ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

とにかく怖い話。コミュの【実話】呟き

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
暇潰しにどうぞ。


私が大学生の頃の話です。
当時私は派遣のアルバイトをしていて、ある工場に行っていました。
内容としては、ペットボトルの仕分け作業で、単純なんですが、深夜でしたので非常に眠くて、毎日寝そうになるのをこらえて作業してました。
そんなある日、いつも通り工場へ行くため駅で最終電車を降りました。

その日はグループで行くことになっており、3人で行きました。
大学の友人の佐藤(仮名)とバイト先で知り合った高野(仮名)とでしたから、顔見知りなので楽しく工場に向かいました。
深夜バイトですから、当然バスもなくて、駅から工場まで15分くらいを歩くのですが、途中街灯のない区間があり、私は勝手に「暗闇坂」と名付けていました。
3人で世間話しながら、暗闇坂にさしかかったときです。
道の脇に林があるのですが、林の中に白い何かが動いているのです。
私がなんとなく視線を向けてると、高野も気付いたらしく「なにかいるよな?」と聞いてきました。
佐藤も気付いたらしく、3人で見ていたのですが、そのうち動かなくなったので、気になって確認するため林に近づきました。
すると林に入ってすぐに、大きく枝が下にガサッと音がし動いたので、動物かと思って深く入ったのです。
木々の中を歩いていくと、そこにいたのは首を吊った女の人でした。
白色のロングTシャツに、黒色ズボンを履いていたので、白いTシャツが見えていたのです。
3人とも声も出なくて、固まっていると、ロープが細かったせいかロープが切れて女の人が落ちたのです。
私は呆然と立っており、佐藤は半分腰が抜けたようになっていました。
しかし、高野が「警察か救急車だ!」と叫んだので、私も慌てて携帯電話で119 番したのですが、バイトで通っているだけなので住所も何もわかりません。
しかも場所が林の中でしたので救急もわからないようでした。
すると高野が「俺が迎えに行く」と言って走りだしたのです。
私も正直気持ち悪かったので、行こうとしたのですが佐藤が泣きながら高野を追いかけていってしまい、さらに救急から「息をしてるのか」と聞かれたので、確認しないわけにいかなかったのです。
私は嫌だと思いながらも、女の人の口元に手をやり、胸を見ると動いていたので生きてると思い、救急車が来るまで待つことにしたのです。
生きてるとわかったら、少しだけ落ち着いてきたので、他に怪我がないか女の人をよく見ました。
女の人は小柄で、髪は茶髪の少しぽっちゃりしてる若い感じの子で、どこにでもいる感じでした。
服が落ちた際に少し乱れ、手元がまくれるような状態になっていました。
なんとなく見ると、リストカットの跡が多数あったのです。
リストカットに驚いていると女の人は、うめき声を出してきたのです。
私はとにかく救急車早く来いよバカ野郎とか思いながら、遠巻きに女の人に「大丈夫?」とか声を掛けていました。
すると女の人は意識が戻ったのか、目が開きました。
そして周りを確認するために見回し、私を発見すると、にらみつけてきたのです。
私は目線が外せなくなり、お互いに目線をぶつけ合う状態が続いたのです。
私は怖いとか驚くとか、そんなことより、なにか吸い込まれそうな感じでいました。
そんな状態がどのくらい続いたのかわかりませんが、高野の声で、はっと我に返りました。
気付くと救急車が来て、高野が横にいたのです。
救急車の人と警察が女の人を救急車に連れていこうとしてましたが、女の人はすごく抵抗しており、「殺せ!」「死なせろ!」などと叫んでいました。
それでも、警察がなんとか抑えて救急車に乗せるとき、私の横を通った瞬間でした。
女の人は、私を見て
「助けたと思うなよ」
と呟いて救急車に運ばれて行ったのです。


警察に聞いたら、その女の人は自殺願望者らしく時折暗闇坂脇の林で首を吊るそうです。
警察の事情聴取を終えて、3人で帰宅するときでした。
高野が私に待っている間のことを、詳しく聞いてきました。
私はあまり思い出したくなかったから、断っていたのですが、しつこく聞いてくるので、なんでそんなにしつこいか聞きました。
すると高野は「お前、俺が声を掛けるまで首吊りのヒモを持っていたのに気付いたか?」と言ってきたのです。
もちろん、私は自分でヒモを持った記憶がありません。
しかし、佐藤に確認しても持っていたと答えました。
そのときわかったのです。
女の人は、私だけに呟いていたのではないのです。
私と高野に向かって
「助けたと思うなよ」
と言っていたのです。

私達3人はすぐにバイトを辞めて、二度と暗闇坂にはいってません。

コメント(19)

暗闇坂

各地にあると聞いています

僕の所も近くにあります

横浜中心地区です。

首切り場と聞いています
助けたと思うなよ???

バイト辞めなくていいし、生きてたんだから暗闇坂は怖くないのでは??
自分でも知らない間に首吊りしようとしていた所で、友人の高野に声をかけられて我に返った。

高野に対しては、『友達を助けたと思うなよ(助かったと思ったら大間違いだ)』

主人公に対して、『(私は死にたいのだから、)私を助けたと思うなよ』

…最後がわからないって人はココが解らないのだと思ったので書いてみました。
違ってたらすいません!
> タカシーズン4さん
その通りです。
末筆ですみません…
怖かったです。

最後、私はロープを持っていたのは友達が来るのが遅れていたら、女性の首を絞めていたかも…ってことかと思っていました。

女性が亡くなってなくても、そんなことがあればもう行きたくないですよね。
また遭遇するかもしれないし(>_<)
記憶が無い間に何があったのか・・・あせあせ(飛び散る汗)
怖いですねもうやだ〜(悲しい顔)

それにしても佐藤さんよ・・・たらーっ(汗)
ビビりな上に、暗い現場に主さん一人だけにするなんて・・・あせあせ(飛び散る汗)
救急車を現場に呼んでくる人は高野さん一人で十分でしょ・・・たらーっ(汗)
佐藤さんちょっと酷すぎるわ・・・あせあせ(飛び散る汗)
高野さんがしっかりした方で良かったですねぴかぴか(新しい)
まあとりあえず皆さん何事もなく無事だったので、佐藤さんのビビりな行為も許せますねあせあせ
> いけやんさん

いや、わかりにくくてすいません。
> きなさんさん

同感でした。
理解できないものという意味では一緒かもしれませんが…
> カリート・Bさん

佐藤はこういうのまったくダメなんですw
女の人は生きている人間なのに、トピ主さんにロープを持たせて自殺させる力なんかあるのでしょうか?
> らっきょマンさん

ないです。そんな力ないですよ。
だから、結果はただの偶然だと思います。
死ぬってすごいエネルギーなんですよね。
それにのまれたかもしれません。
無意識のうちに首つりのヒモを持たせてしまう負のパワー・・・怖い・・・げっそり
これが無意識のうちにリストカットに持っていく方向だったら・・・げっそり
怖い・・・げっそり
(私的には無意識のうちにパイプカットに持っていかれるのが一番の恐怖・・・げっそり)



こんなパワーを使える(?)この女性は、ダークサイドフォースを使えるシスなのか・・・あせあせ(飛び散る汗)
シスだったら、この女性は師(師匠)なのか弟子なのかexclamation & question
名はダース・何なのか・・・exclamation & question
すみませんあせあせ(飛び散る汗)
失礼しましたm(__)m

ログインすると、残り5件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

とにかく怖い話。 更新情報

とにかく怖い話。のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。