ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

Krishnaコミュのナマステ・クリシュナ!5〜7

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
     「ナマステ・クリシュナ!5」 


夢を、あきらめたくない。ずっと舞台俳優になることを夢見て
きた私にとって、地元で定職について一生を終える人生の選択
肢は、どうしても選ぶ事はできなかった。だが現実は、何の能力もない、都落ちした肩身の狭いフリーター。まずこの厳しい現実を生き抜くためには、人生の指針となるものが必要だった

★インドで読んだ「自己の探求」という本には、とにかく「バガヴァッド・ギーター」というインドの経典を読むことが、やたらと薦められていた。インドの英雄マハトマ・ガンジーも、人生の指針としていたこの経典。実はこの経典こそ、東京のクリシュナ寺院で頂いたにも関わらず、古本屋で100で売り払ったあの経典に他ならなかった#今度こそ読んでやると一念発起し、大阪にあるクリシュナセンターなる所へ電話で注文してみるも、送料込みで3000円という答えが返ってきた。無知がゆえに100円で売ってしまった事にかなり後悔したが、罰当たりな事をしたという自責の念もあり、泣く泣く財布の口を開ける始末となった。(6へ続く)

      「ナマステ・クリシュナ!6」


今から約5000年前、自分にとっての親族や恩師、友人を戦争によって殺さなければならなくなった剛勇の戦士がいた。その名はアルジュナ。両軍は戦場に出揃い、今にも戦が始まらんとするばかりであった。血縁関係の者を殺す事に悩み、苦しみ果てた彼は、無二の親友クリシュナに助けを求めた

★その時、歴史が動いた。この時に最高神クリシュナが語った言葉によって、彼は悩みから解放され、壮絶な戦いに勝利を収めたのだった。そして、神自らの言葉が、経典「バガヴァッド・ギーター」として、悠久の時を経た今も、人々の心を捉えて離さない不朽の書物となったのだ

★では、アルジュナに戦いを決意させた神の言葉とは、一体どんなものだったのか。クリシュナ曰く、人間の本来の姿は、この物質的な肉体ではなく、精神的な魂である、と言明している。そして「人が古くなった衣服を捨てて、新しい別の衣服を着るように、魂は古びて役に立たない肉体を脱ぎ捨て、次々と新しい肉体をまとうのである(ギーター2章22節)」とも語っている

★つまり、今ある肉体は一時的なものなので、その肉体に関する事物(ここでは血縁関係)に執着せずに、本当の人間の目的に向かって生きるように悟したのである。(7へ続く)
     
      「ナマステ・クリシュナ!7」


神を愛し、仕えること。これこそ人間生活のあらゆる苦悩を解決する唯一の道なのだと経典は結論している。

★人間は元来、愛する人の為に懸命に働き、仕える事に大きな喜びを見い出している。その愛と奉仕の対象を、周囲の人間にではなく、神に向けよと言うのだ。今まで見た事も感じた事もない、人格を持つとされる神に。そうする事によって本来の自己である魂は、今の肉体を離れた後も新しい肉体に移される事なく、生老病死の苦しみから解き放たれた精神的な惑星に住み、最高神クリシュナに愛と奉仕を永遠に捧げる生活が始まるというのだ。

★現在、経典「バガヴァッド・ギーター」は、様々な学者が独自の見解を加えて世に送り出している。クリシュナは神ではなく人間であったとか、クリシュナによって語られた啓示は、作り話にしか過ぎないといった説である。だが、インドは元より欧米で圧倒的に支持されているのは、クリシュナこそ最高人格主神という、経典をあるがままに受け入れた見解なのである

★今や世界中に寺院を構えるクリシュナ意識国際協会。大阪にあるクリシュナセンターでは、月に一回お祭りを催しているという。洗脳されるかもしれないという不安もあったが、経典を読んでかなり興味が湧いた私は、ものは試しで早速参加してみる事にした。(8へ続く)

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

Krishna 更新情報

Krishnaのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング