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暦、二十四節気を定期配信コミュの季節のお便り「土用」に入ります。

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■「土用入り」━━━━━━━━━━10月20日■

10月20日9:46「土用」です。土用は、雑節の一つで、太陽が黄経27度、117度、207度、297度にある時と定義し、四季に配当されます。今月は「戌」の土用の月です。秋の季節から冬の季節に入れ替わる期間で「秋の土用」ともいいます。

「土用の期間」とは「二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の前18日間」で、1年に4回あります。

****土用陰陽説****
土用は、陰陽五行説から。万物は「木火土金水」(もく・か・ど・ごん・すい)の「五気の消長」によって生成すると説かれています。

四季にこの五行を配当していくと、春=木・夏=火・秋=金・冬=水で「土」が余ります。そこで、各季節に入る前の18日間に「土」を配当しました。この期間を「土用」といいます。


***旧暦土用の心得***
土用の字義は「土旺用事」といい「土の気が旺んになり事を用うる」の意。用は「はたらき」ということで、土気の最も働く期間ということになります。土は物を腐敗させ、形を変え滅する作用をします。

土用に入る初めの日を「土用入り」、土用が終わる日を「土用明け」といいます。土用入りに水浴したり、期間中に「土用干し」といって衣類の虫干しをしたりします。

土用の期間中は「土公神」(どくじん)なる神様が支配し、この期間は土を犯すことを忌むとされました。葬送などがあっても、延期されていた程です。また、土を動かすこと、造作、かまどの修理、柱立、礎を置くこと、井戸掘り、壁塗りなど一切が凶とされました。

ところが、土用の期間中は一切土を動かすことが出来ないとなれば非常に不便です。特に「秋には土公神が井戸にあり」と言われたので、秋の土用は井戸掘りや井戸替えが厳禁されている程でした。

そこで、土用にも「間日」(まび)を設け、この日は文殊菩薩のはからいで、土公神一族すべてが清涼山に集められるので、土を動かしても祟りがないということにしたのです。

秋の土用の間日は、未・酉・亥の日で、10月22・24・26日・11月3・5日にあたります。


****土用の生活心得****
**土用の期間中には**
1、部屋の模様変えや押入れの整理なども見送りましょう。
2、土用に入ってしまうと、今抱えている諸問題の解決は難しいといわれていますので、土用に入る前に方向性を決める、または早急に解決する事が得策です。3、土用に入ってしまったら…決着は先送りして土用の明けまで待って正解です。

**土用の丑の日**
土用といえば「丑の日」、鰻の蒲焼を思い浮かべますが、この蒲焼が普及したのは江戸時代のこと。江戸時代後期に平賀源内が知人の鰻屋に頼まれて「土用の丑の日に鰻を食べると暑さ負けしない」と宣伝。大いに流行しました。万葉集にも鰻が登場しますが、この頃はただたんに焼いて食べていたようです。

「鰻」(うなぎ)の語源は「胸黄」(むなぎ)から由来します。鰻の調理方法は、東京では切腹をイメージするというので腹を切るのを嫌い背剥きに。大阪では腹剥きです。また、焼き方も異なっています。

大阪では鰻のことを「う」といいます。そして鰻丼のことを「まむし」といいます。これは、ご飯とご飯の間に鰻を挟んで「マブシ」て食すからで、蛇のマムシに似ているからという理由ではありません。いつしか「マブシ」が「マムシ」に変化したのです。

今回の「土用の丑の日」は10月28日です。「二の丑」はありません。

季節の変わり目は体調を崩しやすいので、健康管理には十分注意しましょう。土用が明けは11月7日「立冬」です。

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