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とにかく怖い話。コミュの【実体験】真夜中、峠道での道路工事

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最近たまたま買った「山怪」という本を読んでいて久しぶりに思い出したエピソードです。

もう十数年前になりますが、同じ型のバイクに乗る全国のオーナーが集まってミーティングをしようという話が持ち上がりました。関東と関西のオーナーに配慮して、じゃあ真ん中あたりで岐阜県の恵那峡に集まって一泊して懇親を深めましょうと決まり、当日昼の12時に恵那駅集合と決定。

茨城県より出発の僕は、珍しい種類のバイクだった事もあり、近くから一緒に恵那まで向かう人も居なくて、地図を眺めながら独り・・・せっかくなら片道だけでも一般道で行ってみようと思い立ちました。
茨城県から群馬県に向かい、神流湖や上野村を通る十石街道から十石峠を越え長野県に出て、清里や諏訪湖を通って・・・と地図を辿り、
「翌日昼に恵那峡なら、まぁ前日夕御飯を済ませて直ぐに出発すれば何とか着けるだろう」
と今考えれば非常に大雑把な計算で計画を立ててミーティングに参加する事にしました。

同じバイクに乗るオーナー達と日頃の疑問や共通の悩み等を話せると思うと興奮して、少し位は昼寝をしようと思ったのですが当然眠れず、夕飯とお風呂を済ませ出発となりました。
待ち合わせも無く一人での出発なので、準備が出来たら直ぐにスタートです。

神流湖脇のクネクネとしたそれでも広い道を走る頃は、もう夜中といっても良い時間でした。
寝静まった集落をいくつか繋いで行き、もうすぐ地図上での確認でもかなり難所のカーブが続くであろう十石峠への登り道が近づくにつれ、道は少しずつ狭くなっていきました。

家々の灯りもほとんど無くなり、いよいよ厳しい勾配の山道です。地図では国道となってましたが、場所によっては車同士だとすれ違いも難しいのでは?と思われるような舗装林道みたいな山道でした。

峠道を上がり始めの頃、味噌屋の看板を見かけ、こんな山の中でも味噌を作っているんだなーと記憶にあります。
進行方向(山を上がっていく)に対して右側が山肌で、道路の左はずっと崖みたいな印象でした。

一応ずっと舗装路ではあるものの、心細くブラインドカーブの多い峠道をひたすら頂上に向かって走っていて、いつまで続くのかな?と思い始めた頃、
あるカーブを曲がると、これも印象では突然に、道路工事現場がふと現れ、交通整理の誘導員が赤く光る棒ライトを振っていました。
「えっ?」と思いましたが、何となくこちらかな?と
(誘導員の赤棒の振り方って、一応は決まりがあるのでしょうが、個性があって停まるのか進むのか咄嗟に判断つきかねるってありますよね)
誘導のオジサンを左に避け右側を走り抜けました。その先に実際に道路工事中の砂利道になっていたとか、他に工事車両があったか等の記憶が曖昧です。

その時は、急に工事現場が現れてビックリしたな〜位で、その後も険しい山道が続き、鹿の群れまで道路を横切り、目の前の道路をクリアしていくのが精一杯で気に留める時間はありません。
やっとたどり着いた山の頂上は少し開けていましたが、真っ暗で怖いので休憩する事も無く長野県側に山を降り始めました。
ちょうどこの頃が真夜中過ぎた時間だったと思います。十石峠に上り始めてから下り切るまで1台の車ともすれ違いませんでした。

山をだいぶ下ってくると道幅も少しずつまた広くなり、やっと気持ちに余裕も出てきましたが、同時に「あれっ?」と疑問が湧いてきました。

道路工事中なら、普通、この先300m工事中とか看板で次第にカウントダウンで近づいてきて、工事をしているのが分かるはずでは?
何も無く唐突に現場が現れたと思ったのはそのせいでは?

夜中に道路工事をしているならその一帯は真昼のように煌々とライトアップされていてもおかしくないのに、誘導員の印象しかないのは何故?
そういえばこちら側の誘導員が赤い棒を振っていたのは覚えがあるけど、工事中の作業員たちも現場の反対側にもう一人居ても良さそうな誘導員も覚えが無いのは?

急に誘導員が現れたので驚いてつい右に避けたけど
(狭い山道の左通行なら右にしか行きようが無いと本能的に判断したのだと思う)
そもそもあの誘導員、癖のある棒振りと言っても、左に行けと指示してなかったか?
(道路左手は崖で、もちろん待避路なんて無かった…はず)

・・・あの誘導員、ライトアップされるでも無く、街灯も無い山道途中で、バイクのライトに照らされる前に何故光って見えたの?
寝惚けて工事のオジサンが描かれた看板を見間違えた?でもフツーに動いていたよなあのオジサン・・・誘導に素直に従っていたら今頃!?



山を降りきって、町に入りコンビニでホッと休憩している時に一番ゾーッと思い出されました。
その後は無事にツーリングも進み、何事もなく楽しく過ごせました。なので余計に不思議で、後から思い出せば思い出すほど怖くなったエピソードでした。

コメント(9)

>>[1]

コメントありがとうございます。
その現場に遭遇した時は別に怖いとかは思わなかったんですよね(^_^;)
そんな雰囲気でも無かったし・・・

でも後から落ち着いて考えるとオカシナ事だらけで、
時間が経ってからゾッと思ったエピソードでした。
仲間を増やしたい系
(或いは、自分が死んでしまってどうにもならないのでまだ生きている奴が妬ましくて殺したい系)地縛霊でしょうか。



海で船が遭難しないように
誘導してくれる幽霊たちもいれば
わざわざ
寄ってたかって柄杓で海水汲んで
舟に流し込むまでして
小舟を沈没させる舟幽霊もいるようで

バカは死ぬまで直らないと申しますが
化けて出たやつは
生きてる時からそういう奴だったんでしょう。
根性の腐りは死んでも直らんのでしょうね(笑)

変なのにあたってお気の毒でしたが
奴の計略に引っかからずに何よりでした。




私は長野県のとある
標高千メートルの
峠のてっぺん付近で生きておりますが、
中山道の山越えの峠道が
まさにそんな感じで、
峠に向かう途中から
峠を降りる途中までの
ある区間、
街灯が一つもなく
お話に出てきた
場の状況がお察しできるだけに
怖いお話でした。


本当に御無事でなによりです



単純に物理的にも
そういう場所は

擦れ違いが厳しい道の両脇が
蓋のしてない側溝 汗
で、
しかもそれが草で隠れていてわからなくて
更に街灯がない 
とどめに
ガードレールが何故か場所によっては 
無い、


地元の人間は

そんなとこ危ないから迂回して明るい道を通る
という感じのところが
うちの近所の峠だけでなく
よそでもあるようで

単純に危険ですので

知らない寂しい山の中を夜通るときは気を付けてくださいませ
というより

知らない場所で
民家のない携帯が圏外になる可能性のある場所を夜ひとりは・・・

そういった場所に住んでいる人間として
安全な迂回ルートをお薦めしたいですかね

何かあっても
誰も通らない
携帯通じないで
夜が明けて
たまたま発見されるまでどうもなりませんので。

(隣町の知り合いが
バイクでそれをやって、
普通に傍を通っただけでは見えない
断崖の下におっこって、
血まみれで気絶しているところを
ブレーキ痕とガードレールを突き破った跡を訝しんで
覗きに降りてきた通行人に発見され
ふもとの病院へ担ぎ込まれて助かりました)

辺鄙な一般道の峠道の途中で生きていて
知り合いがそういった場所で危ない目に遭った人間として
他人事でなかったのでつい
長々書いてしまいすみません

うちの近所も崖の下の一家心中の家の上の道で何かあったとか聞くことがありますので
色んな意味で怖い話でした

投稿ありがとうございました
>>[005]

コメントとアドバイスありがとうございます。

まぁ気持ちが若かったとはいえ、今になって少し調べてみれば、
関東最凶の酷道R299十石峠越えと出てくるようなルートを、なぜ真夜中に通過しようと思ったのか?自分でも判りません(ーー;)
(しかも当時から今に至るまで長野側より群馬側がより狭く荒れた道なんだとか)

もうその時からナニモノかに引き込まれていたのかもしれませんね・・・

今の自分ならせめてR254で佐久からとか、中央道に沿って無難に諏訪へ向かうとか、まともなルートを選択するはずです。
そもそも夜通し走るつもりだったのだから、一番広い道を選んで行っても渋滞も関係なく快走出来たはずなのにナニを考えていたのでしょうあせあせ(飛び散る汗)

まぁ今の僕なら、当時の自分の計画ルートを知らされたら、shimizuさんと同じく
「死ぬかもしれないから止めとけexclamation
と言えるくらいの分別は持てるようになりましたのでご安心ください、そしてご心配をおかけしました(;^_^A

しかし遭遇時は、驚いただけで、怖い感じや事前の嫌な感じとか全然無かったんですよね。
それだけに後から疑問点が次々と湧いてきた時に余計にゾッとしました。

今回、この話を書きマイミクさんから、
「本当に生身の人間だったのかも?」と指摘を受け、
誰がいつ通るとも分からない真っ暗闇の中で、誘導員の格好をして佇んでいた男が居たとしたら・・・確かにそっちの方がもっと怖いexclamation ×2

十数年ぶりに再び新たな恐怖を味わっています。
>コメントとアドバイスありがとうございます。

牛の涎のようなだらだらのコメントになりすみませんでした 汗

>まぁ気持ちが若かったとはいえ、今になって少し調べてみれば、
>関東最凶の酷道R299十石峠越えと出てくるようなルートを、
>なぜ真夜中に通過しようと思ったのか?自分でも判りません(ーー;)
>(しかも当時から今に至るまで長野側より群馬側がより狭く荒れた道なんだとか)

それもまたかなり怖い話ですね 汗

もし
リアルタイムで近所のお友達などに
どのルートで行こうと考えているかを電話などで話されていたら
お友達がすぐ飛んできて
やばいぞ正気に戻れって、
背中をどやされるレベルですね 汗


>もうその時からナニモノかに引き込まれていたのかもしれませんね・・・

よくある踏切の地縛霊的なお話なんかも
疲れていたり気が弱っている時などに
つけ込まれてふらふらいっちゃうケースがあるって言いますものね。

仮眠に失敗して寝不足のご様子でしたから
判断力が鈍っているところを
呼ばれてしまったかもですね 汗


>そもそも夜通し走るつもりだったのだから、
>一番広い道を選んで行っても渋滞も関係なく快走出来たはずなのに
>ナニを考えていたのでしょう

呼ばれていた決定ですね 汗


>ご安心ください、
>そしてご心配をおかけしました(;^_^A

いえ
こちらこそ書きすぎてすみません



>しかし遭遇時は、驚いただけで、
>怖い感じや事前の嫌な感じとか全然無かったんですよね。

霊的なものに対する感受性の高い方だと
異界が日常の中に普通に口を開けているものだと肌で知っているだけに
その時その場ですぐ
何か変だと感じることができるようですが、

私も含め
オカルト系の感受性が特に普段無い人たちって
目の前に異界が口を開けていても
日常しかありえないと思ってますから
一見日常的な感じのものだったら
気にしなくて
変かどうか
その時はわからないですよね。


>それだけに後から疑問点が次々と湧いてきた時に
>余計にゾッとしました。

結果
そうなるんですよね 汗


呼ばれたということで言えば
私の話になってしまって恐縮ですが

私も

週末の夜中

ファミレスだと大声で話すと周囲の迷惑になるからといって

民家が全く近所にない
とある神社の総本宮の
自分たち二人以外誰も近所に居る気配のない
煌々と明るい境内の石段に座って

友人と
朝まで話をしていた時、


夜中の三時なのに
子供たちが
神社の塀の外で走り回って騒ぐ声が一瞬したのを、

週末だから
子供たちが
お父さんお母さんと一緒に
おじいちゃんおばあちゃんのお家にでも遊びに来ていて
週末だから早く寝る必要なくて
夜中でも遊んでるんだろうと

微塵も変だと思わずに
友人と
引き続き普通にしゃべっていたのですが

夜が明けて朝日が燦々の時間になってから
「あの時怖くて言えなかったけど・・・」

と友人から言われて

そんな小さい子たち
大人の運転する車で来るしかない場所なのに

子供たちが乗ってきたか乗って去ったであろう車の音も
ドアを開閉する音も
大人の注意する声も
何も聞こえなかったことを思い出して

子供と関係あるかはわかりませんが
境内に隣接しているまっくらな森で
40年くらい前
首を吊る人達が連続して多発したこと

わきを流れている大きな川の水流の加減で
よく水死体がその神社のあたりに流れ着くこと
など
聞いたことがあるのも思い出して

ぞっとしたことがあったことを思い出しました。

図書館だったらいけませんが
ファミレスなんか
どの道騒々しいのだから
遠慮することないのに
その神社のすぐ近所のファミレスに行かず、

夜通し話すのがわかっていたのに
わざわざ、

まだ夜中なんかちょっと寒いような
神社の境内へいって
そんな冷たい石段のとこに腰を下ろして
夜通し話そうとして
実際そうしてしまったとか、

私と友人も呼ばれていたのかもしれません 汗

子供たちが楽しげに騒いで走り回る声に誘われて見にいったりしていたら
やばかったかもしれないですね 汗

二人で居ても
まとめて呼ばれる 汗
ようですので
一人だったら尚更カモです 汗



>誰がいつ通るとも分からない真っ暗闇の中で、
>誘導員の格好をして佇んでいた男が居たとしたら・・・
>確かにそっちの方がもっと怖いexclamation ×2
>十数年ぶりに再び新たな恐怖を味わっています。

まだ生きているうちから舟幽霊みたいな人間だったら
完璧キ印ですね 汗
通り魔的な。
通るのはこっちですけど。

よそ者を崖へ誘導して転落させて
ほくそ笑んで帰る・・・ 怖。
同じことするにも
幽霊だったほうがまだましですね 汗

続きます
続きです

死んでも生きてた時と同じ事
同じ場所でやってそうですけど 汗

やっぱり
根性が腐ってるやつは生きてても死んでても怖いですね 汗

コメント返し有難く存じましたv
>>[008]

霊感ZEROを自負している上に、バイク歴だけは無駄に長かったので、
謎の誘導員が突然現れた時に、霊か生身かに関わらず
「アブねーオッサン来た〜exclamation」と、
バイク慣れしている身体の方が自然に反応して避けたのが、結果的には良かったのかもしれませんね(;^_^A

久しぶりに思い出した峠道をあらためて確認したところ、
例の十石峠もその迂回ルートであるブドウ峠も(こちらは県道ではあるものの路面状態は国道より良かったらしい)、
現在冬季閉鎖なのは仕方ない所ですが、昨年の台風被害で路面崩落が発生し、しばらくは通れなくなっているようです。



あの誘導員は、雪に閉ざされた峠道の途中で、今もポツンと誰かを待ち続けているのでしょうか?

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