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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュのクッキングパパ

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うえやまとちによる日本の青年漫画作品、および、それを原作としたテレビアニメおよびテレビドラマ作品。『モーニング』(講談社)でまず1985年11・12号と2号連続読みきりが掲載され、同年14号から連載されている[1]。1巻は1986年1月18日発売で、2009年3月現在103巻 (COOK.999) まで発売されている。家庭や職場や学校の人間関係の中で、主人公荒岩一味はじめ各キャラクターが料理の腕をふるうというもの。

長寿漫画であり、2008年1月でCOOK.1000(1000話)を記録。


概要
基本的には一話完結型(たまにシリーズがある)でそこには料理漫画に多々ある料理勝負などはなく(例外は2度あり、一味の出身大学の学園祭で模擬店のメニューで売り上げを争う、一味と長男・まことがタコ料理で対決があるが、明確な勝負はつけていない)、暖かい絆で結ばれた家族、家庭的な企業における人間の暖かさ、結婚や出産や子供の成長といったほのぼのとした内容や感動的な人情話が中心となりそこに家庭人としても企業人としても慕われている主人公、また料理に知恵を絞る各キャラクターが腕を振るう料理が華を添えるという展開をとっている。

作品の主たる舞台は博多(福岡県福岡市)である。博多は実在の地名であるが、地区名である「香椎(福岡市東区)」「箱崎(同)」「大名(福岡市中央区)」をそれぞれ「花椎」「函崎」「大妙」とするなど地名を意図的に変更している場合もある。また物語の1コマ目には風景が描かれることが多いが、たとえその風景が本来「博多」とは呼べない地域(那珂川より西に当たる天神や百道など[2])であっても福岡市内の風景ならば「博多」で統一されている。福岡周辺の鉄道・道路・施設・飲食店などは細かく描写されており、このことが福岡に住む人から支持されるゆえんである。また、妻・虹子の勤務先が「ニチフク新聞」となっていたり(1992年に休刊したフクニチ新聞がモデル)、キャラクターが福岡ダイエーホークス・福岡ソフトバンクホークスの帽子をかぶっているなど一部に福岡ローカルを意味する点を織り交ぜている。博多以外には、長男・まことが現在暮らす沖縄本島や一味の元部下の一人である工藤や妹夫婦である根子田一家などが暮らす東京都が舞台になる話もあるほか、各キャラクターが出張や旅行で訪れるという設定で国内外の食材・名物料理を取り上げることも少なくない。

料理漫画には珍しく一話毎にその話のキーとなる料理の詳細なレシピが絵入りで紹介されており、料理レシピ集としても高い価値を持つ作品である。漫画に載っているレシピのページをまとめた料理本も複数存在する(『クッキングパパのクッキングブック』など)。また福岡周辺はじめ全国各地(キャラクターが出張や引越しなどで出かける話になる)に実在する飲食店、商業施設、観光施設、豊かな自然、特有の文化、祭り、行事などが紹介されたり九州を中心として郷土料理が紹介されることもあり、九州はじめ各地の食についてのガイドにもなるものである。料理・食材は高級なものも安いものも紹介される。一回だけあるレシピの材料の分量を間違えたことがある。

『美味しんぼ』などのように政治的主張や感情的な表現はない。食品にしても、基本的に特定のものを挙げて批判するなどはほぼない。料理も誰のものであっても批判することはなく、褒めて終わる例が殆どである。

これらの点により料理漫画でありながら人間関係やキャラクターの性格といった個性、福岡ローカルであることで地域密着という別の意味である特徴を重要視する漫画となっている。

単行本4巻分で四季を一巡りするペースであるが実際は現実の半分くらいのスピードで物語は進んでおり、子供たちの成長もおおむねそのペースである。まことたちの中学校生活が3年以上にわたったこともある。

料理勝負などがないことに加え、どの登場人物もスポーツなどの勝負事で「勝ってヒーローになる」ことがほとんどない。どの登場人物も失敗をすることがある。主役の一味ですら色々な意味で失敗することがある。基本的にキャラクターはすべて存在意義をきちんと示すことにする主義のようで悪役や損な役、逆に成功し続けたり有利になり続ける例はない。

初期は一味が会社内では料理をすることを隠しておく、妻・虹子が不器用でちゃらんぽらんであるなど男性が料理・家事をすることへの恥ずかしさをイメージする路線だったが次第に男女各キャラクターとも料理に親しむようになった。長男・まことは一味と同じく器用である。一味が会社で料理を好むことがばれることが路線転換になり、料理に親しむことの重要性を意味することが大きくなった。

また、1980年代後半のバブル真っ只中のサラリーマンの生活が詳細に描写されている点もこの頃の作品の特徴である。会社が毎晩のように残業し、あるいは飲み会をしたり高級料理を食べ、一味が先頭に立ち猛烈に仕事をしていくシーンがあるなどかなりの勢いがある社会になっている。しかしその後の不況時はキャラクターが不機嫌で安い食材をテーマとしたものもある。

キャラクターの性格も、最初の頃の登場人物達はかなり野性的であった。一味にしても、まことが病気であるという理由はあるといえスピード違反で検挙された際に警察官に逆ギレする、一味と一が太宰府天満宮で梅ヶ枝餅の大食い競争をする、一の弟・三郎が高校生ながら飲酒をする、ティートが女性社員たちにセクハラ行為をしまくるなど非倫理的な描写も少なくなかった。現在はそのような問題のある描写は少なくなったが、食堂の従業員が車に乗った常連客に飲酒を勧める、その客が「罰金が怖いからやめておく」と発言する、飲酒した客を無許可で送迎(白タク行為)する、シニアカーで公道を走行する、猟友会の人物が(猟銃所持の許可を持たない)田中に銃を預けるなど、非常識な行動も見られる。

韓国でも『아빠는 요리사』(パパは料理人)というタイトルで出版されている。登場人物のうち一味が「イルミ」、まことが「ソンイ」(おそらく、誠の韓国語読みと語気を整える“イ”)、みゆきが「ミソル」(おそらく、美雪の韓国語読み)、夢子が「モンジャ」、元輝が「ウォンフィ」などと韓国語読みされた名前になっている者もいる。アニメではたびたび登場人物名を韓国風に改められることがあるが、マンガではあまりそんな例がない。


登場人物
クッキングパパの登場人物を参照。

なお、登場人物のうち荒岩一味・広田けいこ・森山みつぐ・政さんは前作『大字・字・ばさら駐在所』からのスターシステムによる登場である[3]。


アニメ
テレビアニメは1992年4月9日 - 1995年5月25日にABCテレビ発テレビ朝日系で毎週木曜日の19時から19時30分まで、全141話が放送された。

番組本編終了後、ストーリーに登場した料理の作り方を実写映像で紹介する「今晩のうまかもん」というコーナーが放送された。

後にキッズステーションでも放送されたが、「今晩のうまかもん」はカットされて視聴者には不評だったものの局側はこれに一切反応しなかった。その後、2007年4月より原作者のうえやまとちの地元・福岡(九州朝日放送)で土曜6時から再放送が開始されたが、やはり「今晩のうまかもん」はカットされた。カットされたのはこのコーナーがスポンサーの日本ガス協会の協力で制作されているため、本放送以外ではカットされることがある。また、ストーリーや設定が手直しされるなど原作から外れることも少なくなかった。放送終了間際になると韓国編が放送されていないにもかかわらずキルキルさん(アニメではソンさん)といつの間にか知り合いになっている等のこじつけが発生していた。

なお、DVDも発売されている(発売元:i-cf)。

前番組の『ハーイあっこです』と同じく冠スポンサーが日本ガス協会だったのでそれとコラボレーションしたCMも一部の地域で放送された。


スタッフ
原作:うえやまとち
制作:村田英憲
企画:片岡義朗(ASATSU)
プロデューサー:小関道幸(ABC)、佐川祐子・山崎立士(47話 - )(ASATSU)、渡邊米彦(エイケン)
作画総監督、キャラクターデザイン:敷島博英
オープニングアニメーション:須田正己(1 - 46話)、タイガープロ(47話 - )
監督補:小林勝利(47話 - )
美術監督:金村勝義
色彩監督:鬼沢冨士男
撮影監督:飯塚進
音楽:佐橋俊彦
録音演出:斯波重治
制作担当:一色弘安
コーディネーター:田島章雄、平松巨規
監督:角田利隆
脚本:雪室俊一、星山博之
コンテ・演出:福富博、矢沢則夫、渡辺健一郎、青木悠三、西山明樹彦、落合正宗、大庭秀昭、遠藤克己、昆進之助、吉田浩、小林孝志、佐藤健一、江上潔、福多潤、丘見冗二郎、細谷秋夫、大町繁、井硲清高、新田義方、栗山美秀、井上修、白土武、伊東政雄、野館誠一、わだへいさく、田中和夫、森田浩光、若林常夫、笠山葉一、茂野清高、松浦錠平、牧野滋人、志村錠児、高田淳
作画監督:越崎鉄也、福田新、敷島博英、河合静男、田中誠輝、丸山政次、野口啓生、平山英嗣、落合正宗、夏目久仁彦、高木敏夫、篠田夢之助、高木敏夫、大戸幸子、藤田宗克、福岡真、金子匡邦、岡迫亘弘、嶋津郁雄、鈴木佐智子、柳瀬譲二、本木久年、古池敏也、山崎隆生、杉本道明、山下清、福岡庸志
効果:佐藤一俊
調整:熊倉亨
音響制作:東北新社、オムニバスプロモーション
編集:掛須秀一、岡田輝満
宣伝:株柳真司→梅村陽子(ABC)、鷲巣政安
現像:IMAGICA
アニメーション制作:サンシャインコーポレーション・オブ・ジャパン
協力:スタジオトゥインクル 、スタジオじゃっく、スタジオエル、ジェイ・フィルム、のむら写真美、ロオル企画
制作:ABCテレビ、エイケン、ASATSU

主題歌
OP『ハッピーハッピーダンス』(47話からオープニングアニメを大幅に変更して放送)作詞:森雪之丞/作曲:池毅/編曲:石田勝範/歌:YASU
前期ED『パパは何でも知っている』(1話 - 69話)作詞:森雪之丞/作曲:池毅/編曲:石田勝範/歌:佐々木真里
後期ED『HANDS』(70話 - 最終話)作詞:木本慶子/作曲:尾関昌也/編曲:根岸貴幸/歌:花岡幸代

余談
番組内ではテレビ東京系のテレビアニメとして放送されていた『ゲンジ通信あげだま』の主題歌がBGMとして使用されていた。
BGMにクラシックの名曲(ビバルディの『春』やベートーベンの『第九』など)のアレンジが多用されていた。
1993年に放送されたアニメ特番『春一番!日本一のアニメ祭り』に一味が登場する。ドラえもん達に自身の桜餅などの手料理を振舞った。しんのすけが雛人形を口説くという奇行行動を起こした時、パプワに「日本の子供は皆ああなのか?」とたずねられ返答に困ってしまう。



(´・ω・`) おなかすいてきた・・・・

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