ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

T.FLANAGANコミュのBetween The Devil and the Deep Blue Sea

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Harold Arlenn(1905-1986)
ナイヤガラの滝の町、バッファロー生まれ。高校を中退してニューヨークに出て、ハーレムのコットン・クラブでもラグタイム・ピアノを弾いていたということです。その後、フレッチャー・ヘンダーソン楽団のアレンジャーもやり、30年代から40年代と、テド・ケラーやジョニ−・マーサーらとコンビを組んで、スタンダード中のスタンダードをめちゃめちゃ書いています。

Between The Devil and the Deep Blue Sea,は『絶対絶命』直訳すれば『悪魔と深海に挟まれて』と言ったところか…まさにどうしようもなく絶対絶命の危機に苛まれた状態を思い浮かべます。

 元々この曲は、テッド・ケラー作詞、ハロルド・アーレン作曲による1931年の作品。コットン・クラブでのレヴュ−『リズマニア』のために書かれたもの。絶体絶命なんてハラハラする内容かと思いきや、『君を愛しているわけじゃないけど、いなくなったら困るんだ。どうも君を愛しちゃったみたいだ。こりゃもう絶体絶命〜』なんて、恋した気分をコミカルに歌ったもの。

 英語の歌詞の詳細は知らないので省きますが、歌詞から想像するに確かにフラナガンも少しコミカルにやさしく愛を囁いているかのようなチャーミングな演奏。エラ・フィッジェラルドもハロルド・アーレン作品集でこの曲を歌っていますよね。最近では仲宗根かほるの『TABOO』かな?

で…、こういうタッチがフラナガンらしくて好きなんだな〜
1.PLAYS THE MUSIC OF HAROLD ARLEN(1978)と2.SEACHANGES(1996)の同曲を聴き比べてみると…
1の方はピアノの音が軽やかに感じる、ジョージ・ムラツのベースも少し高音ぽくって軽快な感じ。一方2は円熟味を増していると言うか落ち着いた感じ、18年の月日の流れを感じます。(僕は2の方が好きだな)もう十八番中の十八番って感じです。

コメント(12)

I Cover The Waterfront(波止場にたたずみ)
ビリー・ホリデイがコモドアに吹き込んだ『奇妙な果実』での名唱で有名な曲。

I cover the waterfront
I'm watching the sea
Will the one I love
Be coming back to me
I cover the waterfront
In search of my love
And I'm coverd
By a starlit sky above

”一人で人気のない波止場にたたずむ、海を見ている私〜
あなたは何処に、もう忘れてしまったの
私のところへ戻って来て‥” 切なく虚しい女心を、
息苦しいほどの感情を込め淡々と歌うビリー・ホリデイ。

こういった歌ものの演奏は、さすがフラナガンって感じです。
SEACHANGESに収録されるピアノ・ソロから始まるこの曲、
あくまでもスフィテケイトにビリーの歌のような息苦しさがなくサラリと演奏している。
ベースもドラムも控えめで実にいい感じで歌っている。
もう1枚上げるとしたら、ジョン・ルイスと
サッシャ・ディステルの『アフタヌーン・イン・パリ』での
演奏。若干19歳のバルネ・ウイランのテナーに驚き、
ジョン・ルイスの粋なアレンジに納得。(このアルバムは全部
いい!)名唱に名演‥
I cover the waterfront はナイス!選曲でした。
さすがNaimaさん、Deepですね。
まさにDeep Blue Seaです。ぼくも、この曲が大好き!
そう言えば、Lady be good … for ELLA
のROUGH RIDIN'に
"Between the Devil and Deep Blue Sea" に似たフレーズありますね。
また後日詳しく書きます。

このアルバムも大大大すき〜
Blossom Dearie : Give Him The Ooh La La

確かにかわいい声ですね。彼女のステージはピアノの弾き語りで、ロンドンのクラブ ” RONNIE SCOTT'S"でのライブを聴くと、語りを交えて大変楽しいステージのようだ。聴衆も反応して笑い声が聞こえる。でも演奏中はビル・エバンスのビレッジ・ヴァンガードの時みたいに騒がしくない。一本筋の通った姉さんのようで『ちょっと、あんた黙ってらっしゃい!』と言ったかどうか知らないが、演奏中にガヤガヤとおしゃべりしたりするとステージの上から注意したそうだ。

さて、ブロッサムはお好きですか?彼女が歌う『絶対絶命』はチャーミングでセクシーでとても大好きなナンバーです。
0:58 〜 2 : 05 のあたりです。たぶん聴こえるはずです。

ええですよ!Blossom Dearieは 
お奨めは
AT RONNIE SCOTT'S と Give Him The Ooh La La です。
後者は1,000円だよ。
フラナガン先生は VELVET MOON がお好きならしく、この曲のフレーズもよく他の曲に出て来ますよ。さ〜て何〜だ。
答えは後日って事で … 『エッ!?もう解ったって?』
トピックで教えます。
Diana Krall / Stepping Out 1993

Diana Krall(p, vo), John Clayton(b), Jeff Hamilton(ds)

1. This Can't Be Love
2. Straighten Up And Fly Right
3. Between The Devil And The Deep Sea
4. I'm Just A Lucky So And So
5. Body And Soul
6. 42nd Street
7. Do Nothin' Till You Hear From Me
8. Big Foot
9. Frim Fram Sauce
10. Jimmie
11. As Long As I Live

うん、確かに録音がいい。カナダのマイナーレーベル『ジャスティン・タイム』からのダイアナ・クラールのデビュー盤だけど、ジョン・クレイトン(b)、ジェフ・ハミルトン(ds)との息のあったトリオで演奏もヴォーカルも申し分ない。

▲『絶対絶命』はヴォーカルなしのトリオ演奏。軽やかでチャーミングでオシャレ!できればダイアナ・クラールのヴォーカルも聴きたかったな〜 
ジェフ・ハミルトンのドラムソロ(バスドラがズンズンくる)やジョン・クレイトンのベースも凄く決まっててかっこいいです。
TENORMAN / THE LAWRENCE MARABLE QUARTET 1956

ドラムのローレンス・マラブルのリーダー・アルバムなのにタイトルは「テナーマン」。テナーで参加しているのはジェームス・クレイ。
一時期『幻の名盤』として数万円の値が付いていたとか、今はCDで1500円で買える。
Straight, No Chaser / Thelonious Monk

Between The Devil And The Deep Blue Sea はモンクのピアノ・ソロで・・・・・
「荒城の月」もイイね。

CBS移籍後のモンクス・ドリームとか本作とか、この頃のモンクが特に好き。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

T.FLANAGAN 更新情報

T.FLANAGANのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング