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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの007 リビング・デイライツ (The Living Daylights)

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1987年公開、ジョン・グレン監督のスパイアクション映画。007シリーズ第15作。ジェームズ・ボンド役としてティモシー・ダルトンが演じた初の作品である。シリーズ初期の作品として人気が高い『ロシアより愛をこめて』を意識して製作されたといわれる、近年では異色の作品である。イアン・フレミングの原作は短編『ベルリン脱出(The Living Daylights)』を使用。

概要

キャッチ・コピー/ポスター宣伝文
「こんどのボンドは危険なくらい野生的。」(半裁版先行予告ポスター)
「危険を生きるニュー・ジェームズ・ボンド」

スタッフ
監督:ジョン・グレン
製作:マイケル・G・ウィルソン、アルバート・R・ブロッコリ
音楽:ジョン・バリー
主題歌:a-ha
作曲:ポール・ワークター、ジョン・バリー
エンディング・テーマ「イフ・ゼア・ウォズ・ア・マン」:プリテンダーズ
作曲:ジョン・バリー
作詞:クリッシー・ハインド
撮影:アレック・ミルズ
編集:ジョン・グローヴァー、ピーター・デイヴィス
プロダクション・デザイン:ピーター・ラモント
美術監督:テリー・アックランド=スノー
特殊視覚効果:ジョン・リチャードソン
メインタイトル・デザイン:モーリス・ビンダー

キャスト
ジェームズ・ボンド:ティモシー・ダルトン
カーラ・ミロヴィ:マリアム・ダボ
ゲオルギ・コスコフ:ジェローン・クラッベ
ブラッド・ウィティカー:ジョー・ドン・ベイカー
ネクロス:アンドレアス・ウィズニュースキー
カムラン・シャー:アート・マリク
ソーンダース:トーマス・ウィズリー
フェリクス・ライター:ジョン・テリー
レオニード・プーシキン:ジョン・リス=デイヴィス
M:ロバート・ブラウン
Q:デスモンド・リュウェリン
マネーペニー:キャロライン・ブリス


ストーリー

00メンバーらによるジブラルタルでの演習訓練中、004が殺害された。

その後、ボンドたちの協力でソ連が支配する東側のチェコスロバキアから西側のオーストリアへの亡命に成功したコスコフ将軍によると、事件の黒幕はKGBのプーシキン将軍で、この004殺害を皮切りに西側のスパイ抹殺を企んでいると告白するが、コスコフ将軍は何者かに誘拐されてしまう。

この非常事態にMはボンドにプーシキン将軍暗殺の任務を与えるが、単純にプーシキン将軍が黒幕とは信じないボンドはMに内緒でコスコフ将軍が亡命時に彼を狙撃しようとしたカーラという女流チェリストに接触する。いったい誰が黒幕なのか・・・

ボンドは正体を隠してカーラにと共に行動するうちに真の黒幕と対決する事となる。


キャラクター、キャストなど

4代目ボンドはサム・ニールに決まりかけたが、プロデューサーのブロッコリが却下した。後に5代目ボンドとなるピアース・ブロスナンも有力候補だったが、『探偵レミントン・スティール』の撮影でスケジュールの都合がつかず見送られた。
ティモシー・ダルトンは、『女王陛下の007』でボンド候補に挙がっていたが、ボンドを演じるには若すぎるという理由で辞退していた。
マリアム・ダボは、ボンド役候補のスクリーンテストの相手役をしていて、ボンドガールに抜擢された。
この作品で悪役の武器商人を演じたジョー・ドン・ベイカーは、『ゴールデンアイ』と『トゥモロー・ネバー・ダイ』で、ボンドの協力者のCIA情報員ジャック・ウェイドを演じた。
本作よりマネーペニー役がキャロライン・ブリスに代わる。ブリス演ずるマネーペニーは、バリー・マニロウをコレクションしている。
本作では、当初『私を愛したスパイ』以来ウォルター・ゴテルが演じてきたゴーゴル将軍が登場する予定だったが、ゴテルの健康状態が思わしくなかったため、ジョン=リス・デイヴィス演ずるプーシキン将軍がKGB新長官として登場するストーリーに書き換えられた。ゴーゴル将軍は外務省に転任したことになって、エンディングで1シーンのみ顔を見せるが、それを最後にゴテルは本シリーズを去っている。
ボンドの盟友であるCIAのフェリクス・ライターは、シリーズ第8作『死ぬのは奴らだ』以来の登場。6代目ライターを演じたのは、アメリカの俳優ジョン・テリー。本作と同年公開の『フルメタル・ジャケット』にも出演して注目されていた。『24 -TWENTY FOUR-』シーズン2などにも出演している。

主題歌

本作も主題歌はボンド映画ベテランのジョン・バリーと、1980年代のブリティッシュポップを代表するa-haのコラボレーションによるものとなった。しかし前回とは異なりバリーと a-ha は意見がことごとく対立し、その結果主題歌 Living Daylights にはジョン・パリーのミックスによる版とa-haのミックスによる版の二つが存在するという異例の事態となった。これを機にバリーは「もはや自分の出る幕ではない」とボンド映画からの引退を表明している。
本作ではシリーズで初めて、オープニングとエンディングで異なるテーマ曲が歌われた[1]。エンディングテーマを歌ったのは、イギリスのバンドのプリテンダーズである。

秘密兵器など
ボンドカーとしてアストンマーチン・V8が登場した。イギリス国内で乗っていたのがV8・ヴァンテージ・ヴォランテ(コンバーチブル・タイプ)、チェコスロバキアでアクションを繰り広げるのがサルーン・タイプのV8である。後者はQの改造により以下を装備している。
フィリップスのカーコンポ。(チェコスロバキアの)警察無線を傍受可能。
タイヤのハブからレーザーを発射し、併走する車を切断。
フォグランプが開いてミサイルを発射。フロントガラスに照準がディスプレイされる。
防弾ガラス。
タイヤからスパイク、車体下部からアウトリガーが出て、雪上・氷上を走行可能。
リアナンバーが開いてロケット・ブースターを噴射し、車体をジャンプさせる。
時限自爆装置。
フィリップスのキーホルダー(キーリング・ファインダー)。口笛で「ルール・ブリタニア」の第1節を吹くと、スタン・ガスを噴射。有効範囲は5フィートで、常人を30秒間混乱状態にさせる。「ウルフ・ホイッスル」の吹き方をするとプラスチック爆薬が爆発し、金庫の扉を破壊することも可能。また、万能鍵がついていて、世界の錠の90%を開くことができる。
その他、Qの研究室では以下のものを開発中。
ラジカセ型ロケットランチャー。ラジカセのことを英語で "Ghettoblaster" ともいうが、それが兵器のブラスターになっているという洒落。
座った人間を中に閉じ込めてしまうソファ。
ワルサーWA2000。ブラチスラヴァでソーンダースがボンドのために用意した狙撃銃。レーザー照準器付き。
ボンドの愛用銃はワルサーPPKであるが、この作品と『消されたライセンス』では、ワルサーPPKの米国輸出用であるワルサーPPK/Sが使用された。本作の劇中にはウィティカーが「8発、撃ち終わりだ」という台詞が登場するが、関係性はないと思われる。(7.65mmのワルサーPPKは.32ACP弾を使用する。この弾の場合マガジン装弾数は7発だが、チェンバーに弾丸が入っている場合、8発撃てる。また、銃のアップのシーンではワルサーPPKが使われている為である。)
以下のコスコフが東側に脱出する手段を手配・監督するために、Qがオーストリアまで出向いている。
脱出ポッド。トランス・シベリアン・パイプライン(ロシアが西側へ供給している天然ガスのパイプライン)の中を通って国境を突破。
ハリアー。国境付近にあるガスタンクの屋上に待機し、コスコフを乗せて直ちに離陸。
牛乳瓶爆弾。牛乳配達人にすり替わったネクロスが、手で投げつけて使用した武器。火炎瓶ではなく、手榴弾のように爆発する。ネクロスはこの他に、ヘッドフォンステレオのヘッドフォンのコードを武器代わりにしている(相手の首に巻きつけて絞殺)。
プーシキンの腕時計は、竜頭を押すと部下の受信機に非常信号を発信する。

その他

シリーズ15作目、シリーズ誕生25周年を記念して大型予算で作られた作品である。ソ連KGB内部の権力闘争やアフガニスタン侵攻など当時の国際情勢を色濃く反映している。
原題は「意識、正気」などの意味。公開当時の日本では「生きている日光」などの珍訳も取りざたされた。surprise the living daylights outで「気を失うほど驚かせる」の意味になるが、同様のボンドの台詞に「死ぬほど驚いた」の字幕がつけられたため、「living daylights=死ぬほど驚くこと」との誤解まで生じた。このタイトルは短編からのもの。
冒頭のアクションは、ジブラルタルのザ・ロック(ロック・オブ・ジブラルタル)山頂にあるイギリスのレーダー基地に、SASが守備する中、00要員(002、004、007)がパラシュート降下するという演習で始まる。ジブラルタルはイギリスの海外領土で、地中海と大西洋を結ぶジブラルタル海峡に臨む要衝であり、対岸は中盤以降の舞台となるモロッコのタンジールである。ザ・ロックにはバーバリーマカクという猿が生息しており、画面にも登場する。
004殺害犯はイギリス軍のランドローバーを奪って逃走し、ボンドはこれにしがみつく。途中でランドローバーがなぎ倒したパラソルには、ジェームズ・ボンドのイニシャルと同じJ&B(スコッチ・ウイスキー)のロゴが書かれていた。
メインタイトル後の舞台は、チェコスロバキアのブラチスラヴァ(現スロバキア首都)だが、製作当時は冷戦下の東側にありロケはできず、主なシーンは西側のオーストリアで撮影された。コスコフが脱出を決行したコンサート会場は、ウィーンのフォルクスオペル(Folksoper)が使われている。再三登場する路面電車も、ウィーンのものである。
パイプラインを通ってコスコフが着いたオーストリア・チェコスロバキア国境のガスタンクは、実際にはウィーンにあるガソメーター(Gasometer)である。撮影当時はすでにタンクとしては使われておらず、その後改装されて現在は商業施設や集合住宅となっている。コスコフは、ここの屋上からハリアーに乗り込む。
007シリーズの英国秘密情報部がカムフラージュに使うユニバーサル貿易(Universal Exports)は、本作ではトラファルガー広場に面したマレーシア・ハウスに看板を掲げている。その画面で正面に見える建物は、ナショナル・ギャラリーである。
コスコフがイギリス国内で匿われた建物は、オックスフォードシャー州のストーナー・ハウス(Stonor House)でロケされた。
ボンドはMがハロッズに注文していた品物をコスコフに届けるが、独断でシャンパンをボランジェのRDに変更してしまう。
プーシキン暗殺を命じられたボンドが異議を唱えると、Mは008にさせると脅しをかける。
カーラのチェロはストラディヴァリが1724年に製作した「レディ・ローズ」という設定である。
ウィーンに着いたボンドとカーラは、馬車でシェーンブルン宮殿の前を通り、ホテル・イム・パレス・シュワルツェンベルグ(Hotel im Palais Schwarzenberg)にチェックインする。
ボンドはホテルに着くと、例によってシェークしステアしないウォッカ・マティーニを注文する。
カーラはこのホテルでカルティエのショップに入る。
ボンドがウィーンでソーンダースとの待ち合わせ場所にしたのは、プラーター公園の遊園地。映画『第三の男』で登場した大観覧車のある遊園地としても有名。本作の監督ジョン・グレンは、『第三の男』でキャロル・リード監督の助監督を務めていた。
タンジールのウィティカーの邸宅は、当時フォーブス誌の発行人だったマルコム・フォーブスの邸宅。10万体以上に及ぶ兵士のミニチュアが蒐集されており、劇中でもウィティカの趣味として取り入れられた。現在は、フォーブス博物館となって公開されている。
アフガニスタンのシーンは、ソ連侵攻下で現地ロケはできず、主としてモロッコのウアルザザテ(Ouarzazate)にあるアトラス・スタジオとその周辺で撮影された。
アフガニスタンでボンドに協力するムジャーヒディーンは、当時ソ連のアフガニスタン侵攻に対する抵抗活動を行っており、アメリカが支援を行っていた。本作の翌年公開された『ランボー3/怒りのアフガン』にも登場する。しかし、ソ連軍撤退後はムジャーヒディーン同士の対立から内戦となり、タリバンの台頭を招くことになる。
ボンドがソ連空軍基地で奪った輸送機は、実際はアメリカ製のロッキード・C-130・ハーキュリーズである。この飛行機が、続く空中スタント・シーンでは、フェアチャイルドのC-123に変わってしまっている。
エンディングでカーラがコンサートを行ったホールの外観は、ウィーン楽友協会の建物が使われている。
本作の撮影中、ロンドンのパインウッド・スタジオをチャールズ皇太子とダイアナ妃が訪れた。Qの研究室でラジカセ型ロケット・ランチャーを試射するシーンで、発射の仕掛けのスイッチを押したのは皇太子であった。一方ダイアナ妃は、スタッフに飴ガラスでできた小道具の瓶を渡されて、皇太子の頭を叩いてみたらと勧められ、本当にそうした。翌日、チャールズ皇太子の頭をダイアナ妃が後ろから瓶で殴り、その瓶が激しく砕け散った瞬間の写真が、全世界に配信され大騒動となった。
本作で悪役の武器商人を演じるジョー・ドン・ベイカーはその後、新シリーズのゴールデンアイにてボンドを助けるCIAの工作員を演じた。
チェコからオーストリア国境へボンドとカーラがチェロケースをソリ代わりにして滑走する場面では、チェロケースに改造が施されており、外側に小さなソリ、内側にハンドブレーキが装着されていた。このハンドブレーキはカーラ役のM・ダボが操作する役目だったが、うまくいかずケースが回転して転倒したりすることも。おかげでダボはダルトンに「何やってんだ!」とずいぶん怒られたそうである。

日本語吹き替え
TBS『水曜ロードショー』

ティモシー・ダルトン:小川真司
マリアム・ダボ:勝生真沙子
ジョー・ドン・ベイカー:内海賢二
ジェローン・クラッベ:羽佐間道夫
アート・マリク:石丸博也
ジョン・リス=ディビス:飯塚昭三
ロバート・ブラウン:石森達幸
テレビ朝日『日曜洋画劇場』

ティモシー・ダルトン:鈴置洋孝
マリアム・ダボ:深見梨加
ジョー・ドン・ベイカー:玄田哲章
ジェローン・クラッベ:江原正士
アート・マリク:小杉十郎太
ジョン・リス=ディビス:有本欽隆
2006年11月22日発売 DVD アルティメット・コレクション

ティモシー・ダルトン:大塚芳忠
マリアム・ダボ:魏涼子
ジェローン・クラッベ:内田直哉
ジョン・リス=ディビス:辻親八
ジョー・ドン・ベイカー:楠見尚己




(´・ω・`)新生ボンドにティモシー・ダルトンが挑戦した作品ですね、
音楽もa-haを使ったことで有名です。

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