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とにかく怖い話。コミュの【実話】河川敷の夜

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私自身、霊感なんてモノを小さな時から持ち合わせているので、この話はしても大丈夫な位に軽いものですので怖くは無いかも知れませんが、ご容赦ください。

誤字脱字がありましたらすみません。
それでは宜しくお願い致します。

=========

これは私がキャンプ仲間と某・河川敷で一泊した時の話です。

私たちは夏にキャンプに行くのが毎年の恒例に成っていました。
しかし、その年は会社の休みが皆合わなかったために中止となってしまいました。
その代わりということで、前にも来た事のあったその河川敷でテントを出して遊ぼうという事に成りました。

小さな子を物欲しそうに覗き込む霊が目撃された場所では有りましたが、夏場には家族連れも多く訪れる人気のスポットです。
ですが私たちがキャンプをしたのは秋に入り、昼間は暖かくても夜は冷えるので火を焚かなくてはいられない位でしたので、夜には私たち以外の人は河原には人っ子一人いない状態となりました。

その時のメンバーは女性が私を含めて3人と男性が2人でした。
キャンプの時は男性陣が頑張って料理をしてくれるので、幸せを満喫しながらバーベキューを食べたりお酒を飲んだりしながら楽しくお喋りをしていました。

楽しくお喋りをして何時間ぐらい経ったでしょうか?
あまりにも気持ちが良かったのでちょっと飲み過ぎました。
河川敷を見渡しても自分たち以外誰もいない、川の流れる音と虫の声と風の音だけです。
気持ちが良くなった私は「ちょっと酔い覚ましに河川敷歩いてくるよ」と席を立ちました。
皆に河川敷に他の人の気配は無いけど、姿が確認できる範囲までにしろよと声をかけられながら私は一人で河川敷をブラブラと歩き出しました。

秋風と河原から来る風が気持ち良くてフラフラと歩いていましたが、河川敷の石は結構歩き辛くかなり歩いたなと思って振り返っても仲間の姿が確認出来る範囲を出る事は出来ませんでした。
遠くから友人たちの楽しそうな声も聞こえます。
まあ、ここら辺で一休みするかと私は徐に座り込み河の方を何とはなしに見ていました。

すると・・・
友人達のいる所より、もっと奥の方にある高架下のほうに黒い影が二つ見えました。
二つの影はじゃれるように川縁を私の座っている方へと近付いて来ているように見えました。
私には二匹の黒い犬がじゃれ合って散歩しているように思えたのですが・・・
私よりも近くにいるはずの友人達は何も気が付いていないみたいでした。

その時、危険は何も感じられませんでした。
ただ「二匹の犬が楽しそうだな〜」とか「近くに家の犬で、この時間はここを散歩するのが日課なのかな?」なんて良く分からない事を考えていました。
怖いという感覚が無かったのでジーっと二匹の犬を眺めていたら、突然異変が起こりだしました。
黒い犬は近づくに連れ色が、なんだか段々と黒い色が抜けて白へと変わっていくんですよ。
そして形も・・・犬からだんだんと人の形へと。

その影は近付いて来るにつれ速度を上げ、形もどんどん変わっていきます。
人の影が二本の足になり・・・私の目の前を駆け抜けた時には巨大な足、足首から下のみの二つの足が走り抜け、夜の闇の中へと走り抜いたように消えて行きました。

その後、少しの間呆然と足を見送った私ですが、すっかり酔いも醒めてしまったので友人達の元へと戻り今体験した事を話しました。
結局のところ、それが何であったのかは分かりません。
私自身もあんなモノを視たのその一度だけですので、今と成っては何だったのかは闇の中です。



『おわり』

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