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とにかく怖い話。コミュの学生寮1(実話)

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  私が通っていた地元の大学(といっても短大みたいなところだが)の学生寮での出来事をひとつを書き込みますね。そこの学生寮は男子と女子でそれぞれ別の寮があり、女子寮は木製の新しい感じ建物ですが、男子寮はコンクリートの無骨な建物で、中も一言で表現すれば「病院」みたいなところです。そんな男子寮で経験した怖い話です。

 あれは私が1年生で、季節は夏・・・まぁ7月にはいってそろそろ夏休みだなってときのある日の夕方に、同級生の友人Hが私のいる部屋に紙とペンを持ってきたんですよ。なんでも紙に赤いペンか何かで○を書き、それを幽霊のいそうな部屋のところに○を書いた紙を裏返しに置き、その横に○を書いたペンを置くことで、幽霊がいればそのペンで紙に何かを書く・・・みたいなことを言ってきたのです。

 H自身は私と同様に幽霊はみえず、私と違い幽霊を信じてないのに、私よりも幽霊という存在に興味を持っていた人間で、よくレンタル店からホラー系の映画などを借りてきては鑑賞していました。今回のその紙とペンのネタは、Hの友人の知り合いにいる(自称)霊能者から聞いた情報ということで、早速試してみたくなったのでしょうね。

 今はわかりませんが、私が在籍していた頃は男子寮の1号室は開かずの間となっていて、先輩の話ではなんでも十数年前にその部屋で学生が首吊り自殺したと言われており、その後1号室のみならず隣の2号室にまでラップ音や壁を強く叩く音・何かの気配・白いもや...などなど挙げればきりがないほどの怪奇現象が起こったらしく、学校側はこれに対してそれ以降1号室を使わないようにしたっと。そして2号室には1号室とを隔てる壁側の戸棚に盛り塩をおいたのです。

 当時の私は幽霊は信じていたものの、肝試しなども含め怖いものは基本避けていたところがあり、マジモノ系はなおさらのことでした。最初Hの話を聞いて「ガセネタではないのか?」っと内心疑ってましたが、Hの力説などもあり半分程度ですが信じてあげることにしました。とはいっても、何か手伝うようなことせず、もし何かあったときは内緒にしておいてくれっていう約束事をした程度ですが・・・

 その日の寮生の夕食の時間前に、Hは紙とペンを1号室のドアの下にある隙間の奥に置きました。その際私は、Hが「自分のやっているところを一応証拠としてみていて欲しい」とお願いされ、その場にはいました。私自身特に何も起きるようなことはないだろうなぁっと思ってましたが、それはその日の夜に起きてしまいました。。



※コメントに続きます

コメント(5)

 私はH含む数人の友人たちと食事をとり、入浴等を済まして当時人気のあった狩猟ゲームを普段どおりにやって過ごしてしました。その頃になると、私の頭からは紙とペンのことはすっかり忘れていました。それは当時一緒に同じゲームをやっていたHも同じだったかと思います。

 時間は21時半を過ぎた頃、消灯前でしたが私はその日の授業の内容もあって疲れており、「今日は早く寝よう」っと思い、ひとり部屋に戻って寝支度を整え布団に潜り込みました。寮の部屋は4人部屋で、私がいた部屋は3号室で、私以外の方はその時部屋におらず、また消灯前だったこともあり照明は消さずに頭まで布団を被りました。その後はさして時間もかからず就寝できたようです・・・が。

 私はッフと目を覚ましました。どうしてかはわかりませんが、寝ぼけることもなく本当にパッと意識が戻りました。顔をスッポリとフトンの中にいれていたのを覚えてます。目の先が明るかったので、まだ消灯の時間じゃないんだなっと分りました。そこで私は今何時なのかを確認しようと布団をめくって時計に手を伸ばそうっとしたときでした。


 突然でしたがハッキリと私の目で認識できました。半透明の人の下半身の輪郭が、まるで目標に向かって全速力していってるかのような走り方と速度で、2号室の壁から私の右半身あたりを通ってロビーへと一直線に通過していきました。通過していくさいに、軽いが確かに人に足で踏まれている感触は感じました。

 その直後に2号室から「うおわぁ!」「ええ!? どしたん」っと声が聞こえた後にドタッと何かが落ちる音がにぶく聞こえました(後に驚いてベットから転げ落ちた音だったようです)。ドアや窓などを開けてなければ相当な大声を出さないと隣にまで普通は声は聞こえてこないのでが、その当時は冷房がかかっておりどこの部屋もしめ切っていたはずです。

 それからほどなくして、複数人がドタドタとこちらへ廊下を走る音が聞こえバタンっと私のいる部屋のドアが開き開口一番クラスメイトのひとりが「大変だ! Mが倒れた!」というのです。MとはHと同じ部屋で、どちらかといえば霊感がある(らしい)人なのですが、その人が倒れたとのこと。そうはいわれても今しがた私の身に起こったことと、隣の異常を知らせる声などもあり、そのMが倒れたことを聞かされたときは、頭は真っ白っというか思考が停止したような状態でした。


 とりあえず私は皆に急かされるようにMのいる部屋にいきました。ついてみたら、確かにMは倒れており目は大きく開かれ天井の一点を食い入るようにみて、体は軽く痙攣しているかのようでした。その部屋で、Hは窓を背にして腰が抜けたかのようにへたり込んでおり、目を赤くして半分泣いているかのようでした。私や他の寮生が声をかけても「俺じゃない・・・俺じゃない・・・」っと小さく口にしていました。

 私たちではラチがあかず、結構な騒ぎだったのもあってほどなくして寮長がその日当番だった寮生たちを引き連れ駆けつけてきました。しかし寮長の問いかけに対してもMは変わらず、とりあえず寮長室に抱えられるようにして連れてかれました。その後Hが突然皆の前で土下座をしながら「申し訳ありません!」を大声で叫びはじめました。

 状況が状況で私含めその場にいた寮生は、みなしばらくHの奇行を眺めているしかありませんでしたが、とりあえずその部屋が何か異様な雰囲気というか空間のように状態だったため、数人がかりでHを抱えてロビーへ行きました。その際私も抱える側にいましたが、Hの体と汗だくなのにとても冷たかったのです。そして数人で持ち上げているのにも関わらず、とても重かったのを覚えてます。



※さらに続きます。
 その後間もなく普段なら消灯の時間で、廊下以外の照明は消されるのですが、その日はこんなことがあって照明は灯され続けていました。Hをロビーへと運んだ後、私たちはただ待ってました。運び出した後のことを考えていなかったのは皆一緒だったようです。ただあの部屋に居続けるのはどうしてもできなかったようです。

 そして十数分経ったとき、Hが「紙・・・」っとボソっとつぶやきました。それは小声だったはずですが、静寂の中で言われたこともあり、その場にいた皆が聞き取れたようです。皆の視線がHに向けられたとき、Hが「そうだ紙!」とハッとした感じで言い、1号室のほうへ行こうとしました。しかし腰が抜けているのがうまく歩けず途中でへたりこんで、それでも這い蹲るように向かっていこうとしてました。それをみた私たちはHを抱えて、皆で1号室へ行きました。この時になって私は紙とペンのことを思い出したはずです。

 1号室へ向う途中2号室のドアが開け放たれており、その部屋の置くでクライメイトのIが床で頭だけ出しつつ布団にくるまってうずくまっているのが見えました。彼は呆然としているようで、顔はまさに真っ青でした。そして皆で1号室まで行き、Hがドアの下の隙間におそるおそる手を入れていきました。そして私はその光景をただ静かに見てました。

 そしてHがバッと廊下側にそれをはじいてきました。それはしゃがんだHのふところあたりまでスベっていったため私はすぐに確認できませんでしたが、それをみたHは「うわあああ!」っと叫んで周りに人がいることも構わず、その場から逃げ出そうとしました。しかしそれを皆が服を掴むなりしてなんとか止めます。そして私もそのHがはじいたものを見てしまいました。

赤黒くなったクチャクチャの紙と、強い力で潰されたようなペン・・・がそこにはありました。


 半狂乱になったHとそれを必死になだめて落ち着かせようとする寮生をよそに、私は声も出せずその場で金縛りにあったように動けなくなりました。冗談と思っていたアレがこんな事態になったからです。その騒ぎで再び寮長がきて、「こいつは俺が預かるからもう寝なさい!」と言いい、Hを引きずるようにして運んでいきました。

 消灯の時間をとうにすぎた0時過ぎになっても、あんなことがあった後では誰も寝付けず、特にI含む2号室の人やHやMのいた5号室の人たちはまず寝るどころか、その部屋にいたくないっといった状況でした。そこでその日は2号室の部屋の人は3号室で、5号室の人は6号室でそれぞれ一緒に寝ました。4人部屋に8名の男子学生が寝るうえに、何名かはベットをくっつけて一緒寝るといった具合だったため(あと消灯後は冷房が消される)、かなり寝苦しいものでしたが、皆我慢して寝ました。


 この後のことなんですが、長くなるので簡単に書かせていただくと、Hは寮長およびいろいろな方のところへいって謝りにまわり、その後はかなり大人しくなりました。Mは寮長室に運ばれたのちに意識が戻るものの、そのときの記憶がないがあの部屋に帰りたくないと拒んだため、その日は寮長室で寮長と寝たそうです。その後は夏休み期間に入るまでは1人空いている部屋で寝てました。Iはその後何事もなく生活していましたが、あのときのことを一切誰にも話していないらしいのです。



 何かまとまりのない終わり方ですが、この話はこれで以上になります。ただ長いだけのような話かもしれませんが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ペンが押し曲げられてたりとか物理的な現象を伴うものは、何だか日本じゃないみたいなというか、外国みたいな不思議な感じがしますね。
足で踏まれたりとか物理現象付きだと、やはりリアル感が半端ないだろうから、相当怖いというか衝撃的な体験だったろうと思いました。

以前、ヘし曲がっていた古い真鍮のやかんを直したことがあり結構分厚い金属でびくともしなかったので、念を集中してスプーン曲げてるTV放映に倣ってやってみたらゴムみたいに柔らかくなってメリメリと伸びて成形出来たのでした。
何か、そんな風に、物理的には無理な筈のことが、念の関与で出来るということはあるようなので、
こういう物理現象も起こり得るんだろうなとは思いましたけど

ちょっと勘弁という気はしますね(^^;)


霊感のある人がとばっちりを受けやすいというのは、
なんともお気の毒な事ですね。(T-T)

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