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公正で持続可能な社会コミュの地雷廃絶と被害者支援の会・熊本

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対人地雷廃絶条約を今も批准しない国への訴え

  〜地雷廃絶と被害者支援の会・熊本〜

 1997年対人地雷廃絶条例が締結され、1999年に発効したことは、新聞等々でご存知かと思いますが、世界の軍事大国や紛争当事国はこの条約を批准していません。また、ここ1年くらい急に盛り上がっている憲法改革論議に、市民から多様な意見がでていますが、熊本地元紙に熊本を中心に地雷廃絶と被害者を支援している団体の代表の最相博子さんの意見が出ていました。

 最相さんは、長野オリンピックで聖火ランナーとして走られた地雷の被害者でもあるクリスムーン氏とその著書「地雷と聖火」と出会い、「今でも地雷に苦しむ人がいる。これが、現代の話なのか」。クリスムーン氏は、義足で過酷なマラソンに挑戦し、世界の現実を知らせるために続けていること知りました。

 最相さんは、ぜひクリスムーン氏を熊本へ呼ぼうの思いで、仲間と作る同時通訳協会(最相代表)の研究会で「世界の地雷問題とクリスムーン」と題した英語スピーチを行った。これを契機に、仲間や賛同者で会を発足させ、クリスムーン氏を招聘し、阿蘇カルデラ100kmマラソン参加や高校での講演等で地雷廃絶を訴えている。

 最相さんは、カンボジアの実際の地雷原に行き、地雷探索の状況と地雷を爆破させて撤去する一連の作業を体験し、強烈な爆音と威力が目に焼きついたそうです。クリスムーン氏とは、私も3回お目にかかりましたが、モザンビークでの地雷撤去が終わったはずの場所を歩いていて、たまたま探せなかった地雷を踏んで、片手・片足が爆風で吹っ飛ぶ大けがのために、入院生活とリハビリを余儀なくされたそうです。
 その苦しさは、創造を絶するものと思いますが、それを乗り越え紛争地域の現実を知らせるために、走り続けていると言われました。この強さは何処から来るのか、世界の人々へ伝えるメッセージが伝わって来ます。

 最相さんは、その後カンボジアに5度を旅をして、地雷被害地の被害者の生活の現実と向き合い、被害者が働けず困窮した生活を見た。手や足、視力を失った子供たちが自分の二人の息子と重なって感じたそうです。
「兵器がもたらした不幸を目の当たりにしてきたからこそ、平和という言葉の重みを感じている。小学生のとき学校で、「日本は、戦争を放棄した国です」と先生におそわり、「えー、よかったね」と喜んだのを覚えています。9条は、世界のお手本だと思った」と最相さんは話されています。

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