パルメニデスの真理の道に出てくる有名な一文ですが、初めて読んだ人には何の事を言っているのかさっぱり分からないとおもいます。 英語では ‘What is’ is; and ‘what is not’ is notと表現するのですが、すぐにわかる人はなかなかいません。 パルメニデスが言いたかった事を簡単に言い換えます。
この二つを組み合わせると、「存在する物は考えられる、考えられる物は存在する、そして存在しない物は考えられない、考えられない物は存在しない。」という具合に覚えておくと楽です。 ちょっと難しく専門用語を使うと、同一律(The Principle of Identity)と矛盾律(The Principle of Contradiction)です。
If ‘nothing’ exists, it is either a thing or a concept. If it is a thing, as it can be an object of a thought and it exists, it is not ‘nothing.’ If it is a concept, as it can be an object of a thought, it still is not ‘nothing.’ Since both a thing and a concept are something rather than nothing; ‘Nothing’ does not exist. NOTHINGNESS IS IMPOSSIBLE.
前提: 一元論は正しい。 前提: 有るものはある、無いものはない 前提: 無は存在しない。 *前提は原理(Axiom)と同じように用いられているため、それ自体を証明する事はできないが、正しいと定義されている。 つまり前提は証明できない。 (Axiom is defined as self-evidently true, and it cannot be proven, and demanding a proof for an axiom is impossible.)