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とにかく怖い話。コミュの【実話】〜高学年宿泊〜

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〜始めに〜

私自身、「不思議な」体験をよくします。
いや、「遭遇する」と言ったほうが適切かもしれません。
ですが…

残念ながら所謂「霊感」と言うか
見たモノが
「あれは何歳位の…」
とか
「昔此処で起こった…」
というのは
全くといって良い程わかりません。
なんで、体験した事をそのまま書きます。
なんでオチがありません。
すいません。

では本編



〜高学年宿泊〜

少し長くなりますが宜しくお願い致します。

今から8年程前の事です。
当時ワタシは学童保育の指導員をしていました。

学童を御存知無い方の為に説明しますと、小学校の放課後、家庭に保育可能な方が居ない子ども達を預り、(地域によって違いますが)保護者がお迎えに来るまでを過ごす施設です。
子ども達と一緒に遊んだり、宿題をみてあげたり、話し相手になったり、という毎日です。

普段は放課後なんですが、夏、冬休みや、日曜祝日以外の休みの日などは「一日保育」となり、朝8時〜19時まで預ります。
これは、そんな夏休み保育の時の事です。


夏休み。学童にとって忙しい時期です。

放課後の保育だけでもあわただしいのに、1日保育が続き、イベントも多数。
そんなイベントの中に
「高学年宿泊」
というものがあります。
4年生以上が学童に泊まり込む、高学年向けのお泊まり保育です。

「友達とお泊まり」ということに加え、普段の保育と違い自分達が主体になる行事なんでみんなワクワク。

その日も自分達が企画したご飯作り、花火、肝試し…と、1日めの日程が事故なく終わり、就寝時間を迎えました。

といっても…
小学生高学年のお泊まりです。
素直に寝るわけがありません。

「おやすみなさい」
と形だけの就寝をし、
男子は遊○王などのカードゲーム、女子は恋ばなに花を咲かせています。

で…そろそろ0時が近くなった頃、怪談話しが始まりました。

みんなが恐い話しを順番にしていく百物語スタイル。順番がまわり、ボランティアの高校生Aちゃんが話し始めました。

彼女がお婆ちゃんの家に行った時の話しを始めた時異変を感じました…

彼女の頭の上に青い光りが漂ってるんです。

で…

その光りがスッとワタシの顔に近づく。

すると、今彼女が話している内容、情景が頭の中に浮かびました。

K(ワタシ)「ねぇAちゃん…それ、お婆ちゃんの家の北側の木?」

A「えっ!?…Kさん、ワタシそれ言った?」

K「いや…その女の人、その時だけ?」

A「ううん、日本に帰ってからも一回…。って…ワタシ、『女の人』とも言ってない…。なんで!?」

K「ごめん、なんでかは判らない、『見えた』としか…」

ワタシにも、何故それがわかるか判らない。
でも見えたんですよ、木の中程の枝に立ち絶叫する女の人が。

K「さて、そろそろ寝ようか!」

わざと明るめに言い、みんなに就寝を呼び掛けました。

ワタシとAちゃんのやり取りに凍り付いてた子ども達は、
「そうだね!ウチ歯を磨いてくる」

とか

「あっ、寝る前にちょっとだけDSやっていい?」

なんて言いながら。布団に入りました。

すると、6年生のYちゃんが、

Y「寝れないからAちゃんとSちゃんと一緒に外行っていい?」

K「絶対に敷地内から出なければ、ね。Aちゃん、何かあったらすぐ戻るか連絡して。30分以内には戻ってきてね。」

そう言って許可してしまいました。
引率者としては甘い判断かもしれませんね。

しかし…

10分と経っていないでしょうか、
悲鳴とともに3人が帰ってきました。

K「どうしたの!?」

Y「学校が、明かりが!」
K「なに?学校?」

A「学校の窓が急に光って…」

S「誰か居た!」

K「学校の窓が光って、誰か居たの?」

3人「うん…」

正直、「参ったなぁ〜」と思いましたよ。
「あ〜怒られるな、と」

K「わかった。んじゃ俺見てくるから、俺が出たら鍵しめて。Aちゃん、悪いけど俺が戻ってくるまで起きてて」

そう言い残し外へでました。
もし誰か居たなら、「苦情だろう」と。
責任上謝らねばなりませんし、可能なら通報事案は避けたいな、と。

しかし…

懐中電灯を握りしめて一回りしても、人の姿はありませんでした。
「もしかして『ア○ソック』かな〜。ヤバイな〜。」
思いつつ学童へ戻ります。

K「誰も居なかったよ」

A「多分…人じゃないかも」

K「え?なんで?」

A「だって、光った窓ひとつじゃない。」

K「そうなの?でもさ…」
言いかけたとき
再び青色の光りが。

K「あっ…。光ってたの、○年生と○年生の教室?あと職員室」

A「うん、そう。」

K「○年生の教室に誰かいる」

A「職員室にも」

K「うん。」

騒ぎに起き出してきた他の子達もぽかんとこのやり取りを見ています。

「なんかあったの?」
「何かみえるの?」

不安がる子ども達に、Aちゃんが気を利かせてくれ、
A「ううん、気のせいみたい。ほら、みんな寝て寝て」

そう言ってくれましたが、何人かを除き目が冴えてしまったようです。

「で…どうしたの?」

K「いや…」

子ども達を寝かせたいと言葉を濁そうと思いましたが、その時は今の体験を語りたい誘惑に勝てませんでした。

K「Aちゃん、○年生の教室と職員室に誰か居たよね?」

A「うん。○年生の教室に男の子、職員室に女の人」

K「○年生の教室に居た男の子、半ズボンでランドセル…」

A「うん。」

K「君の場所から見えたの?」

A「ううん、感じた」

ここでやり取りを聞いていた男の子が言葉を挟みます。

「そうやって恐がらせようと思って、話し合わせてるんでしょ?」

A「違うよ!」

K「あ、いや、そう思うよね…、じゃ、一緒に言おう」

K「その男の子のTシャツの色は?」

K&A『水色』


「なんで?」

自分も思いました。

K「職員室には白いシャツ、茶色いスカートの女の人」

A「うん、なんでわかるの?」

K「判らない…
Aちゃんが登り棒の左側に居て…Yちゃんが登り棒登ってる。靴と靴下脱いで。でSちゃんが靴を持ってる。なんか、俺の近くにボールある…」

Y「なんで?見てたの?」
K「いや…あ…
 俺…この女の人だ!」


何が起きたのかわかりません。

ただ、見えたんです。

その時段々学童のまわりに人が集まってくる感じを覚えました。
白いゆらりとした人影が、壁に段々張り付いてくる。
そして、中に一人だけ赤い影が。

「ヤバイ」

そう感じました。

K「なんてね。ちょ〜怖かった!
さ、寝ようぜ〜!」


その後、とにかくみんなを落ち着かせ(ワタシが煽ったようなもんですが)
その夜はそのまま寝ました。
かたちだけ、ですが。


翌朝、布団を片付け、Aちゃん、Yちゃん含め数人で学校に行ってみました。

すると…

苦しいんですよ。
息がしづらい。

ですが、そのまま校庭を進む。

K「Aちゃんがあそこで…Yちゃんが…」

言いながら職員室へ向かう。

すると、ボンッ!
といった感じに空気の壁のようなものがぶち当たる。

「まずいな〜」

と思いつつ、職員室の前に。

ワタシが「ボールだ」と思っていたものは、横倒しになった大きなメガホンでした。

「あ〜これがボールに見えたのか…」

思っていると

A「Kさん!」

焦ったようにAちゃんが声をかけます。

K「えっ!?」

顔をあげると、白いブラウスの女が校庭からこちらを見ているのがわかりました。

なんと言うか…
無表情で…

はっ、と後ろを振り返りましたが、それらしい人は居ません。

もう一度職員室の窓を見る。

居るんです。

じーっとこっちを見てる。

K「みんな、逃げろ!」

言葉を選ぶ余裕はありませんでした。

ワタシの声をきっかけにみんな走って学童へ。

全員が移動するのを確認するが早いか、ワタシも走り出しました。

心の中でとにかく謝罪を繰り返しながら。


そして、高学年宿泊は無事(?)終了。

その後、ワタシにもAちゃんにもYちゃんにも、恐らく何事もなく今に至ります。とりあえず、みんなの中に「よくある怖い体験」として残っているようです。



長い話し
最後まで読んで頂けたら幸いです。

ありがとうございました。
m(__)m

コメント(12)

いやだなあ。夏休みが終わったら授業が始まるのに。
ま、職員室だからいいか。先生たち、頑張って
祓ってくださいね〜。
男の子は学校に未練があるだけで、祟ったりはしないでしょうし…。
>>[001]
こんばんは♪コメントありがとうございます。

>職員室…

怖いですね〜。
しかし8年前の事なんで…
とくに小学校からの噂を聞かないんで、その後大丈夫なのかと(笑

>男の子

どうなんですかね〜。
最初に書きましたが、ワタシ感じるだけで細かいことが判らないので…
悪いモノでなければよいですが。

コメントありがとうございました♪


追記:常連の方にコメント頂き嬉しいです。
かつて渡辺マリナーズの名前で投稿させて頂いた者です。3年ぶりに帰って参りました。m(__)m

>>[003]

ワタシもこういう体験をするとき必ず「息苦しさ」と空気の違和感…
空気が壁になったような重さを感じます。

なんなんですかね?
「何が」に近づこうとするときなどによく感じるので、「来るな」という意思表示なのかな…と。


コメントありがとうございました。
>>[004]

コメントありがとうございます。

面白いと思って頂ければ幸いです。

ちなみに…

夏休み関連ですと

〜廃病院〜
〜光る脚〜

というものも書かせて頂いております。
よろしければご一読下さい。
↑宣伝行為!
(゜o゜)\(-_-)
情景が解るようになった経過が凄くリアルで、なるほどと思いました。
霊感がうつるっていうのは客観的にはそういう感じなのかもしれませんね。
>>[008]

コメントありがとうございます。
渡辺マリナーズ名義の時にもコメント頂き、重ねて御礼申し上げます。


>霊感が…

そうかもしれませんね。
ワタシも何度か「感じる」とか「感覚的に見える」みたいなのはありますが、この時ほどリアルに、体感的に「見える」ことはありませんでしたから。
Aちゃんの力なのか、それ以外のものの力なのか…

>>[010]

宣伝みたいですいません
m(__)m↓↓あせあせ(飛び散る汗)
すいませんm(__)m

自己あげです。

そゆのが嫌いな方
スルー願います。

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