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公正で持続可能な社会コミュの(総選挙の大義)2本の情報パイプ「ホーソン・リサーチの教訓」

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(総選挙の大義)2本の情報パイプ「ホーソン・リサーチの教訓」

 今朝日記の島津斉彬公の薩摩改革の切り札「藩主への手紙」は、低迷していた藩政改革の中で、「慣習」に刺激を与える目的がありました。特に中間管理職の目標を持てないことで怠惰・腐敗、上下の情報伝達の詰りの解消を目的に行われました。誤算(得たもの)は、西郷吉之助という掘り出し物でしょうか。

*(西郷隆盛)薩摩藩(井の中)のカエルから維新の英傑に
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1123048741&owner_id=2182841


■支持率上昇「政策優先が理解された」=官房長官
 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=792960&media_id=4

>「首相にふさわしい政治家」を問う質問で麻生太郎首相が小沢一郎民主党代表を上回ったことについては「首相自身も『ペケ』より『マル』の方がいいわけだから、大いなる激励と受け止めているのでないか」と語った。

これが日本の報道官(幹部長官)の意識レベルなのか・・・
国家リーダーの言動の補佐をもっと自覚し、未来を見据えて発言してほしいものです。


・ホーソン・リサーチの教訓
 話は変りますが「将の器 参謀の器」の中に、興味あることが書かれていました。テーマは、「゛ホーソン・リサーチ ゛の教訓」???、と思い読み進むと、それは組織の怠慢の原因が何か分からない工事を精査したハーバード大学の教授の調査から、意外な原因と解かりました。

 ずいぶん昔の話ですが、アメリカ電気通信大手「AT&T」の子会社「ウエスタン・エレトリック」のシカゴの、ホーソン工場で、大量の不良品は出始めました。経営者は、原因を新鋭の工場にあると、八方手を尽くし調査します。

 工場長は、室内環境、冷暖房、女性トイレの清掃調べたが良好。さらに給与や福利厚生は言うと、給与はダントツ高く、福利厚生施設は充実している。結局わからず、ハーバード大学のメーヨー教授の依頼しました。
 メーヨー教授は、行員全員から聞き取り調査をおこなった結果、つぎのようなことを知った。

(本文より)
<3つの疑問>
・働き手は誰ひとりとして、自分のやっている仕事の目的を知らない。つまり、自分のやらされている仕事は「何のためか」ということを承知していない。

・働き手たちは、自分のやった仕事が会社や地域のためににどう役立ったのか、それも教えられていない。つまり自分のやったことは「どれだけ役に立ったのか」という貢献度、寄与度を教えられていない。

・貢献度や寄与度はあったとしても、それに対してどういう評価がおこなわれているのか教えられていない。つまり「ボーナスの清算基礎」や人事異動の際における「考課表」の内容を教えられていない。

 一言で言えば、
「ホーソン工場で働いている人たちは、何のために毎日仕事をしているのか全然誰も分かっていない」
と言うことであった。(中略)

 メーヨー教授はその理由を、
<情報不通の要因>
 工場内には、必ず2本のコミュニケーションのパイプが設置されていなければならない。2本のパイプというのは、1本は上から下に達するトップダウン、もう1本はボトムアップというパイプ、両方が機能していない。

<ホーソン工場の気付き>  
「仕事の3つの目的」
・この仕事は何のためにするのかという目的
・自分のやったことがどれだけ役に立ったかという寄与度
・そしにたいして、どんな褒美がもらえるかという評価
(以上、「将の器 参謀の器」から)


・労働の「目的」「寄与度」「評価」
 派遣労働者、労働のマニュアル化、労働市場、等々、仕事の均質化と取替え自由な単純作業な中にも、人間と言うもは、「目的」「寄与度」「評価」が3つの必要と思います。

・「老人介護」「老人福祉」の行き詰まり
 特に入れ替わりに烈しい「老人介護」「老人福祉」の人材活用において、3つの要素がとても乏しい労働環境と思います。病院、福祉施設の経営者は、「替わりはたくさんいる、不都合ならやめて良い」、「高齢福祉予算の最大制限」、「行政の福祉予算削減のための民間委託(外注)」、・・・、福祉現場の限りない残業と増えるばかりの高齢者人口。

・現代の官僚と斉彬改革前の薩摩
 天下り期間を作る官僚、政権奪取に賢明の政治家、田舎の高齢者を忘れた都市市民、「無関心」こそ、問題と思います。政治は、豊かなひとのために出なく、苦しい生活環境を改善することに意味があると、多くの先人が実践しています。

・大義こそ、「マンネリ怠慢・腐敗」の環境を変える
 今の日本の最大の問題は、斉彬改革前の薩摩藩と同じ「マンネリ怠慢・腐敗」の環境にあると思います。世界のために何をするのか、明確なテーマ「目標」を国民に示すことが、国を引っ張るにリーダーに無いことと思います。

 自民党であれ、民主党であれ、世界を先導する「大義」を語り実行するリーダー(政党)こそ、次回の政権を担う資質が有ると思います。

*参考資料:童門冬ニ著「将の器 参謀の器」


<関連日記>
(西郷隆盛)薩摩藩(井の中)のカエルから維新の英傑に
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1123048741&owner_id=2182841
・その目的は、日本のために薩摩藩は何をすべきか、ということ。
>(島津斉彬と西郷吉之助):やはり人間にとって大事なのは、「出会い」であり、その出会った人間に対してどう印象を持ち、その人物から何を学ぶかによって左右される。


<(携帯論語)心を育てることば>
 http://mixi.jp/view_community.pl?id=4016778
(3/30)「相談話は、相手をうんざりさせる」
(3/30)「大道廃れて仁義あり(老子)」


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