とにかく怖い話。コミュの【心霊系】寂しくないよ

ある小学校に、体格が小さくよくいじめの対象にされてしまう女の子がいました。

ある日の放課後、クラスの男の子たちが女の子を無理矢理、人気のない道にある空き家まで連れていき、小さな部屋に閉じ込め、開かないようにしてそのまま帰ってしまいました。
女の子は一生懸命ドアを叩いたり叫んだりしましたが、誰も助けにきてくれまぜんでした。

遂に周りが真っ暗になってしまい、女の子が疲れて諦めかけていたとき、別の壁にダン、と何かが軽く叩いたような控えめな音がしました。

「誰かいるの？」

女の子が声をかけても声が帰ってくることはありませんでしたが、代わりにもう一度ダン、と音がしました。

「そこにいるの？幽霊さん？」

その時の女の子にとって怖いものといえば、クラスメイトの男の子たちと暗やみと孤独だけだったので、女の子は誰かがいるということにとても安心しました。

「お話はできないのかな？」

またダン、とひとつ。
どうやら話すことはできないようで少しがっかりしましたが、女の子は孤独を紛らわしてくれる存在とどうしても話していたかったのです。

「それじゃあ私が話し掛けるから、はいなら２回、いいえなら３回叩ける？」

今度はダンダン、と叩かれました。
女の子が確認の為に「あなたは生きているの？」と聞くと、３回音が返ってきました。
女の子は嬉しくなって、夢中で質問しました。

「幽霊さんって、寒かったり暑かったりしないの？」

ダンダンダン。

「ずっとここにいるの？」

ダンダン。

「ここから動けないの？」

ダンダン。

「寂しくないの？」

ダンダンダン。

「そうなんだ、一人きりなのに強いね」

ダンダンダン。

「あれ、いいえ…？…あ、もしかして幽霊さんはひとりじゃないんだ！」

ダンダン。

「そっか、何人いるの？」

ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンッ！

突如として壁が震えるほどの激しいノック音に襲われ、びっくりした女の子は気絶してしまいましたが、目が覚めたときには辺りは明るくなっていて、一晩中探していた母親に発見されていました。

静かな暗い場所で怖い話してよーみたいに言われたとき、実際音がよく出るものを叩きながらやると結構びびります(･∀･)ﾉ笑

話の進め方が下手ですみません。
既出でしたらもっとすみません。
中学生の時に友人から聞いた怖い話でした。