ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

透析らいふ ミクシイ支店コミュの第28回南大阪透析スタッフ談話会

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
12月1日(土)17:00〜
堺市にあります国際障害者交流センター(ビック・アイ)にて南大阪透析スタッフ談話会が開催されたので参加してきました。

私はこの会に参加して3年目。
1年目には会場に行く途中で自転車に乗っていた若者が道路で横たわって痙攣している現場に遭遇。安全確保して呼吸確保したら意識が戻ったので大ごとにはならなかったですが、対処しながら片手で携帯電話から消防に電話をかけていたことを思い出しました。
勉強会に参加するためにスーツを着ていたのでちょっと汚れてしまったけどねw

まあ、そんな昔話はおいといて。

今回のテーマは『終末期医療の中で維持透析中止、透析導入断念を決断するための諸問題』

透析は生きるための治療ですが、時として透析を行うことが患者にとって体の負担になり、苦痛になり生命の質を落とすケースがあります。

例えば末期癌や高齢で終末期を迎えた患者さんである。

超高齢化の昨今、我々の透析施設でも高齢者の透析患者さんは増える一方であり、この問題には必ずぶつかる。

大事なことは患者さん本人がどう生きたいか、どう死にたいかにある。

私も経験したが、80歳を超える患者さんが食事もとれなくなり、次第にやせ細り、自力で立ち上がることもできなくなり透析を受けたくないと言葉にしていました。
しかも、身寄りもない。

透析によって余計に体力を奪い、通院も危険になってきたとき、患者さんの意思を尊重し医師は維持透析を中止。

しばらくして自宅で永眠。往診の医師に頼んでいたので最後はその医師が看取った。

これが良いことかどうかは答えは難しいが、患者さん本人が嫌々透析を受け、身体的・精神的苦痛の中最期を迎えるのもはたして人間としてよいかは私にもわからない。

やはり本人がどうあるべきか決められる時期に決めておくことも大事だと思う。
最近では書面による生前の意思表示が広まりつつある。

私のケースでは孤独な患者さんであったが、そうでない患者さんは本人の意思と共に家族の意見も重要になる。

主治医をはじめとし、看護師や訪問看護などと力を合わせ、患者さんと家族とよく相談し、患者さんのよりよい終末期を迎えられたらと願います。

とは言ってもまだまだ透析患者における終末期看護は途上である。

特別講演で長寿クリニックの今田先生は「人事を尽くして天命を待つ、我々はこの間の終末期医療を行うことが重要」だと述べていました。

患者さんや家族に「お世話になりました」と言われるよう・思われるように日頃から医療に携われたら本望ですね。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

透析らいふ ミクシイ支店 更新情報

透析らいふ ミクシイ支店のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング