どうしてくれるんですか
ガンツは自分も大好きですが、ﾊﾟﾛﾃﾞｨｰもんがでてきてこそ一流ってもんです。 例えば、シャネルなんかは偽物を容認してますしね
【管理人追記：
こちらのトピックは、
GANTZ(著：奥 浩哉)のパロディー作品となります。
ご了承の上ご覧下さい】
この話は、この1話で完結になっています。
けど、シリーズ的に続いたりします。
10話溜まった頃に、ルール通りまとめトピを作ろうと思っています。
それでは、【でンツ 第一話】の
はじまりまじまり〜。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
オレの名は【城野 騎士（しろの ないと）】
高校一年。
この【騎士】と書いて【ナイト】と読む名前は親が付けた。
じいちゃんやばあちゃん世代が最初にこの名前を聞いた時、すこし困ったリアクションがピクリと滲み出るのがビンビン伝わってくる。
そして親がいないときにこっそりと、（最近は普通に読めない名前つける親が多いねぇ…）とかって陰口チックな事を言っている。
正直、オレは悪くないのに、オレが辱めを受けたような気分になる。
だから、オレ個人的に、全国のこれから親になる人達に言いたい。
【子供の名前は普通に読める名前にしてやってくれ！！！】（←あくまでオレ個人の意見だ）
…話が逸れた。
今日も学校が終わり、オレは携帯サイトを見ながら自転車で帰宅する。
たまに真面目な奴から「片手わき見運転はあぶないよ！」とかって言われるけど、そんなの関係ない。
片手で脇見しながらでも、十分に周りに注意は払っている。
オレはそれが出来る人間だから。
カッチ…カッチ…カッチ…。
…ちっ。
大きな道路を渡る信号が点滅している。
…信号無視できる道路なら、いつも余裕で渡るが、ここは交通量が多い道路。
オレは仕方なく信号待ちをして、携帯でエロサイトをどっぷり見る事にした。
…うほっ！たまんねーなこの美尻！！
画像には、とてもキレイな形をした尻と顔の女性が写っていた。
何歳だろうこの子…オレと一緒くらいかな…。
そんな事を考えながら、自転車のサドルに座ってるのに立っているオレ。
…キキーーッ。
「…はぁ…はぁ…」
…と、その時、オレの隣に勢い良く走ってきた自転車が急ブレーキをかけて止まった。
「はぁ…はぁ…」
…えらく息が荒れてるな…。
オレは横目でソイツを見てみた。
！！！！！！！！？？？？
隣には、自転車にまたがる身長180くらいありそうな高校生の姿。
…いや、そんな図体とかで驚いたのではない。
…コイツは…コイツは【志村】だ。
【志村 撒（しむら まける）】
…小学校の頃、同じクラスだった志村…。
たしか、中学になって両親を失い、引っ越して行ってから、えらく荒れてヤンキーになったって聞いてはいたが…。
志村はリーゼントで、三連ピアスになっていた。
オレはそっと志村と反対方向に顔を逸らした。
…小学校の頃、コイツには色々と偉そうに接していたから、その復讐とかされたら怖いからね…。
そそっと顔を背け、携帯エロサイトの画像を見るオレ。
「…あっ！！」
？？？
と、その時、志村が声を出した。
…オレがバレた…？
恐る恐る、志村の方を見るオレ。
…が、志村はオレを見てはいなかった。
志村の視線は、横断歩道に向いていた。
…そっと、オレも横断歩道の方を見る。
「…あっ！」
思わず声が出た。
なんと、横断歩道の上で、にわかサッカーファンであろう酔っ払いが【カズダンス】を踊っていたのだ。
「ちょ…！アイツ！！！キングカズを冒涜する気か！！！」
同じくにわかサッカーファンのオレも、カチンとする出来だった。
「ぶつぶつぶつ…」
横では、志村がなにやらぶつぶつ呟いている。
…そして…
「…よしっ！…ｺﾞｸﾘ」
志村は気合を入れるかのようにそう言って、赤信号の横断歩道へ駆け出した。
「ちょ…オマエ！！！」
思わず声が出るオレ。
しかし、志村はカズダンス野郎に集中してオレには気付かない。
…ブーン…プップーー！！！
右を見ると、大型トラックが迫ってくるのが見えた。
…アイツ…バカか！！！！
志村は酔っ払いを担ぎ上げようとした…が、おそらく思いのほかダンスで回す手が早いらしく、上手く捕らえきれないようだ。
「…！！！！？？ あ、あれ？？ナイちゃん！！！？」
と、その時だった。
…なんという事だろう。
志村はオレの存在に気付いてしまったようだ。
（コメント1につづく）
こちらのトピックは、
GANTZ(著：奥 浩哉)のパロディー作品となります。
ご了承の上ご覧下さい】
この話は、この1話で完結になっています。
けど、シリーズ的に続いたりします。
10話溜まった頃に、ルール通りまとめトピを作ろうと思っています。
それでは、【でンツ 第一話】の
はじまりまじまり〜。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
オレの名は【城野 騎士（しろの ないと）】
高校一年。
この【騎士】と書いて【ナイト】と読む名前は親が付けた。
じいちゃんやばあちゃん世代が最初にこの名前を聞いた時、すこし困ったリアクションがピクリと滲み出るのがビンビン伝わってくる。
そして親がいないときにこっそりと、（最近は普通に読めない名前つける親が多いねぇ…）とかって陰口チックな事を言っている。
正直、オレは悪くないのに、オレが辱めを受けたような気分になる。
だから、オレ個人的に、全国のこれから親になる人達に言いたい。
【子供の名前は普通に読める名前にしてやってくれ！！！】（←あくまでオレ個人の意見だ）
…話が逸れた。
今日も学校が終わり、オレは携帯サイトを見ながら自転車で帰宅する。
たまに真面目な奴から「片手わき見運転はあぶないよ！」とかって言われるけど、そんなの関係ない。
片手で脇見しながらでも、十分に周りに注意は払っている。
オレはそれが出来る人間だから。
カッチ…カッチ…カッチ…。
…ちっ。
大きな道路を渡る信号が点滅している。
…信号無視できる道路なら、いつも余裕で渡るが、ここは交通量が多い道路。
オレは仕方なく信号待ちをして、携帯でエロサイトをどっぷり見る事にした。
…うほっ！たまんねーなこの美尻！！
画像には、とてもキレイな形をした尻と顔の女性が写っていた。
何歳だろうこの子…オレと一緒くらいかな…。
そんな事を考えながら、自転車のサドルに座ってるのに立っているオレ。
…キキーーッ。
「…はぁ…はぁ…」
…と、その時、オレの隣に勢い良く走ってきた自転車が急ブレーキをかけて止まった。
「はぁ…はぁ…」
…えらく息が荒れてるな…。
オレは横目でソイツを見てみた。
！！！！！！！！？？？？
隣には、自転車にまたがる身長180くらいありそうな高校生の姿。
…いや、そんな図体とかで驚いたのではない。
…コイツは…コイツは【志村】だ。
【志村 撒（しむら まける）】
…小学校の頃、同じクラスだった志村…。
たしか、中学になって両親を失い、引っ越して行ってから、えらく荒れてヤンキーになったって聞いてはいたが…。
志村はリーゼントで、三連ピアスになっていた。
オレはそっと志村と反対方向に顔を逸らした。
…小学校の頃、コイツには色々と偉そうに接していたから、その復讐とかされたら怖いからね…。
そそっと顔を背け、携帯エロサイトの画像を見るオレ。
「…あっ！！」
？？？
と、その時、志村が声を出した。
…オレがバレた…？
恐る恐る、志村の方を見るオレ。
…が、志村はオレを見てはいなかった。
志村の視線は、横断歩道に向いていた。
…そっと、オレも横断歩道の方を見る。
「…あっ！」
思わず声が出た。
なんと、横断歩道の上で、にわかサッカーファンであろう酔っ払いが【カズダンス】を踊っていたのだ。
「ちょ…！アイツ！！！キングカズを冒涜する気か！！！」
同じくにわかサッカーファンのオレも、カチンとする出来だった。
「ぶつぶつぶつ…」
横では、志村がなにやらぶつぶつ呟いている。
…そして…
「…よしっ！…ｺﾞｸﾘ」
志村は気合を入れるかのようにそう言って、赤信号の横断歩道へ駆け出した。
「ちょ…オマエ！！！」
思わず声が出るオレ。
しかし、志村はカズダンス野郎に集中してオレには気付かない。
…ブーン…プップーー！！！
右を見ると、大型トラックが迫ってくるのが見えた。
…アイツ…バカか！！！！
志村は酔っ払いを担ぎ上げようとした…が、おそらく思いのほかダンスで回す手が早いらしく、上手く捕らえきれないようだ。
「…！！！！？？ あ、あれ？？ナイちゃん！！！？」
と、その時だった。
…なんという事だろう。
志村はオレの存在に気付いてしまったようだ。
（コメント1につづく）
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「な、なっ！！お、オレは志村けんなんかじゃ…」
「志村！！いいからスタートって言え！！」
オレは志村を促した。
…はやくスタートといわなければ順番を飛ばされる。
…志村の奴、そんな事も察せないのか…。
「ス、スタート！」
【ピッピッピ…】
「ストップ！」
【ピーー！
武器：エクスカリパー
防具：赤フン】
「あ、アカフン！！！！」
志村は直立しながら川島ピラミッドにツッコんだ。
志村のリアクションは、小学生の頃より磨きがかかっているようだ。
ヒュ〜〜ガシャン！
ヒラヒラヒラ。
また、天井から降ってきた。
かなりかっこいい強そうな剣と、赤フンが…。
【では、最後、内藤君…】
「…騎士です…」
【ププ…
騎士君、どうぞ】
「…スタート…」
…コイツ…ウケを狙っているのか？
…だとしたらセンスなさすぎだろ…。
【ピッピッピッピ…】
「…ストップ…」
【ピーーー
武器：トンガリコーン
防具：女神のネグリジェ】
ヒュ〜〜…コツン。
ヒラヒラヒラ。
オレの目の前に、トンガリコーンと、見るからに恥ずかしいデザインのネグリジェが降ってきた。
「ププ…」
「ククク…」
周りの視線と失笑が痛い…。
【…では、武器ルーレットは以上です。
今から、今回の指令を伝えます。
指令が終われば、すぐに外に出て指令開始となりますので、
指令中に準備は済ませておいてください。
…尚、至急された武器と防具は本人しか着用できませんので、お気をつけ下さい。
もし他の人のを着ようとすると…頭が爆発します。
…では、今回の指令です…】
ゴクリ。
オレはツバを飲み、画面に見入る。
…見入りながらも、ネグリジェをチラﾐする。
…無理だ…さっきディスプレイには【外に出て】と表示された…。
こんなの着て外に出るだと？
罰ゲームじゃねーか！
【今回のターゲットは…『シソ星人』デス】
ディスプレイには、『シソ星人』らしき姿が映し出された。
【制限時間は一時間。
それでは…今から指令スタートです】
カチャカチャッ！！
…吉田は、なにやら銃のようなものを取り出した。
…間違いない。アイツはこの指令とやらを…過去に経験している！！！
…くっ…。
背に腹は変えられない。
仕方なくオレは、消防士ばりの速度でネグリジェを身にまとった。
（でンツ 第一話 終）
今から、今回の指令を伝えます。
指令が終われば、すぐに外に出て指令開始となりますので、
指令中に準備は済ませておいてください。
…尚、至急された武器と防具は本人しか着用できませんので、お気をつけ下さい。
もし他の人のを着ようとすると…頭が爆発します。
…では、今回の指令です…】
ゴクリ。
オレはツバを飲み、画面に見入る。
…見入りながらも、ネグリジェをチラﾐする。
…無理だ…さっきディスプレイには【外に出て】と表示された…。
こんなの着て外に出るだと？
罰ゲームじゃねーか！
【今回のターゲットは…『シソ星人』デス】
ディスプレイには、『シソ星人』らしき姿が映し出された。
【制限時間は一時間。
それでは…今から指令スタートです】
カチャカチャッ！！
…吉田は、なにやら銃のようなものを取り出した。
…間違いない。アイツはこの指令とやらを…過去に経験している！！！
…くっ…。
背に腹は変えられない。
仕方なくオレは、消防士ばりの速度でネグリジェを身にまとった。
（でンツ 第一話 終）
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