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とにかく怖い話。コミュの【実体験】招いたかもしれない悲劇

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これは、人に話すのははばかられて、家族の中でも箝口令になっていた話です。

読むことで気分の悪くなる方がいるかもしれません。

【閲覧注意にて、お願い致します】
※特に小さな子供の生死に対して、思い入れの強い方は、読まないでください。

※虫が嫌いな方も、ご遠慮ください。


私は実家と数年来 絶縁しているので、この件について私が思い出せる、ここに書いた事柄以上のことは、何も聞き出せる余地がありません。


分かりにくいところ、追求すべきことの、全てが闇の中です。

誤字脱字などお許しください。

ご指摘くだされば、勉強になりますのでよろしくお願いします。

表現の足りない部分は、ご容赦のほどお願いしますm(_ _)m



〜招いたかもしれない悲劇〜



子供の頃、店舗住宅に数年、暮らしていたことがありました。

建売の店舗住宅は、角の一角が大きな青空駐車場で、その奥に3軒並んで建てられていて、私の家はその駐車場のすぐ隣でした。

住み始めて次の年かの夏、青空駐車場の我が家側の空いている部分が、セイタカアワダチソウで覆い尽くされてしまいました。

2階の窓のすぐ下まで雑草が迫って、いくら何でもと苦情を不動産屋に入れたところ、では雑草を撤去しましょうとなり

ある日の子供たちが登校した昼下がりに、撤去作業が行われたそうでありました。



覆いかぶさって森のようになっていた雑草が根元から根こそぎ刈り取られ、キレイになったと大人は清々した気分でいたらしいのですが……。

あの頃は撤去作業だけして、殺虫剤など撒かなかったらしく


棲家を奪われた、手のひらほども長い芋虫が、大量に新しき棲家を探すために、大移動を開始し、店舗住宅の前の歩道を埋め尽くして、足の踏み場さえない状況になり、それはそれは恐ろしかったと大人達が怯えていたことがありました。

お湯を撒くなどしても、次から次へ雪崩のように行軍を進める大群に、為すすべがなかったそうです。

たぶん、毎年繰り返されてきた自然の営みが、住宅が建てられ、雑草刈りされてガラッと変えられた為の、大移動ではないのかとため息をついていたのが思い出されます。


まあ、そのくらいに緩い管理が許された頃の、数年前のことになるらしいのですが。。。



建売ができる前は、その一角全てが、草ぼうぼうの荒れた状態で手を入れないため、夜などは視野が遮られ、治安がとても悪かったのだそうです。

建売をしてでも、人の背よりも高くなるほど茂っていたくらいですから、たぶん全体の広さが5軒か6軒分の空き地に茂る雑草は、はんぱなかったのではないでしょうか。




さて、その頃の私は小学校の高学年で、コックリさんなどが大流行しており、面白半分で何回か参加したことがありました。

あれは、本当が半分、ウソが半分でした。

下校した友達が、私の家に数人来てくれて、店の仕込みなどで大人が2階には目が行き届かないから、コックリさんを大人達に叱られない環境でやってみようと、それぞれに興奮していました。

隠れてやれる絶好の場所として、私の家がみなの期待に応える形になったのでした。




此処に《女の人がいる》

私が発言したことでした。


「どうしても、帰ってくれない」

誰かが意識する秘かなワザとなのか、それとも……何かが働きかけていたのか……。



とにかく、私の親が気がついた時には、私たちは真っ青になり、軽い恐慌状態に陥っていたのでした。

どうやってその場をおさめたのか覚えていませんが、学校にも連絡がいき、担任が家庭訪問で事情を聞きに来て、こっぴどく叱られました。


叱られはしましたが、火がつきました。


その建売住宅に住むことは、狭いアパート暮らしであった私ども家族にとって、晴がましく、新居の心地よさに酔っていたはずでしたが

実は、居心地の悪い何かを、誰もが感じていたのかも知れません。


子供のコックリさんなど相手にされないものでしょうに
「子供が見えると言い出した!」
と騒ぎ立てる理由になり


不動産屋が責められて仕方なくこぼした話では、雑草が目隠しになり、建売の建築の以前に事件が起きてしまったということでした。



遅い時間に帰宅するOLさんが襲われ、草むら深くに連れ込まれて暴行にあい、朝になって遺体で発見されたというものでした。



「ほら、何らかがあったと思っていたら、やっぱり!!」



女どもが騒ぐものの、敷地は広く、駐車場が残っているため、事件があったのは駐車場の敷地内であり、販売した土地は問題ないと言われて、出るところへ出られる話でもなく、黙らざるを得なかったと聞きました。


店を閉めた夜半に、一階にしかないトイレに行く時に、店と住宅を遮る戸が開いていると、とても怖くて耐え難く、

曇りガラスの戸が閉まっていても、何かが向こう側にいるようで、トイレそのものが恐怖でした。


気にすればするほど、暗がりに女の人の居るような気配がすることが多くなって、毎晩が苦痛でした。

2階は気にならないのかというと、昼間でも何故だか背中がゾワゾワする感じがして、日向の干した布団の所でしか、安心できない心地でした。

視線を感じるというのでしょうか。



大人達も、多少はそのようなことがあったのかも知れません。



そんな中でも、お隣の同級生の男の子のお家では、可愛い真っ赤なサルのような妹が生まれ、新しい誕生に皆が喜びを分かちあっていました。



その小さな生命が、お座りができるようになって少し自分の主張を始めた頃……






事故は起きてしまいました。。。




出かける支度をしていたお隣のお家で、忘れ物に気がついて、お店のホールに乳母車に乗せた赤ちゃんと、それを見ているように言われた小学校4年生のお兄ちゃん。

ベビーカーとかバギーというよりも、乳母車という呼び名だった頃です。


大人達の誰も知らない、ほんの数分。





お母さんが戻った時は、もう赤ちゃんは心肺停止だったそうです。

お兄ちゃんは、「僕は何も知らない」とだけしか繰り返さず、何が起きたのかは闇の中になりました。


何処にも、何の確たる繋がりもありません。


ただ、とても不気味であった。



明るく人懐こく、やんちゃだけれど小さな妹をひときわ大事にするお兄ちゃんだったのに、以来、ものも言わない暗さを纏うようになり、明るかったお母さんもしゃべることもなくなり、まるでお隣だけ夜があけないような暗さが目に付くようになりました。



もしかして、あの時に面白半分で《女の人がいる》なんて言い出さなかったら……


家の暗い店舗に、人影が見えたりすることもなかったかもしれず……


あの小さくて可愛い、よく笑う赤ちゃんも、理由なく命が失われることもなかったかもしれない……。




誰も知らない、店が開く前の薄暗い店舗の中で、乳母車がひっくり返り、床へこぼれ落ちてしまった小さな魂。


小さな店舗住宅です。

カウンターとテーブル席の隙間は、そんなに広い場所でなく、乳母車が傾くのはあったとしても倒れて乗っていた赤ちゃんが床へ落下する面積がないのです。

お座りができるだけの子が、自分で落ちる訳もなく。



命がなくなるということ……


今ならもっと大騒ぎになるような気もするのですが、捜査らしいものもほとんどなくて、小学生の子供と赤ちゃんから目を離したお母さんだけに非難が集中してしまうわけでもなく……。



《お兄ちゃんのヤッカミ》
そんな事を、私の母がまことしやかに語っていました。


そんな風に片付けられた子供にしたら、それほど酷いこともないだろうと、大人たちの会話をゾッとしながら聞いていましたが、何が出来るわけもなく。



お隣はそれから半年もしないで、店舗住宅を売り払ってしまったので、真相はまるで分かりません。


私の家も、お隣が引っ越してほどなくして、騙されるように売却することになり、私の家は坂道を転がり落ちていく最初を踏み出したのでした。



遠い昔の、面白半分がきっかけになったかもしれない、怖くて気持ち悪い事件でした……。

小さな魂の冥福を祈るだけです



誰にも言えなかった話です……。

コメント(4)

いたまし過ぎて下手な事書けないですが、

多分言ってしまったのではなく
言わされた。いる、と言わせた事で
姿を現しやすくした、のでは。

でも、自分が不幸な目にあったからといって
何の罪もない赤ちゃんに危害を加えたとは思いたくないですが。
赤ちゃんを自分のもとに連れてきたかったのかも知れないですね。
>>[1]

コメントありがとうございます。

言わされたことで、姿を現しやすく……。。。

もしかしたら、そうかなのかも……。

ある時の夜遅くに、店の扉のすぐそこに、髪の黒い(あの頃は茶髪はヤクザみたいな人しかしなかったから、当たり前ですが)、白いブラウスを着た女の人がいたので、驚愕してしまいました。

狭い住宅なので、階段が回り込むように降りていき、階段のデットスペースがトイレ、そのトイレの扉の真横が店への扉なのです。

お客さんも入れるように拵えてあるため、店と生活との区別さえも曖昧な場所にあるトイレでした。

1度しか、ハッキリ見たことは無かったのですが、それからは何かの気配がなくなることはなく、また母親の思い込みのような言動が激しくなり、歪であった家庭は、どんどん壊れていきましたね。

越していったお隣は、その後平安が訪れたのなら良いのですが。

赤ちゃんは最初の犠牲でしたが、そこに住む者へ安らぎを与えない頑なな何かがあったような気がします。

もしかして、何かを連れ出したのが家であったかも?

遥か以前の話ですが、私が結婚した頃にはまだその店舗住宅は変わらずに商売をしていたそうです。
稀有な体験でしたね。

みんなそれぞれに、悪循環に入ってしまって、痛ましいことだったと思います。

最初のご家族とはもうやり切れないことになってしまったのであれば、それは、今の家族をその分だけ大切に思う力になっているのかもしれませんね。
>>[3]

温かなコメントありがとうございます。

上には母親のことを書きましたが、父が商売をしながら働くのを嫌がるようになったのも、その頃からかもしれないと思ったりしました。

本当に、反面教師は有難いものです。
そうならないように気を付けることが出来ましたし、今を大切に思うことができて、簡単に捨て去るなんて考えられません。

なくすのは一瞬ですが、積み上げるのは鍛錬のいることですね。。。

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