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暦、二十四節気を定期配信コミュの季節のお便り「土用」です。

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■「土用入り」━━━━━━━━━━━7月19日■

7月19日16:28「土用」です。 土用は雑節のひとつで、太陽が黄経27度、117度、207度、297度にある時と定義し、四季に配当されます。

「土用の期間」とは「二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の前18日間」で、1年に4回あります。

今月は「未月」土用の月です。夏の季節から秋の季節に入れ替わる期間で、「夏の土用」といいます。

土用は、陰陽五行説から。万物は「木火土金水・もくかどごんすい」の「五気の消長」によって生成すると説かれています。

四季にこの五行を配当していくと、春=木・夏=火・秋=金・冬=水で「土」が余ります。そこで、各季節に入る前の18日間に「土」を配当しました。この期間を「土用」といいます。

土用の字義は「土旺用事」といい、土の気がさかんになり事を用いるの意。用は「はたらき」ということで、土気の最も働く期間ということになります。土は物を腐敗させ、形を変え滅する作用をします。

土用の期間中は「土公神(どくじん)」という神様が支配し、この期間は、土を犯すことを忌むとされました。葬送などがあっても、延期されていた程です。また、土を動かすこと、造作、かまどの修理、柱立、礎を置くこと、井戸掘り、壁塗りなど一切が凶とされました。

ところが、土用の期間中、いっさい土を動かすことが出来ないとなれば非常に不便です。特に「秋には土公神が井戸にあり」と言われたので、秋の土用は井戸掘りや、井戸替えが厳禁されている程でした。そこで、土用にも「間日(まび)」を設け、この日は文殊菩薩のはからいで、土公神一族すべてが清涼山に集められるので、土を動かしても祟りがないということにしたのです。

※夏の土用の間日は、卯・辰・申の日で、7月19・27・28日・31日にあたります。

****土用心得****
土用の期間中は、部屋の模様変えや押入れの整理も見送りましょう。また、土用に入ると、抱えている諸問題の解決は難しいといわれています。土用に入る前に方向性を決める、または解決する事が得策です。そして、土用に入ってしまったら、決着は先送りして正解です。

****土用の丑の日****
今月の「土用の丑の日」は7月24日。「二の丑」は8月5日です。

土用といえば「丑の日」、鰻の蒲焼を思い浮かべますが、この蒲焼が普及したのは江戸時代のこと。江戸時代後期に平賀源内が知人の鰻屋に頼まれて「土用の丑の日に鰻を食べると暑さ負けしない」と宣伝。大いに流行しました。万葉集にも鰻が登場しますが、この頃はただたんに焼いて食べていたようです。

鰻(うなぎ)の語源は、胸黄(むなぎ)から由来します。鰻の調理方法は、東京では切腹をイメージするというので腹を切るのを嫌い、背剥きにします。大阪では腹剥きです。また、焼き方も異なっています。

大阪では鰻のことを「う」といいます。そして鰻丼のことを「まむし」といいます。これは、ご飯とご飯の間に鰻を挟んで「マブシ」て食すからで、蛇のマムシに似ているからという理由ではありません。いつしか「マブシ」が「マムシ」に変化したのです。


****編集後記****
暦の上の土用は季節の変わり目です。「土用心得」をよく読んで土用の期間中、日常の心得にして下さい。災いから逃れる秘訣です。
体調を崩しやすいので、健康管理には十分注意しましょう。
土用が明けるのは、8月7日「立秋」です。

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