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とにかく怖い話。コミュの拾いもの【人間系】コンビニ

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即出だったらすみませんあせあせ(飛び散る汗)
少し自分なりに書き換えました。
読みにくかったらすみません。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜
A子さんは今でも腑に落ちないそうです。

以下、A子さんの主観で書きます。


その日、私は彼氏のK太と車で1泊2日の旅行に行きました。

有名な温泉街の旅館に泊まった後、早めに宿を出て観光をしてから帰路につきました。

「少し遠回りして行こうぜ!」

K太がそう言って見知らぬ土地を帰路から外れたのがいけなかったんです。

しばらくして道に迷っていることに気が付きました。

辺りはすっかり暗くなり、道こそ舗装されていますが、周囲にお店や、民家は見当たりません。

真っ暗です。

「ちょっとぉ〜…どうすんのよぅ…。」

私は、K太の計画性のなさを恨みました。

「どぅすっかぁ〜。」

K太はいたって楽観的で、それにさらに苛立ちました。

しばらくグルグル走っていると、ポツンとコンビニがありました。

「こんな何にもないとこにコンビニ?」

少し不思議に思いましたが、久しぶりに見る人工の灯りにホッとしました。

「オレ、国道に出る道訊いてくるわ。ついでに腹減ったからなんか買ってくる。あとションベン。お前は?」

「…待ってる。」

そう言って、K太は車を降り、コンビニの方に歩いて行きました。
私は携帯をいじりながら車内でK太を待つことにしました。



30分程経ったでしょうか、K太はまだ戻って来ません。

まだかなぁとコンビニの方を見ると、小太りでメガネをかけた店員が、店のシャッターを閉めているのが見えました。
(田舎だから24hではないらしい)

「えっ?!」

っと思う間も、店員は原付にエンジンをかけています。

私は急いで車から降り、店員に尋ねました。

「あの…!すみません!まだお店にお客さんいませんか?!」

「…もう誰もいねぇよ。」

めんどくさそうに答えながら私の全身を舐めるように見ます。

「そんなはずないんですけど…!30分位前に男の人来ませんでした?!」

「…えへへ…彼氏?…そういえば来たかなぁ。でも10分位で帰ったな。」

そう言って、店員はバイクにまたがり、

「とにかく、もういないから。」

そういい残し、行ってしまいました。



私は途方に暮れましたが、暗闇の中、ひとりで探しに行く勇気もない。

コメントに続きます。

コメント(24)

気になるなー
けどコンビニでバイト中の俺は怖いような…

ドキドキしながら続きを待ってます(´・ω・`)
戻ってこないと言う事は…

つまり主がこの話に出て来る「彼」?(・ω・`)
続きです。


「そうだ。携帯…!」

しかし何度かけても呼び出しはするものの出ません。

私はK太が私を驚かそうと悪ふざけをしてると思い、半泣きしながら、車から降りてK太を呼びました。

「K太ぁ〜!やめてよ!コワいよ!ふざけるのやめてよぉ!」

返事はありません。
車を運転しようにもペーパーなうえに知らない場所、更に一人では不安すぎます。

K太の携帯を何度もならしながら、車の周りを探しました。もし、これがK太の冗談ならK太を嫌いになってしまいそうでした。

「ねぇ〜…!お願いだから戻って来て!」

相変わらず辺りは静まり返っています。
車からコンビニまで5mもない。

こうなったら探しに行くしかない。私は一度車内に戻りグローブボックスにあった懐中電灯を持ち、コンビニの裏手に向かいました。

「K太ぁ〜。どこぉ〜(泣)」

携帯をならしながら恐る恐るコンビニの裏側にある森の中に入ると、





♪〜♪〜♪〜♪〜


森の奥からK太の着メロが聞こえてきました。

「K太!?いるの?どこ?」

安堵と怒りが入り混じり泣きながら、懐中電灯で着メロの聞こえる森の中を照らしながら進むと、K太の広い背中がうっすら見えました。

「K太!もぅ!なにやってんの?!」

そう言ってK太に近づくと、突然地面がなくなった。

崖だった。

K太は崖の上の梢からぶら下がっていた。




以上がA子さんの話です。
警察では自殺ということで処理されたそうです。

しかしA子さんは、

「絶対自殺なんかするわけない!」

と納得いかないそうだ。

「だって、K太の足下のコンビニ袋におにぎり2つと雑誌、ガムが入ってたんですよ?これから自殺する人がそんな物買いますか?」

今でもこのコンビニはあるそうだ。
夢明でもありましたね。
生きてる人間の仕業ってのが。やっぱり幽霊より血肉のある奴が一番あれですよねげっそり
帰ろうとしたところに客が来たからとか…(・◇・)?
皆さんコメントありがとうございます。
夢明氏の東京伝説シリーズは大好きで、すべて読んだ中のお気に入りの1作を脚色しました。
原作とはちょっと違うかもです。
この手の話が好きな方は読んでみるといいかもしれません。
「『もう』誰もいねえよ」か…。

それにしても、ケータイに気付くの遅い!

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