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とにかく怖い話。コミュの見ろ

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いつも霊感のある按摩師さんのお話を書いているものです。

今日は知人から聞いたお話をひとつ書いていきたいと思います。

知人の知り合いの友人が体験したお話だそうです。


お盆のある深夜、最終電車で帰宅した友人は自転車置き場に向かうと、自転車のサドルに何かが貼り付けてあるのに気がついたそうです。

(その年の春に就職して遠方に配属された友人は久々の地元で大学時代の友人らと遊んだ帰りだったそうです)

それには『カゴヲミロ』と書いてあり、見るとコンビニのビニール袋があり何かが入っていたそうです。

袋の中には1枚の千円札があり、その表にコウジンバシ二イケと書いてある。

コウジンバシはこの近所に流れている川に掛かっている橋だが昔からの橋でバイク程度しか通らない大きさ、それに町の外れにあり、近くに墓地もあるあまり近寄りたくない場所。

しかしその時はなにかまた頂けるかもしれないという欲も働いて向かうころにしたおすです。

コウジンバシに到着すると橋の中ほどに、葬儀で使う案内の行き先を指で表示する案内の紙が貼ってあり、そこには『ボチノムカイノサンパイオキバ』と書かれている。

なんだか気味が悪くなってきたそうですが、その案内の紙の裏に今度は諭吉さん1枚貼りつけてあるのを発見した友人は、とりあえずそこに向かったそうです。

そこはどこかの業者が資材置き場にしていたそうですが、今は大型のゴミや廃自動車が積み重なり
地元では産廃置き場と呼ばれている場所。

その産廃置き場に行くと、入り口にまたも葬儀会場の案内の指が指している紙が・・・・
そこには『ブルーノクルマ』と書かれていて、その裏には今度は諭吉さんが5枚も・・・

それをふんだくると友人は入り口を乗り越えて産廃置き場に向かおうとしたその時

『お前!!何してんだよ』

と友人の高校時代の親友Yが駆け寄ってきたそうです。

友人はなぜかゾンビのようなメイクをしていて、聞けば借りていた金を返そうとしたが、ただ返すだけでは芸がなにので

『あの墓場まで張り紙で誘導して』『このメイクで脅かしてから返そうとした』そうでした。

それが橋まできたかと思えば突然産廃置き場に向かうから来てみたら・・という事でした。

しかし友人が親友から借りていたのは1万円で、じゃあこのお金は・・・・と入れていたズボンのポケットをまさぐると

『え!!』

手についた感触は・・・そしておそるおそる引き出すと・・・・
それお札ではなく、ひんやりと濡れた長い髪の毛の束だったそうです。

入り口にあったあの葬儀会場の案内の紙も、あわてて確認しに行ったコウジンバシの中ほどの紙も見当たらず、親友の書いた『ハカバニイケ』という張り紙がそこには貼られているだけでした。


そして友人は先ほどポケットから出した髪の毛がまだないかを確認しようとポケットに手をつっこもうとした瞬間、親友が『やめろ!!』という声でポケットを見ると


ポケットから長い髪の毛が這い出してきていたそうです。

それはまるで生き物のようにうねりながら、友人の体に巻きつこうとしていたそうで、親友と2人で大急ぎでズボンを脱ぐと


しばらく髪の毛をズボンのポケットから出してうねうねさせていたと思うと
ズボンの両ポケットからいきなり2本の手が飛び出してきて、友人と親友に向かってきたそうです。

2人とも自転車を飛ばして近くのお寺に駆け込み、住職をたたき起こして助けを請いその日はお寺の本堂に泊まる事になり、なんとか一夜を無事に過ごすことができたとか。

翌朝、お払いをすませてから住職は産廃置き場に2人とともに向かったそうです。

そして現場の責任者の立会いでブルーの乗用車の中を調べていくと、トランクに工具箱があり、住職がそれを開けて見ると

中には工具ではなく、女性のものとおぼしき大量の長い髪の毛があったそうです。
そしてなぜか友人のズボンも・・・・

後で分かった事ですが、そのブルーの車は事故車(というか事件に関係したようでした)扱いでいくつかの業者を経てここにきたそうで、しかしいったいあの車がどんな事故に巻き込まれたのかは知ることはできなかったそうです。

駅で自転車に貼り紙をしたのは親友なのは確かですが、その後橋の所からは別の誰かの張り紙になって親友の張り紙は見えなかった。

いったい誰がそんな事をしたのかは分からないまま、友人はその後すぐに帰り、実家もその場所を引き払ったのでそれ以降の関わりはないそうです。

ただあのときの高校時代の親友がなぜか数年後髪を伸ばし始め、化粧や女装をするようになり、ニューハーフの世界に飛び込んだという噂を聞いたのは、おそらく偶然との事でした。

ちなみにその親友の乗っている車はマツダのRX−7 偶然にも色はブルーで
年賀状にはこう書いてあるそうです

『トランクであんたと愛し合いたい はあと』と。

コメント(2)

怖い怖いと思って読んでたのに、最後に全部持って行かれた!
怖面白いお話をありがとうございます。

濡れた髪の束がうねりながら巻き付こうとしてきたら失神する自信しかありません。
ころにしたおすです。な話。そしてつまらん

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