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暦、二十四節気を定期配信コミュの季節のお便り「東北4大祭り」です。

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□青森ねぶた祭 毎年8月2〜8日
□山形花笠祭  毎年8月5〜7日
□秋田竿灯   毎年8月3〜6日
□仙台七夕   毎年8月6〜8日

■「青森ねぶた祭」━━━━━━━━━━8月2日■

東北三大祭りの一つ「ねぶた祭り」は、東北各地で行われる「眠り流し」などと共通の習俗で、七夕行事の一つです。国の重要無形民族文化財に指定。

秋の収穫をひかえて、農作業の妨げとなる睡魔を払う禊祓い行事に、お盆の精霊送りが加わり、現在のような形態の祭りに発展していったと考えられています。

弘前市の祭りは「ねぷた」、青森市の祭りは「ねぶた」といいます。ねぶたは、木と竹と針金で枠を造り、それに紙を張った切子灯篭で、金魚形のものや扇形のもの、歴史上の人物を模った人形式のものなど、たくさんの種類があります。

連日、夕刻になるとこれに灯をともし、笛や太鼓の音とともに町中を練りまわします。独特の衣裳をまとった「ハネト」と呼ばれる踊り手が「ラッセラー」という掛け声で跳ねまわります。

起源は、坂上田村麻呂が征夷大将軍として蝦夷地に遠征した際、敵を油断させておびき寄せるために、大蟷螂・笛・太鼓ではやし立てたのが始まりです。

毎年8月2〜8日に開催され、6日までは夜間運行です。7日は昼間運行で、夜には海上運行と花火大会が催されます。青森市内国道4号、新町通り、県庁通り、平和公園通りで囲まれたエリアが運行コースです。

日本の火祭り「青森ねぶた」は、毎年350万人を超える人出で賑わいます。

開催地◇青森県青森市・JR「青森駅」前


■「山形花笠祭」━━━━━━━━━━━8月6日■

「花笠まつり」(はながさまつり)は、昭和38年(1963)蔵王の観光開発とPRを目的に「蔵王夏祭り」の「花笠音頭パレード」としてスタートしました。現在は東北四大祭りのうちの一つになっています。

花笠まつりで歌われる「花笠音頭」の起源は、大正中期に尾花沢で土木作業時の調子あわせに歌われた「土突き歌」が起源。昭和になってこれが民謡化され「花笠音頭」「花笠踊り唄」となりました。

「ヤッショ〜マカショ!」の掛け声と花笠太鼓、統一された衣裳に、山形の花「紅花」をあしらった花笠を手にした踊り手のダイナミックな踊り、一糸乱れぬ集団美が醍醐味です。

花笠音頭に合わせて約1万人の踊り手が華麗に市内を練り歩きます。毎年100万人の人出で賑わいます。

開催地◇山形県山形市七日町、十日町など


■「秋田竿灯」━━━━━━━━━━━━8月6日■

「竿燈」(かんとう)とは、豊作祈願とねぶり流し(不浄を祓い悪霊から身を守る)行事が結びついた禊の行事で、江戸時代より行われてきました。

ねぶり流しは、五穀豊饒や技芸上達を願う七夕とともに、旧暦7月15日のお盆を迎えるための一連の行事でもあります。厄除け、禊祓いから五穀豊穣などを願う現在の竿燈の形が除々に出来上がっていきました。

竿燈は、六間程の長い竹竿に九本の横竹を結び、これに46個または48個の提灯を数段に分けて吊り下げたものです。竿燈全体を稲穂に、提灯を米俵に見立て額や腰や肩などにのせ、豊作を祈願します。重さは、約60?にもなります。

半纏・股引姿の差し手若衆が持ち、笛太鼓のお囃子と「どっこいしょ」の掛け声に合わせて、額から肩、肩から腰へとバランスを取りながら擦り移し、妙技を競い合います。竿燈は200本以上、夜になるとまるで地上に降りてきた天の川のように幻想的です。

毎年8月3〜6日に行なわれます。青森「ねぶた」、山形「花笠」、仙台「七夕」と並んで東北夏の四大祭りの一つに数えられ、重要無形民族文化財に指定されています。

開催場所◇秋田県秋田市◇秋田県道26号「竿燈大通り」の「二丁目橋」交差点〜「山王十字路」の区間。◇JR奥羽本線(秋田新幹線)「秋田駅」徒歩10分


■「仙台七夕」━━━━━━━━━━━━8月7日■

「仙台七夕」(せんだいたなばた)は、五節句の一つ「七夕・しちせき」に因んで行われる祭りで、月遅れ8月7日を中心として8月6日から8日にかけて毎年行われます。東北三大祭りのひとつ。

江戸時代初期、仙台藩の祖「伊達政宗」が、婦女に対する文化向上の目的で七夕を奨励したところ、仙台で盛んな年中行事の一つになったとされています。

後に、荒廃した世俗の世直し目的に行われたり、不景気対策として商店街に七夕飾りを飾っての集客目的に行われ、七夕という風習は「七夕祭り」という昼間の商店街で行われるイベントと変わっていきました。

戦時中は規模の縮小があったものの、昭和21年(1946)仙台空襲で焼け野原になった街に、52本の竹飾りで復活し、翌昭和22年(1947)昭和天皇巡幸の時には、沿道に5000本の竹飾りを並べて大規模な七夕祭りが復活しました。

七夕祭りはもともと旧暦7月7日の行事で、6日の夕方から笹竹を飾り姫星と彦星を祭って、手習い事の上達を願う行事でした。笹竹飾りは8日の朝には川に流されていました。

その後、七夕祭りは商店街振興から観光イベントへと変貌していきました。昭和45年(1970)から「動く七夕パレード(星の宵まつり)」が始まり、夜のイベントも加わりました。昭和58年(1983)からは「夕涼みコンサート」も開かれるようになり、全国から訪れる観光客を楽しませてくれます。

七夕飾りの目玉のひとつに、大きな「くす玉」がありますが、考案者の森権五郎さん宅の庭に咲く美しい「ダリアの花」がヒントなのだそう。吹き流しとともに飾りの主流になっています。

七夕飾りにはそれぞれ意味があります。短冊は「学問や書の上達を願う」もの。紙衣は「病や災いの身代わり」または「裁縫の上達を願う」。折鶴は「長寿」を願い、巾着は「富貴と貯蓄、商売繁盛」を。投網は「豊漁」、屑篭には飾り付けを作るとき出た裁ち屑や紙屑を入れ「清潔と倹約」を願い、吹き流しは「織姫の織り糸」を象徴しています。

仙台市都心部の一番町、中央通りなどのアーケード街、仙台駅を中心に、市内各地で大小様々な七夕飾りが飾られ、工夫を凝らした七夕飾りはその華麗さを競います。前夜祭「七夕花火祭」から合わせて毎年2百万人の人出で賑わいます。

開催場所◇宮城県仙台市◇仙台内中心部各商店街・周辺商店街他◇JR東日本「あおば通駅」「仙台駅」

****編集後記****

昨年までは東北の3大祭りとして掲載しましたが今年から「山形花笠」を入れて4大祭りにしました。

この時期に夏休みをもらって見物に行きたいものです。
読者の皆様 お体ご自愛の程 筆者敬白

コメント(1)

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