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自然染料コミュの初心者のための染めに関する質問コーナー

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染めに関する質問用のトピです。
初心者に限らず聞きたい事を書いてみてください。
おいら一人では限界があるけれど、ここに所属している誰かがきっとその答えを持っているはずなので。

コメント(10)

今回はシルクの染めをちょっと書いてみますね。
シルクは動物繊維なのでとても染まりがよく、ある意味手軽に染める事ができます。ただ、シルクは独特の光沢を持っているためその光沢が損なわれてしまっては台なしとなってしまいます。その為には最期の仕上げで風合い処理と言う作業をします。

まず、練成とよばれる作業です。これは簡単に言えば洗濯する事だと思って下さい。
シルクの場合は、ぬるま湯にシャンプー(安物でいいです)を約キャップ一杯ときます。これに浸けて洗います。これは表面の油やよごれ、蛍光剤、ノリといったものを取り除く為です。
それをすすいで洗剤を取り除いた後、やはりぬるま湯にリンス(100円ショップでいいですよ)をキャップ一杯を溶き浸けます。10分程浸けた後よくゆすいで下さい。その後陰干しをして軽く乾かして下さい。

そして基本の染めをして下さい。基本の染めは以下の通りです。

1) 鍋で染材(タマネギの皮や蓬等)を水から煮だす
2) 布に柄をつける為、糸で絞り柄を作る
3) 布に水を含ませる
4) 20分ほど染料に入れ煮る
5) 布を染料から出して媒染剤と呼ばれる薬品に入れて攪拌する
6) 水洗いする
7) 再度染料に入れて20分程煮る
8) 水洗いする

最期に風合い処理をします。風合い処理とは食酢を10%(布の重さに対してです)の割り合いで作った水に入れて下さい。
そこに浸けて(10分ほど)下さい。そして水洗いし、天日干しします。
乾いた後ぬるま湯にシャンプー(安物でいいです)を約キャップ一杯ときます。これに浸けて洗いぬるま湯にリンス(100円ショップでいいですよ)をキャップ一杯を溶き浸けます。10分程浸けた後よくゆすいで下さい。
シルクの場合こういう処理をします。
木綿は現代の生活に深く関わっている繊維です。
多分一番身近にあり、誰もが染めたいと思うものでしょうね。
さてまずは練成。
今までは練成と言うとシャンプー&リンスが登場していましたね。今回も同じようにこの二つを使い洗います。
洗い方はぬるま湯にシャンプーを溶き、じゃぶじゃぶと洗って下さい。
しっかりとゆすいだ後、今回はリンスではなく出来ればモノゲンを使って下さい。今までの経験上リンスよりはよいようです。
その後出来れば2日くらい干して下さい。

さて、次にするのは下準備です。
下準備には2つの方法があります。一つは豆汁下地とよばれる方法です。
これは、だいたいの染めの本にのっています。
ここではちょっと手抜きの方法を紹介しますね。
1、洗濯機のに水と共に牛乳を100cc入れて下さい。
2、洗濯機に布を入れ、30分程まわしてやって下さい。
3、軽く水洗いし3〜5日天日に干して下地作り完了です。

もう一つは麻の染めで紹介した「タンニン下地」とよばれる方法です。
お茶を使って下染めをします。
お茶はでがらしでかまいません。染める布(もしくは糸)の重さの1,5倍の重さの物(でがらしの場合)を用意します。
それを染料を作る要領で煮立て、一回だけ染めます。この時の媒染はミョウバンを使って下さい。これを染める布(もしくは糸)の重さの10%の割り合いで媒洗剤を作って下さい。

さて下地が出来れば基本の手順で染めて下さい
1) 鍋で染材(タマネギの皮や蓬等)を水から煮だす
2) 布に柄をつける為、糸で絞り柄を作る
3) 布に水を含ませる
4) 20分ほど染料に入れ煮る
5) 布を染料から出して媒染剤と呼ばれる薬品に入れて攪拌する
6) 水洗いする
7) 再度染料に入れて20分程煮る
8) 水洗いする

木綿も麻と同様に植物繊維です。植物繊維は一見染まっているようで実は染まっていない場合が多く、色落ちがしやすいです。
ですから、なるべく一回で染めようとはしないで下さい。
何度かに別けて染める時には 一回に基本の染めの行程の4〜7の行程を3〜5回程して、2〜3日陰干しをして再度また染める。
また、木綿の特徴として、色の透明感が出にくいと言う特徴があります。
その為淡い色は出しにくいので、最初は淡い色は避けた方がいいでしょう。
麻は植物繊維の中でも光沢のある繊維です。きれいに染めてやるととても上品なものに仕上がります。

まずは練成から。
麻は比較的油分の多い繊維なので、まずはその油分をとってやらなければなりません。前回のシルクと同様にシャンプーで洗ってやって下さい。
但し、未晒しの麻やちょっと堅い麻は洗う前に白湯で30分程たいて下さい。繊維から油分や堅さが抜けるので扱いやすくなります。
こうして洗い上げた後、お茶を使って下染めをします。
お茶はでがらしでかまいません。染める布(もしくは糸)の重さの1,5倍の重さの物(でがらしの場合)を用意します。
それを染料を作る要領で煮立て、一回だけ染めます。この時の媒染はミョウバンを使って下さい。これを染める布(もしくは糸)の重さの10%の割り合いで媒洗剤を作って下さい。
染めあげた布を天日で最低5日出来れば2週間程干して下さい。
これで下染めの完了です。
その後下記の要領で染めて下さい

1) 鍋で染材(タマネギの皮や蓬等)を水から煮だす
2) 布に柄をつける為、糸で絞り柄を作る
3) 布に水を含ませる
4) 20分ほど染料に入れ煮る
5) 布を染料から出して媒染剤と呼ばれる薬品に入れて攪拌する
6) 水洗いする
7) 再度染料に入れて20分程煮る
8) 水洗いする

ただ未晒しの麻は元から持っている色(麻袋の色)が出るので全体にくすみのある色になります。
注意点としては麻を染める時はあまり高い温度にせずに5〜60℃くらいで染めるのがよいでしょう。
それと、一回で染めあげようと思わず、かならず何度かに別けて染めて下さい。
一回に4〜7の行程を3〜5回程して、2〜3日陰干しをして再度また染める。
こうする事で色落ちしにくくなります。
ユリノコさん

フェルトに関して知っている範囲で書きますね。
まず、
1 下処理としてはぬるま湯で染まりが良くなるようにしませておきます。
2 染液を作り、40度ほどになるまで冷ましておきます。
3 染液にフェルトをいれてまぜながら温度を上げていきます(80度程度までいけます)
4 媒染液に入れ媒染し、ぬるま湯で洗います
5 染液にもどし再度染めます。
6 そのままさめるまでおいておきます。
7 しぼって陰干しします。
8 乾いてから2日ほど干して風をとおしておきます。
9 風合い処理として、リンスを溶かしたぬるま湯に付けます。
10 再度陰干し完成です。

筆描きの場合ならば、染液に豆汁を混ぜて粘りを付けて挑戦してみてはいかがでしょうか?
染まりのよさでは湯染めのほうがいいです。
お湯を使わずに手軽にできるようにしたものがコールドダイロンです。

しっかりと染めるにはやはり湯を使うほうがいいです。
コールドでも湯を使うと染まりがよくなります

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