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読書倶楽部コミュの第7回課題図書 「悪意」 2007.3

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「悪意」東野圭吾/著 講談社文庫
人気作家が仕事場で絞殺された。第一発見者はその妻と昔からの友人。逮捕された犯人が決して語らない動機にはたして「悪意」は存在するのか。 「衝撃のたくらみ」加賀刑事執念の捜査。翻弄され尽くす快感と、くらくらするような結末。
担当者・ masakoさん

春ですね。
本を持っておでかけするのも、気持ちいいかもしれませんね。
ポカポカ陽気にまったり読書。

コメント(10)

今、読んでいます。
読みやすくっていいですね。
みなさんもチャレンジしてみてくださいね!
また読み終わったら改めて感想書きに来ますね〜
非常に読みやすかったです。
「文章」に私もすっかりやられてしまいました。。
普段からよく思うのですが、文字から得る情報に対する信頼、って、わりと強烈だと思います。
本に書いてあると、それが「真実だ」って、無意識に思ってしまったりする。(私だけかもしれないけれど)
文章って、作者の意図をすりこむ手段としては、映像なんかよりうんと勝っているんですよね。

うまいことできている。

しかし、なんと暗くじめじめとした悪意なんだ。
こいつを日干ししてやりたい。
「金閣寺」の溝口と一緒に、ベランダにぶらさげてパンパンしてやりたい。

でも、決して私と無関係でない。
私の中にある、同じような湿気が立ち込める可能性。
憎しみとか、生理的に受け付けないとかが、ここまで成長しませんように。。。

面白かったです。
最近、参加率が低迷していますが、この本はとても読みやすいのでぜひぜひ手を出してみてください。
そしてみんなでぐじゃぐじゃ言いあいましょう!
『悪意』読みました。

いつじさんもおっしゃっておられるとおり、私たちって、きちんとした文章になっているものに弱い。確かに耳から聞く情報より信頼性を感じてしまいますよね。

それにしてもあの強烈な悪意。このような形で作品として完成させてしまう作者に脱帽です。

いつじさんの<「金閣寺」の溝口と一緒に、ベランダにぶらさげてパンパンしてやりたい。>には思わず笑ってしまいましたが、同感です。もうちょっと明るいお日様に当たれ、と言いたい。

東野圭吾はまだあんまり読んでないので、これから読んでみたいです。仕事を始めてからぐっと読書量が減ってしまったけど、課題図書だけはクリアしていきたいので、よろしく!
ようやく図書館から本が届きました。
『金閣寺』の後だからでしょうか。本当に読みやすくてほぼ1日で読んじゃいました。

みなさんおっしゃるように、私も犯人の手記に翻弄されまくりました。
完璧に殺された日高を悪者と思い込んでしまいました。
こういう陰湿でドロドロした心を誰もが少しは持ってるのかも…と思うと悲しいですね。

私にもじめじめ心が出てこないか心配にもなりました。
いつじさんが言うようにたまにはお日さまに当たってパンパンして、心をカラッとさせたいです。
こっこさん>
騙されちゃいますよねー
何も疑わず、犯人に同情すらしちゃいましたもん。
・・・東野氏の罠にはまりまくりだ・・・
やられた。
最後まで読んで初めて「悪意」というタイトルの意味が分かりました。
ここまで人を嫌うのって疲れないのかな〜? 人を嫌うのって疲れると思うのですが。。。 そう思うのは私だけでしょうか?
まるちゃんさん>
あー、私も無理です。
そこまで執念はありません・・・
子供が殺されたら、憎むだろうけど。
私は、嫌いになるとしんどいからなるべく近づかない。
やっと初感想です!
島ではむちゃくちゃ有名どころの本の一部しかお目にかかれないもので・・・。(金閣寺は読み直し途中で挫折しました)

まず、時間の流れがゆっくりしている感じがしました。
じわじわっと来る感じ。
そして、ついに確信がきたー!と思ったら裏切られ
途中からはかなり集中して読むことができました。

日高は結局いい人だった模様で
しかも、悪意には理由などないといった感じだったのですが
それまでに裏切られまくったため、
読んだ後に
「本当に日高は何の落ち度もない、いい人だったのか?」
という疑問が残りました。

小説という手段で手記の偽りを暴く。
今後、文章を読むときは
慎重になりそうです。
担当者だったのに感想書くのを忘れていました(^_^;)

ミステリーは早く感想書きすぎると、ネタばれになると遠慮していたら、書いたつもりでいました。


これは本当に騙されますよね。最初にねこを毒殺(?)したというところで、たいていの人がほとんど無意識に日高が冷たい人だというイメージを持ってしまう・・というところからすでに作者の思う壺だったんだなぁ。

この種の「悪意」誰もが心のどこかに持っていると思います。
自分より明らかに優れていて、良い人であったりお世話になったりしていても、どこか自分を卑屈にさせる部分をその人の中にみつけて敬遠してしまう、苦手意識を持ってしまう。
そんな感情が、嫉妬になったり悪意に変わっていくのかもしれません。

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