ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

暦、二十四節気を定期配信コミュの4月16日「春の土用」です。

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
■4月16日「土用入り」です。■
4月16日23時33分「土用」です。土用は雑節の一つで、太陽が黄経27度、117度、207度、297度にあるときと定義し、四季の変わり目に配されています。

今月は「辰:たつ」の土用月です。春の季節から夏の季節に入れ替わる期間を「春の土用」といいます。

「土用」は、陰陽五行説からきています。万物は「木火土金水」(もくかどごんすい)の「五気の消長」によって生成すると説いています。これを四季に五行を配置すると、春=木、夏=火、秋=金、冬=水になり、「土」が余ってしまいました。そこで、各季節に入る前18日間に「土」を当て暦を司ることになりました。

土用の期間は「土の気」が盛ん(旺ん)になり「物を変化させる作用が最も働く期間」になります。土を動かすことは勿論ですが、造作、修繕、柱立、礎を置くこと、井戸掘り壁塗りなどよくないとされています。部屋の模様変えや押入れの整理も見送りましょう。

【土用心得】
土用の期間に入ると、抱えている問題は解決しないといわれています。土用に入る前に方向性を決め、解決しておく事が得策です。とはいっても、もの事が解決せず土用の期間に入ってしまったら、焦らずに先送りして現状を維持しましょう。

【土用の丑の日】
土用といえば「丑の日」、鰻の蒲焼を思い浮かべますが、この蒲焼が普及したのは江戸時代のこと。江戸時代後期に、あの平賀源内が鰻屋に頼まれて「土用の丑の日に鰻を食べると暑さ負けしない」と宣伝。大いに流行しました。万葉集にも鰻が登場しますが、この頃には単に焼いていたようです。

今回の「土用の丑の日」は22日(日)です。「土用の二の丑」は5月4日(金)ですが土用の明けの日です。

■「鰻」(うなぎ)の語源は、「胸黄」(むなぎ)から由来。鰻の調理方法は、東京では切腹をイメージするというので腹を切るのを嫌い、背剥きにします。大阪では腹剥きです。また、焼き方も異なっています。

大阪では鰻のことを「う」といいます。そして鰻丼のことを「まむし」といいます。これは、ご飯とご飯の間に鰻を挟んでマブシて食すからで、蛇のマムシに似ているからという理由ではありません。いつしか「マブシ」が「マムシ」に変化したものです。

【土用の間日】
春の土用の「間日」は、巳・午・酉の日で、4月18日・26日・27日・30日、にあたります。文殊菩薩のはからいで、土公神一族すべてが清涼山に集められ、土用の期間中でもこの日ばかりは土を動かしても祟りがありません。

【土用の明け】
春の土用が明けるのは5月5日「立夏」11時20分です。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
今回は春の土用です。土用の期間はなんとなく上手くいかない期間です。「運」の良し悪しは、誰にでも当てはまりますが、「運気」は自然界の影響を受けながら巡っていまから、大自然の法則を知って、自然の恩恵を活用しましょう。暦を詠むことは一部には大自然の叡智を身につけることなのです。

季節の変わり目は体調を崩しやすいので、健康管理には十分注意しましょう。
読者の皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白
============◇+◇+◇+◇+◇+◇=============
【季節のお便り】ブログのご案内:http://www.kisetsunootayori.com/

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

暦、二十四節気を定期配信 更新情報

暦、二十四節気を定期配信のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング