原案作成者ハリー・D・ホワイトらソ連のスパイの暗躍があったとわかりました。

一休みw
ヤルタ会議に戻ります。

ヤルタ会議3ヶ月反前アバレル・ハリマン駐ソ大使は、ルーズベルトにたいし「太平洋戦争に単に参加するだけでなく、全面的に対日戦争に参加するという完全な同意をスターリンから得てる」
事を伝えます。

果たしてロシアは太平洋戦争に必要だったか?アメリカ保守層は必要なしとの見解でした。
ロシアの参戦は、中国と北朝鮮に置ける共産主義帝国構築への道を開くはめになった。
それが今日の北朝鮮共産主義の独裁者の息子による核兵器の恫喝にまで結びついてる。

と保守層は弾圧しています。

それに、
アジアの共産化の危機をもたらしたヤルタ密約の裏に1948年にソ連のスパイと告発されたアルジャー・ヒス(第一回国連総会米国代表主席顧問)の暗躍があったと言われています。

共和党員のディビット・ローレンスや作家のジョンT・フリンはヤルタ会議でもヒスの行為を裏切り行為と激しく非難しますがルーズベルトシンパのメディアはヤルタ会議での成功を大々的に報道します。
とも草の根保守のシュラフリー女史は述べています。


真意は別としてもアメリカ保守層がこのようにヤルタ会議を東西冷戦に結びつけアジアの共産国を生み出し旧ソ連の横暴を呼び現在の北の核実験まで関連つけていることに非常に驚きました。
日本にとっても、北方領土問題はヤルタ会議からですし、東京裁判のガイドラインもそこではないかと思います。

そう考えるとアメリカの共和党(保守層)とは脱東京裁判史観を共有出来るのではないか?
と言う意見もあるそうです。
5: 瀬戸山 さん
>民主党 メチャクチャじゃないですか。

 別におかしくはないと思います。

 米国の政党ですから、米国の国益を考えて動いているのです。その行動原理に反する政策は無かったかと。
>共和党は10年先までは見えている。

大して変わらんと思います。
アメリカと言う国は「独裁者を倒せば、その地域は民主化する」と根拠もなく信じているようなところがありますから。

それに、ルーズベルトは確かに問題のある人物ですが、自由貿易構想と国連による集団安全保障を使って、アメリカの国益を50年間守る構想を持っていました。

ただし、あの地域から日本を【排除】した後のことは純粋に「考えてなかった」のでしょう。

ジョージ・ケナンの本にその様な記述がありました。

これはベトナムでもイラクでも繰り返されたことですね。

そもそもあの当時、中国にどれだけの「商利」を見込んでいたのか疑問です、私は「とりあえず他国には渡したくない」とだけ思っていたのではないかと思います。
共和党が先を見据えているか?
いや、、一応見据えているでしょうが、今回のイラクを見ると1年先も見据えていなかったというか、、情報分析、対応の甘さを感じます。

民主党も共和党もどちらもアメリカ的(強国の理屈)理屈で動いているのでしょう。

民主党の時代にソ連の台頭を許し中国の革命を阻止できずに共産圏にしてしまい、冷戦構造を作ってしまい、朝鮮戦争を経て北をチュチュ思想に、、
また、クリントンの時の対応の甘さが現在核保有国として黙認せざるえなくさせてしまってる。

共和党は?といえば、、アルカイダ、アラブ、強いてはイスラム原理主義に対する認識が甘く、組織として対応してしまったためジハードの名の下にイスラミストの恨みを買い対応しきれなくなっている。
イラク戦争は明らかに失敗だったと言われ民主党に主導権を握られ北朝鮮に譲歩する形を取っている。

どっちもどっちですが何故か日本にとっては、共和党政権の時の方が与しやすいと言うことでしょう。
確かあの当時の発想で民主党はアメリカ自身を信じすぎていたってのはあったんですよね、確か。

要はソ連が核をこんなに簡単に使えるようになるとも想定していなかったし、中国で共産党が勝つとも考えてなかったし、すべてはアメリカが言えば右へ倣えすると。。。

大雑把に言えば民主党は”小さいの”は無視して”大きいの”を飼いならせばアメリカの天下と思い失敗し、共和党は大きいのとは仲良くして、”小さいの”を叩けばアメリカ中心に。。。と思ったら時代を読み違える。

自身アメリカの会社にいて思いますけど、彼らは理でうまくいくと考えるんですけど、うまく行かないとすんごい感情的です。今までの理はどこに行ったんだ?というくらいに。

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