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暦、二十四節気を定期配信コミュの5月21日「真宗本派、親鸞聖人誕生会」です。

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■5月21日「真宗本派、親鸞聖人誕生会」■
鎌倉時代初期の日本の僧「親鸞:しんらん」は、浄土真宗の開祖で「親鸞聖人:しんらんしょうにん」と尊称されます。

浄土宗の開祖「法然:ほうねん」を師と仰ぎ、生涯に渡り「真の宗教である浄土宗の教え」を継承し、それを高めることに力を注ぎました。

承安3年(1173)4月1日京都生まれ。現在の法界寺(真言宗醍醐派別格本山)、日野誕生院(浄土真宗本願寺派)付近(京都市伏見区日野)にて、皇太后宮の大進・日野有範の長男として誕生。母は、清和源氏の八幡太郎義家の孫娘・吉光女とされます。幼名は「松若磨」「松若丸」。

出家後「叡山」(比叡山延暦寺)に登り、天台宗の僧として不断念仏の修行を20年に渡り積みますが、自力修行の限界を感じるようになり下山。聖徳太子の建立とされる「六角堂」(京都市中京区)へ百日参籠し、95日目の暁、夢中に聖徳太子が示現され偈句を得ます。

夢告に従い、夜明けに東山吉水の法然の草庵を訪ね、岡崎の地(左京区岡崎東天王町)に草庵を結び、百日に亘り法然の元へ通い聴聞。「専修念仏」の教えに触れ、入門を決意します。「綽空」(しゃっくう)の名を与えられ、研鑽を積み、しだいに法然に高く評価されるようになります。

建永2年(1207)2月、興福寺の訴えにより専修念仏の停止と、4名を死罪、法然、親鸞ら8名が流罪となります(承元の法難)。この時、法然と親鸞は僧籍を剥奪されます。法然は「藤井元彦」の俗名を、親鸞は「藤井善信」(ふじいよしざね)を与えられます。法然は、土佐国へ、親鸞は越後国府に配流されました。親鸞は「善信」の名を俗名に使われた事から、「愚禿釋親鸞」(ぐとくしゃくしんらん)と名乗り、非僧非俗の生活を開始。以降も僧を名乗ることはありませんでした。

苦難に満ちた生涯を通して、ひたすら生まれた意義と生きる喜びを尋ねた親鸞は、法然上人に出遇って念仏の教えに帰し、如来の本願に生き、自らの生涯を賭けて、帰すべき生の大地を「浄土真宗」として顕揚されました。

三帰依文(さんきえもん)に「この身今生において度せずんば、さらにいずれの生においてかこの身を度せん」と教えられています。自らの生のもつ真の意義を明らかにできないのが人間...といい、自己の生の真実に目覚めたつことが真の誕生...と説きます。如来の本願に帰して生きる新しい生の誕生を語り伝えています。

この日、真宗の寺院では御誕生会が行なわれます。

◇法界寺(ほうかいじ)
◇藤原氏一門の貴族・日野家の菩提寺。
※定朝作(仏師)・伝阿弥陀如来像(国宝)
◇名所旧跡めぐりブログ:http://www5e.biglobe.ne.jp/~hidesan/hokai-ji.htm

◇日野誕生院(ひのたんじょういん)
◇京都府京都市伏見区日野西大道町19
◇JR「六地蔵駅」徒歩25分
◇名所旧跡めぐりブログ:http://www5e.biglobe.ne.jp/~hidesan/hino-tanjyo-in.htm

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
安全な社会では生死にかかわるような不安を感じることが少なくなってきました。豊かな生活に埋没し、自分がこの世に生を受けた意味さえも問わず「生きる」ことに深い喜びを感じる人が少ないのかもしれません。この世に生を受けたということは、何ものにも比べることのできない、比べる必要のない尊いもの。「人として生まれたご恩徳」を喜びたいものです。

季節の変わり目です。暖かくなったとはいえ、朝夕は冷え込みます。読者の皆様、お体ご自愛専一の程

筆者敬白

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【季節のお便り】ブログのご案内:http://www.kisetsunootayori.com/

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