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アトム・エゴヤン Atom Egoyanコミュの「スウィートヒアアフター」

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物語はゆったりと進んでいくのに
映像は一見穏やかで美しいのに
複雑に絡みあったストーリーと時間軸、
登場人物らの隠された感情によって
画面はずっと緊張感に溢れている…。
そして最後の最後にその緊張感がふーっと解けた時、
切なくて悲しくて少し幸せな気持ちになりました。

コメント(12)

>まるさん
わがまま言ってすみません。今日、久しぶりに見返しました。

実際の事故をヒントにしたラッセル・バンクスの「この世を離れて」という原作があるそうです。それと童話の「ハメルンの笛吹き」をモチーフとして、それぞれの秘密をかかえた住民がイアン・ホルム演じる弁護士の登場でばらばらとなっていく。弁護士自身もつらさを抱える人物として描かれているのが印象的。

登場人物のだれかに自分を投影できるひとも多そうですね。すくなくとも私はイアン・ホルムがでてきてプライベートを引っ掻き回されるのはごめんです。

サラ・ポーリーがやっぱり光ってます。あと、音楽が独特って感じ。
>まこっちゃんさん
わがままだなんて、そんなそんな(笑)。
こちらこそありがとうございます。
トピック立てなきゃいけないな〜と思いつつ、
観たのが結構前なのでついつい億劫になっておりまして…(笑)。
他の作品もご覧になったらぜひ書き込んでくださいね!
ただ登場人物達は生活を続け、事件が起きても、大きな変化があるわけではない。静謐で非常に抑制された映画でしたね。

ここに監督のインタビューがあります。
http://www.magazine.co.jp/features/movies/interview/1998/egoyan/home.html
はじめまして。
エゴヤンの作品で初めて観たのが「スウィートヒアアフター」で、それ以降、彼の作品を好んで鑑賞しています。

批評的な見方かもしれませんが、本当に「質が高い」ことに
驚かされました。
とても繊細に感情が描かれていて、繊細に交わりあっている。

それぞれの登場人物が、それぞれの人生を生きていて、
それぞれの癒しを求めて、それぞれの正義の元に行動を起こす。

僕は弁護士役のイアンホルムにも感情移入をしてしまいました。「ハメルンの笛吹き」の部分も素晴らしいと思いました。

昔、何かの映画評価サイトで、この映画が色んな人からこき下ろされているのを見て、本当に悲しい思いをしたのを覚えています。

この映画が好きな人って少ないのかな。
>この映画が好きな人って少ないのかな。

万人受けする映画で無い事は間違いないですね。。
エゴヤン作品の中でも体力を要する映画と思います。

しかしこの映画を「こき下ろす」人というのは、単に
素養のない人だと思いますね。

好みはともかく非常に高かい次元で映画表現を展開している
数少ない監督の1人だと思います。
>マラパルテさん
返信ありがとうございます!

否定的な意見としては、「話がちっちゃい」とかで、みんな10点中3点とかの評価だったんですよ。

それ以降、そういう評価サイトは見ないようにしています(苦笑)。
そう思う人がいるのも理解はできます。
映画を観る視点が全く違うからなんだと思うんですよね。

その人たちなりに映画を楽しんでいるのだとは思うのですが、自分の好きな映画を頭ごなしに否定されたのは、ちょっと悲しかったです。

>好みはともかく非常に高かい次元で映画表現を展開している数少ない監督の1人だと思います。

僕もそう思います!
ポップひろしさま

「話がちっちゃい」ですか・・
まったくそれは同感です。

多くの場合、「大きな話」の映画はストーリーしか語れず
「話がちっちゃい」映画は
人生や人間そのものを語る事ができるのではないかと。。
そうですよね。

この映画を、大きな捉え方(ストーリーの起伏、エンディングの感動など)でしか評価しないならば、つまらない映画なのかもしれません。
確かに「どういう映画なの??」といわれても、簡単には良さを説明できない映画だとも思います。
そういう意味では、気軽に見れるような映画ではないとは思いますが、容易には到達できないレベルで人間の感情を描いている映画だと思います。

とある視点さえあれば、素晴らしい映画なはず!
はじめまして。

冬に観ると尚更しみいる映画ですね。
この映画に不快感を覚える人は、登場人物達に感情移入しているからこそ、イアン・ホルム演ずる人物に抱く不快感を、直に感じてしまったのかもしれませんね。この映画が苦手なのに忘れられない人がいるとすれば、それこそ監督の思う壺なのかもしれません。

湖のシーンは、クシシュトフ・キェシロフスキ監督の「デカローグ」にうろ覚えですが、少し似ている湖上のシーンがあり、胸の痛くなるような静けさが共通していると感じました。
はじめまして。

冬に観ると尚更しみいる映画ですね。
この映画に不快感を覚える人は、登場人物達に感情移入しているからこそ、イアン・ホルム演ずる人物に抱く不快感を、直に感じてしまったのかもしれませんね。この映画が苦手なのに忘れられない人がいるとすれば、それこそ監督の思う壺なのかもしれません。

湖のシーンは、クシシュトフ・キェシロフスキ監督の「デカローグ」にうろ覚えですが、少し似ている湖上のシーンがあり、胸の痛くなるような静けさが共通していると感じました。
私も、この映画大好きです。
質が高い、そうですね。繊細で、美しいですよね。
格好つけているのではなく。
日常の中の、形にしがたい、すごく重要なことに触れている。
ラストシーンで、心が震えるような感動を覚えました。
車のヘッドライトがカーテンを照らすあたり、あの少女の姿。
うまく言えない何かを、全身で感知したような。
自分の中で、はっきりとした解釈をしてはいないのですが、むしろ色々迷ったり考えたりさせられて、そういうことを省いた中で、自ずと知覚させられるというのがすごいと思います。
先に、bluefieldさんが引用したアドレスのインタビューみました、とてもよかった。
エゴヤンのこだわりが、映画にでている、と再確認。

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