とにかく怖い話。コミュの実話　「廃墟」

前に一度投稿させて頂きました(^０^)
消してしまったのでまた投稿させて頂きます。

これは、私が小学５年生の夏の暑い日のお話です。

Ａ君「なあなあ廃墟に行かないか？」

学校が終わり、帰る準備を
していると突然言ってきました

私「廃墟？」

Ｅ「廃墟てあの？」

Ａ君「そう、あの廃墟！今日暑いからさっきみんなと行かないかって話してたんだ、お前らもどう？」

確かにあるのです
誰も住んでいない古い家が…

廃墟全体に木や草で囲まれてて
あまりはっきりと見えませんが
通るだけでも恐怖を覚えるくらい…

私は怖いのは苦手なので
正直行くつもりはありませんでした

ですが５、６人が行くと言い、
友達のＥちゃんにどうしても、
と言われ行くことになりました

そのときはわかりませんでした

これからおこるほんとの恐怖に

廃墟はその日の２０時に行くことに

時刻は１９時４５分

「そろそろ向かうか…」

私はみんなが待っている公園に向かいました

Ａ「あっ、こっちだぞー」
そう声が聞こえるほうに行くと
もうみんな集まっていました。

メンバーは
男子がＡＢＣＤの４人
女子はＥＦと私の３人

Ａ「おい、お前らちびるなよｗ」

Ｃ「バカ言うなよｗちびるわけないだろｗ」

などなどと最初は
笑いながら向かっていました。

ですが、

「…………………」

廃墟につくころ、次第に会話は減りました

結局無言のまま廃墟の前へ

Ｃ「思った以上に怖くないか？」

Ｅ「不気味すぎ

」

廃墟はたくさんの木や手入れ
されていない草に囲まれていました

怖かったので友達と手を握り中にはいりました

「ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…」

中はかなり広かったので

ＢＥ私が一階を回ることに
ＡＣＤＦが二階を回ることに。

私達は、まずは玄関から
すぐの和室に入ってみました

私達は部屋の中を探りました

すると私はタンスの上に飾ってある
一枚の写真に目がいきました

その写真には子供を抱いている
仲の良さそうな夫婦が写ってました

Ｅ「ひっっっっ」

突然タンスをあさっていた
Ｅが悲鳴をあげました

Ｂ、私「どうしたの？」

Ｅ「このビンのなか…ビンのなかに、たくさんの歯があるの……」

Ｂ「なあ、ここ多分男が使ってた部屋じゃないか？」

確かにクローゼットには男性ものの
服やズボンが飾ってありました

恐らく、この部屋は写真に
写っていた男性の部屋だと私は予想

突然、

「きゃああああぁぁあああっっ」

二階からＦちゃんの悲鳴が聞こえ、
すぐに私達も二階に走りました

私「どうしたの？！」

Ａ「この部屋に入った瞬間Ｆが怯えて…そしたら悲鳴を…俺も全然わかんねえ…」

Ｆ「女の人があ…っいや、来ないでええ！！」

Ｆは怯えながら泣きじゃくってました

Ｃ「とりあえずここから出よう！」

みんなそれに賛成し、急いで出ることに

Ｆちゃんが心配だったので
みんなで家まで送りました

Ｄ「俺、見ちゃったんだよね…」

Ｆちゃんを送った後、Ｄが口をひらきました

Ａ「なにをだよ？」

Ｄ「あの部屋に入ったら女の人が立っていた…その女の人、Ｆをみた瞬間ニタァって笑ってＦに「見つけた…」て言ったんだよ…」

「………。」

信じたくありましせんでした

ですがＤとＦちゃんの怯えようは
尋常じゃなかったのです

みんな、廃墟に行ったことを
後悔しました、もちろん私も…

次の日

Ｆちゃんは学校を休みました

Ｄも体調が悪そうでした

心配になり、私とＡとＥは
家が近いため、お見舞いに
行きました。

出迎えてくれたのはＦの祖父母でした

家にあがらせてもらい
Ｆちゃんの部屋にはいると
Ｆちゃんは思った以上元気でした

Ｆ「あっ、皆ごめんね

今日学校休んで

」

私「気にしないで、ゆっくり休んでね」

するとＡを見て「きゃああああぁぁあああ」

またＦちゃんは怯えていました

Ｆ「来ないでえっいやああああ」

私にも見えました…

Ａの後ろにいる女性が…
写真に写っていた女性が…

あの家は昔、仲の良い
夫婦と子供が住んでいました

しかし、あるとき男が子供を連れて
女から逃げてしまいました

女はあまりにも悲しく自殺したそうです

もしかしたらＦちゃんがその子供なのでしょうか？

探してたのでしょうか？

数年後、Ｆちゃんの祖父母が
亡くなり、親戚に預けられて
以来会っていません

Ｆちゃんは元気なのでしょうか？

怖くなかったらすみません
私は怖かったので投稿しました

ここまで読んでいただきありがとうございます(^０^)