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暦、二十四節気を定期配信コミュの10月1日「京都、北野天満宮瑞饋祭」です。

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■10月1日「京都北野天満宮瑞饋祭(きたのてんまんぐうずいきさい)」■

「北野天満宮」(きたのてんまんぐう)は、平安中期に多治比文子らによって北野の右近馬場に「菅原道真公」の御霊をお祀りしたのが始まりとされます。道真公は「和魂漢才」(わこんかんさい)の精神を以って学問に勤しまれ、幼少の頃より文才を表し、朝廷の官吏として活躍されました。
 
「和魂」とは、我が国固有の精神のことで、「漢才」とは漢字によって得た知識や才能のこと。日本古来の精神を失わずに、教養として漢学を学ぶべき、という考え方のことです。

永延元年(987)一条天皇の令により、初めて勅祭が執り行われ「北野天満宮天神」の神号を得ました。寛弘元年(1004)の一条天皇の行幸を初めてとし代々皇室の御崇敬を受け、江戸時代には寺子屋の精神的中心として菅公の御分霊がお祀りされるなど、「天神様」として親しまれ、学問の神様としての信仰は、現在に至るまで受け継がれています。

「瑞饋祭」(ずいきさい)は、京都の秋祭りの先陣を切って10月1日から4日間に亘って行われます。名称の由来は、祭礼期間中御旅所に奉安される「ずいき御輿」から。その歴史は古く、室町時代に遡り、明治時代になって神幸祭が取り入れられました。

「ずいき神輿」とは、野菜、乾物等で趣向をこらした絢欄華美な神輿のことで、期間中は御旅所に奉られます。かつて北野祭(例祭)にお供えとして奉られた野菜を一基の大型神輿として作り飾りつけ、屋根はずいき芋(里芋の茎)で葺かれ、神輿の各部に隙間なく穀物や蔬菜・湯葉・麩などの乾物類で覆われます。神幸祭は10月1日に西ノ京御輿岡の御旅所へ。10月4日還幸祭にあわせて氏子区域を練り歩きます。

還幸祭は特別の意味を持ち、単に「巡行を終えた天神様が本社に御帰りになる」というだけでなく、「大宰府で御隠れになった菅原道真公の御霊が神様として初めて北野の地においでになる」という御鎮座の由来を回顧し再現するという意味もあります。

還幸祭が行われる4日には、親類縁者を招いて御馳走を作り、晴れ着をきて、行列に供奉したり、沿道から御輿を拝んだりします。年に一度、御鎮座の往時に思いを致し、御神霊を「お迎えする」ことで天神様を改めて意識し、感謝する心を育んでいます。

北野天満宮⇒http://www.kitanotenmangu.or.jp/
◇京都市上京区馬喰町
◇JR「京都駅」バス、地下鉄「二条駅」バス
◇名神高速道路「南IC・東IC」車約30分


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