暦、二十四節気を定期配信コミュの二十四節気「芒種」です

６月６日０４時３７分
「芒種」（ボウシュ）です。

旧暦５月、午（うま）の月の正節。天文学的には、太陽が黄経７５度の点を通過するときをいいます。

芒種は入梅の前で、昔の田植えの開始期にあたります。雨が間断なく降り続き、農家は田植えの準備などに多忙を極めます。

芒種とは、稲や麦など芒（のぎ）のある穀物の稲を植え付ける季節を意味しています。かまきりや蛍が現れ始め、梅の実が黄ばみ始めます。

〈今月の展望〉
甲午一白水気中宮の月

一白水気には「裏」という象意があります。陰陽説から考えても裏のない世界はありえません。裏があるから表があり、表があるから裏があります。

今月はまさしく月建が午（南）。裏、露見による事件が目立つことになります。これまでの悪事や無力さが露見しながらも生き長らえてきた政治家、企業のトップなどが、真っ先に対象となりますが、これも次に向けての真の政権や統率者が誕生するためのプロセスでありましょう。

特に今月は、国家、政治、政治家、官僚、組織のトップ、父、金融財政等を意味する「六白金気」が北に入り、暗剣殺と月破を背負うため、その作用は強く、権威、名誉、異性問題、株式相場の変動、盗難、紛失、ミスなどの被害が起こります。

事件の原因や仕掛け人は、以外にも塀の内というのが特徴のひとつです。上司、スポンサー、父親との衝突、論争、、、部下から足をすくわれるようなトラブルも気になるところです。

水害、地すべり、行方不明、落下、転倒、交通事故、火災、地震が懸念されます。食中毒にもお気をつけ下さい。

〈尅気方位〉

南：五黄殺：破産、盗難、失業、不名誉、不和、喧嘩、別離など。

西：定位対冲：大言壮語、虚言、嘘、精神不安定など。

北：暗剣殺、月破：契約や約束事の破れ、交通事故など。

次は、６月２１日
　「夏至」です。