ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

暦、二十四節気を定期配信コミュの季節のお便り「伊勢神宮神嘗祭・日光東照宮秋祭り」です。

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
━「伊勢神宮神嘗祭」━━━━━━━10月17日━

伊勢神宮とは、伊勢の宇治の五十鈴川に御鎮座の「内宮」と、伊勢の山田の原に御鎮座の「外宮」の他に、別宮、摂社、末社の125社神社の総称です。正式には「神宮」といいます。

内宮「皇大神宮」は、皇室の御祖先の神「天照大神」を祀り、外宮「豊受大神宮」は「豊受大御神」を祀ります。豊受大御神は天照大神の召し上がる大御饌(おおみけ)の守護神です。

神宮の参拝順路は、外宮からというのが古来よりのならわしとなっています。

「神嘗祭」は、その年の初穂を神々に捧げるの意。神宮と宮中の祭礼です。皇室の大祭で、その年に獲れた新穀を天照大御神に奉る儀式を行います。かつては旧暦9月11日に、勅使に御酒と神饌を授け、9月17日に奉納していました。明治5年の改暦以降、新暦9月17日に実施するようになりましたが新穀が間に合わず、明治12年(1879)以降は、月遅れの新暦10月17日に行われるようになりました。

この祭典は、年間行事の中で最重要の祭りで「神々の正月は神嘗祭」とも言われ、御装束や祭器具などを新調して儀式を執り行います。

■内宮◇近鉄「宇治山田駅」バス15分◇伊勢自動車道「伊勢西IC」5分 
■外宮◇JR・近鉄「伊勢市駅」徒歩5分◇県道伊勢市駅前右折1分


━「日光東照宮秋祭」━━━━10月16〜17日━

日光東照宮は、元和3年(1617)徳川家康公を奉祀し創建された神社です。二代将軍秀忠公により造営された創建当初の社殿は20年後の寛永13年(1636)三代将軍家光公により建て替えられ、今日の絢爛豪華な社殿群となりました。

国指定文化財の建造物(国宝、重文)は、本殿や陽明門など35棟を中心に、大名の奉納による五重塔や石鳥居など55棟。これらの建造物は、何れも江戸初期寛永文化の優れた絵師、名工達、技術集団によって生み出された我が国を代表する宗教建築です。平成11年(1999)世界遺産に登録されました。

10月16〜17日「秋季大祭」が行われます。流鏑馬神事は、およそ900年前、朝廷の護衛にあたった武人等によって行われていました。鎌倉時代に源頼朝公が鶴岡八幡宮の神前に奉納したことで盛んとなり、八代将軍吉宗公が復興に努められました。現在、奉納されている流鏑馬は、鎌倉時代の古儀に正しく習うものです。馬場は2町(220m)表参道(大手通り)、的の1辺は1尺8寸(55cm)正方形の杉の柾目板を用います。


17日には百物揃千人行列が行われます。徳川家康公の神霊を駿府久能山から日光へ改葬した当時の行列を再現した豪壮な渡御祭で、江戸時代には4月17日(命日)に行われ、京都から例幣使がつかわされていました。春と秋の2回行われます。春は千人を超える行列となり、二荒山神社境内から出発します。

三神(家康公、秀吉公、頼朝卿)輿は御旅所神殿に祀られ、拝殿には三品立七十五膳と呼ばれる山海の幸が神職の手で供えられ、祭典を済ませた後、日光二荒山神社巫女による舞、日光東照宮神職による舞が奉納され、三神輿は日光東照宮に向かい神輿舎に安置されます。還御祭が行われ、御霊は御本社に遷霊します。

所在地◇栃木県日光市山内2301
JR「日光駅」バス「神橋」徒歩8分



****編集後記****
10月は秋祭りの季節です。秋には収穫をよろこぶ習慣と来るべき冬への備えを促すものが多いようです。
江戸時代の秋祭りには、昔を偲ぶ例祭や、戦で散華した武士の魂を鎮めるものが多いようです。江戸末期からは首塚の忌など、土地ごとに風習化しているように感じられます。

とにかく秋祭りの時期です。つわものどもの夢の跡を散策してみましょう。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

暦、二十四節気を定期配信 更新情報

暦、二十四節気を定期配信のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング