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アトム・エゴヤン Atom Egoyanコミュの「アララトの聖母」

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エンドロールが終わってから
劇場のトイレに駆け込んで号泣しました。

アトム・エゴヤンという人が何故、何の為に映画を撮っているのか、
撮っていくのかということがはっきりと現れた作品。
エゴヤン監督に対する謎が少し解けました。

コメント(8)

大好きな映画の一つです。
ヒットラーが言ったとされる、「アルメニアの虐殺を誰が覚えている?」が印象的でした。

今日の日経新聞にあった記事です。

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アルメニア事件「大量殺人」と表明 ブッシュ発言にトルコ反発も

ブッシュ大統領は24日、第一次世界大戦中のオスマン・トルコによるアルメニア人殺害事件から90周年を記念し生命を発表、同事件を「大量殺人」と表現した。「大量虐殺」だとするアルメニアと「戦争中の行為」とするトルコは隣国ながらいまだに外交関係がない。トルコ側の反発を招く可能性がある。

以降省略
_________________________________________________________

忘れられていなかったのだな・・と、物思いにふけってしまいました。
私が一番印象に残ったシーンは、トルコの将校役を得た俳優とラフィが終わりに交わした会話です。
人間同士がどうしても相互理解を得られない時の哀しさ、そんな感じがさらっとだけど描かれていて、何だか空しい気がしました。

映画監督のサロヤンは作家ウィリアム・サローヤンがモデルと聞いていましたが、シャルル・アズナブルが演じていたとは…やや違和感あり(笑)ウィリアム・サローヤンはなかなかハンサムさんなので(若いときだけ?)w
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=750267
(↑さりげなく宣伝)

この作品に関連してというか、時代ははるか15世紀までさかのぼるんですが、やはりオスマントルコの侵略を受けたマケドニアを軸に、現代とウェスタンを絡め(?)寓話っぽくまとめられた、ミルチョ・マンチェフスキー監督の「ダスト」も私は好きです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008CHC8/ref=pd_bxgy_img_2/249-7198384-5274711
追加情報
登場人物「映画監督エドワード・サローヤン」のモデルは作家W.サローヤンではないようです。

43年前の映画『ピアニストを撃て』で、同じ役者が同じ役名を演じているという事実を新たに発見しました(どびっくり)。
しかも、シャルル・アズナブールはアルメニア系。
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=13274

全く含まれていないのかどうかは分かりませんが、トリュフォー監督へのオマージュと受け取る方がしっくり来る気がします。
わーい、こんなコミュがあったとは。先日はじめてこの映画をみました。現在私はトロント近郊に在住ですが、トロント市内で撮影をされているシーンがたくさんありました。

私もももるりさんの以下のコメントとほとんど同感です:
>私が一番印象に残ったシーンは、トルコの将校役を得た俳優とラフィが終わりに交わした会話です。
人間同士がどうしても相互理解を得られない時の哀しさ、そんな感じがさらっとだけど描かれていて、何だか空しい気がしました。

私は空しいというより、人類学で言うところの"historical consciousness"・・・日本語でなんていうんだろう?歴史的意識?みたいなことを考えさせられました。民族が自分達の歴史として後世に伝えていこうとするもの、そして実際伝えられ個人のレベルで内面化されること、そしてその民族が歴史のすべてでなくいくつかを選んで伝えていく政治的な過程。

そういったことが、よく描かれている映画だな、と感心しました。ちなみに移民だらけのトロントではラフィと将校役のひとの会話はよく聞かれます。私も10年ほど前に英会話学校の生徒をしていたころに台湾出身の生徒に日本の台湾の植民地化を持ち出され、詰め寄られたことがありました。
アトム・エゴヤンの作品はほとんど観ていますが、「アララトの聖母」が一番好きです。

シアター・イメージ・フォーラムで特集をしていた時、何作品か観に行きましたが、混んでいましたね。イメージ・フォーラムであんなに混んでいたことはあまり経験したことなかったので、彼の人気にうれしくなりました。

ももるりさん、私も「ダスト」好きです。
>ちゃこさん
初めまして。
いわゆる“歴史観”って感じですかね?
日本人のソレは、世界標準と比較するとかなり低いですよね?
それはそれで問題アリですが(トルコはいまだに事実を認めていないという話もありますし)、
>の民族が歴史のすべてでなくいくつかを選んで伝えていく政治的な過程。
あまりにもこちらに傾倒し過ぎるのも問題、でしょうね…。
外国で暮らしたことがないので、身近で経験したことはありませんが。いろいろと考えさせられるご意見です。

>Tammyさん
初めまして。
『ダスト』素晴らしい映画ですよね。エゴヤンとはまた違って。
私はエゴヤン作品をどれか選べと言われたら、『スイート・ヒア・アフター』と『エキゾチカ』挙げますね。


先日たまたま目に留まった本がありまして。そのうち読んでみようと思っています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152087048/qid=1152112625/sr=1-1/ref=sr_1_8_1/250-1819454-2575441

長文失礼しました。
>ももるりさん、
あ、「歴史観」っていうんですかね。勉強になります。「低い」「高い」っていうのがちょっとわからなかったんですけど、どういうことですかね?どこに基準があるのでしょう?

私は日本が国として保っていっているhistorical cousciousnessは広島や長崎、敗戦、江戸文化、そういったものを中心に構築されているんじゃないかなと思っているのですが・・・。

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