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とにかく怖い話。コミュの【実話】ミエルヒト9

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やれるだけの事はやりたかった。

いつか私も黒い霊になるのだろうかと思うと、祠に置き去りにされたあの黒い霊をほおって置く事が出来なかった。






Sのおばあちゃんの所へ霊視して欲しいと送られてきたビデオがあった。
Sがおばあちゃんが居ない間に私に見せてくれた

そのビデオはホームビデオで撮影されたものだった。
それは元診療所けん自宅の室内を撮影されたものだった


若者が3人(ビデオ撮影している人を含めて4人)、騒ぎながら室内に入っていく。

私はこのビデオをおばあちゃん家のリビングで見せられた
失踪して、今だ行方不明の家族が昔住んでいた診療所らしい。

若者4人はドンドンと奥へ進む

一階が診療所

二階と三階が生活空間のようだ

若者達は二階へ上がる

若者A「幽霊さ〜ん出ておいで!」

B「わはははっは!」

C「マジこぇ〜から止めろよ!」

カメラマン「めちゃめちゃ霊映ってるぞ〜!」(嘘)

4人は二階のリビング(?)らしき場所へ。そこに女性がいた

突っ立ったまま動かない

4人はその女性に気づくことなく生活雑貨を蹴り飛ばしたりして騒いでいる

お皿、テーブルはそのまま置かれているようだ

壁には赤いスプレーで文字が書かれているのがわかる

4人は風呂場のドアを開ける

男の人が居た

4人は気づかない

A「汚ねぇぇぇ!」

Aは置いてあったお風呂の道具を蹴り飛ばす

ポンポーンと軽快な音と共にプラスチックのそれが風呂場を飛び跳ねた

風呂場の男の人は動かない

さらに4人は3階へ向う

子供部屋?

そんな感じの部屋に三人が入る

誰も居ない・・・・


学習机が映っている。

Bが学習机の一番上の引き出しを開けようとしていたが鍵がかかっているのか開かない

Aが机に付属の椅子に座る





椅子をどけたあと、学習机の下

黒い女の子がいた。


その後、ビデオは普通に診療所を出てそこで終わっている




私「この子、黒い!」

S「そう、二年くらい前に撮影されたものだと思う。テレビ局に送られた後、ばあちゃんの知り合いのお寺経由でココに届いたらしい。そこにたまたま映ってたのがこの子」

どうやら、あまりにハッキリと映りすぎていて、テレビ局も放送できなかったとかで。
本当かどうかはわからない。

S「失踪が起きてからかなりの時間が経っているみたいだ。」
私「じゃあ、もう建物はないの・・・・?」
Sは首を横に振る
S「まだ、あるみたいだ」



私は祠で黒い霊を見たあとから、別の黒い霊を探していた。
それは、ある事を実行するためだ。
その行為は危険でおばあちゃんは反対した


でもどうしても私はやりたかった



それから、数日経ってすぐに私達は行動を起こした

Sは私に協力してくれると言ってくれた

深夜、ビデオに映っていた診療所の前に私たちは居た

診療所の場所は大○田市だった。周りは普通の家が立ち並ぶが診療所だけまるで時間が止まったようだった

診療所の正面入り口は鍵がかかっている

これは不法侵入に値するとかなんとか、法学部のSがウンチクをたれた

庭の方に回ると、勝手口らしきものがある

誰かに壊されたのだろうか、ドアノブが破壊され、ドアは風に揺れている

そこを入るとかび臭い臭いがした

昨日まで住んでいました、と言われてもおかしくないほどに家具等は完璧に揃っている。勝手口には片一方のスリッパが残されていた

懐中電灯で壁を照らすと、スプレーで書かれた言葉に出来ないような落書きが姿を現した


すこし進むと、ビデオが回し始はじめられた場所に出た

二階のリビングに女性が居た

もちろん霊だ

S「やっぱりか・・・」

Sは女性の感情を読んでから言った

私「違ったの?」

その女性はこの家の元住民ではなかった

それから風呂場へ向った

S「この人もだ、まったくこの建物と関係ない人物だ」

最初は、この二人は夫婦なのではないかと予測してはいたが、やはり違った。

と言う事は、やはり原因は


その二つの霊意外ににも、消えかけた数体の霊を確認できた

そして3階の子供部屋

ドアがすこしかたかった

ビデオの映像の後と同じように椅子は机と離されておかれていた

その下にその子はいた。黒い女の子

まだ原型は留めており、死後10年未満くらいだと予想した
実際はもっと経っているかもしれない

何体かの霊を吸収したのかもしれない、お腹の辺りから不自然に三本の指が出ていた。



下に居た男女の霊はこの子に引き込まれてこの診療所に閉じ込められている状態なのだろう。まだ吸収されてはいないが・・・・

私が黒い霊を見つけてやりたかったこと、それは・・・・


Sは黒い霊の感情を読んだ。
この子も生前に私たちと同じ霊障害で苦しんでいたそうだ。
そして、新でもなお、苦しみが続く

いつか私もこうなるのだと思うとほって置くことはどうしても出来なかった

もちろん祠で見た原型を留めてはいない黒い霊も例外ではない

そして、この黒い女の子には悪いが、今日は実験である

黒い霊は、生前に霊障害によって魂が強くなりすぎてしまい消えることができない。

さらに他の霊を吸収し、その存在を継続し続けている

そこで私は考えた、この霊体を霊道を使って消費させ、消し去れば良いのでは?
霊道は霊が通る道と考える人が多いが、どちらかと言うなら川だ。その川で移動するたびに霊気が消耗されると言えばわかりやすいかも

霊体は苦しみから解放され消滅するはず。


そこで、Sに頼んだ。霊道に着くまでSに、黒い霊を憑依させてくれと。







黒い女の子は、まだしっかりと意思があった

なにかに酷く怯えているとSが言った



前に書いたが、霊が人自体に憑くというのは滅多にない
大体は物に憑くものだ。


この霊が、いったい何に憑いているのかを探る必要がある
Sはすぐにそれを見つけることが出来た。人形だった。
机の上においてある、ディズ二ーの人形だ

まだ根は深くなっかった。もしもっと時間が経っていたら・・・・

Sは人形を持った

Sの動きが鈍くなる
すこし気分が悪いと言った




S「うぇぇぇぇっ」

外に出たときSは嘔吐し始めてた。

車で、霊道へ向う

もちろん私の愛車の中でも嘔吐は続く
数体の霊を吸収した黒い霊は私たちが予想した以上に重いものだった。

霊道は私の大学の図書館を突っ切る形で、祠がある山から伸びている

コメント(15)

診療所から1時間私の大学へついた。幸い夜は道が空いていた

しかし、すでにSの意識はない。

黒い霊は何かに怯えるようにSの足元に座っている

私が行くしかない

人形を握り締め車を出た

重い!重力とは違うそれが私にのしかかってきた

胃液が上がってくるのがわかった。

私はSよりも霊の影響を受けやすい


胃の中に誰かが手を突っ込んでいるような感覚

大学のフェンスを登る

意識が朦朧とする

フェンスから落ちて強く頭を打った

幸いにも頭は切れていないようだ



急にめまいがした。空が回り始め、私は這うのがやっよだった

無理だ、霊道まではいけない。

そう思いながらも私は前に進んだ



気づくと図書館の前に居た。

図書館に着くまでに更に2体の霊を黒い霊は吸収した

人形をやっとの思いで霊道に置いた

人形かられを離す

よし!

Sのところへ戻ろう


その時だった

私の足を誰かが握った

黒い女の子だった。

寂しそうな顔をしていた

「もう一緒に居られない。」

そういったけれど、私の思いは届かない。









日が昇る前。私はSの声で起きた。

図書館の前。私は眠ってしまっていた

体が酷く冷え、上手く動かない

ハッとして人形の方を見る

黒い女の子は居なかった

「流れていった」

Sは振絞ったような声で言った・・・・・

回復するまで、私もSも時間がかかりそうだ。

必ずいつか、祠の黒い霊もと思ったが、Sの辛そうな姿をみて、私は少しあきら目を抱いている。

まだ、Sは完全に回復していないようだ・・・・・。





黒い女のこの寂しそうな瞳は、私の心から消え去る事はなさそうだ。
もうミエルヒトは読めないと思っていたので戻ってきてくれて嬉しいです。

主とSさんの体調が悪かったのはこれが原因だったんですねふらふら
これからも大変だとは思いますが、ムリをしないでくださいね。

これからも続き待ってまするんるん
続き気になる〜 楽しみにしています
ワクワクしながら、つづきを待ってます。
もうあなたの話し意外読む気しませんダッシュ(走り出す様)はまりましたふらふら
↑ね〜、
わかるわかるその気持ち〜

   わかるわかる人挙手!






(・ω・)ノ ハイ
d(´c_`)続きもだし、他の話でもいいし、とにかく楽しみです
前の見つけたうれしい顔
一トピックに詰まってたわーい(嬉しい顔)
久々はまりものぴかぴか(新しい)
管理人様が対応してくださるまでご活用下さい。

【実話】ミエルヒト(まとめたもの)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=39279742&comm_id=1154462

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