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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの007 ドクター・ノオ (Dr. No)

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イアン・フレミングの長編小説007シリーズ第6作。また1962年公開、テレンス・ヤング監督のスパイアクション映画。007シリーズ映画化第1作。ジェームズ・ボンド役をショーン・コネリーが演じた初の作品である。日本初公開は1963年6月で、当時の邦題は『007は殺しの番号』。

スタッフ
原作:イアン・フレミング
監督:テレンス・ヤング
製作:ハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ
脚色:リチャード・メイボーム、ジョアンナ・ハーウッド、バークレイ・マーサー
音楽:モンティ・ノーマン、(ジョン・バリー ※アンクレジット)
撮影:テッド・ムーア
編集:ピーター・ハント
美術:ケン・アダム
特殊効果:フランク・ジョージ
メインタイトル・デザイン:モーリス・ビンダー
提供:イオン・プロダクションズ・リミテッド

キャスト
ジェームズ・ボンド:ショーン・コネリー
ジュリアス・ノオ博士:ジョセフ・ワイズマン
ハニー・ライダー:ウルスラ・アンドレス
フェリクス・ライター:ジャック・ロード
M:バーナード・リー
ブースロイド少佐(Q):ピーター・バートン
マネーペニー:ロイス・マクスウェル
デント教授:アンソニー・ドーソン
クオレル:ジョン・キッツミラー
ミス タロ:ゼナ・マーシャル
シルビア:ユーニス・ゲイソン
スタント:ボブ・シモンズ


ストーリー
ロケット妨害電波の調査をしていた英国諜報部ジャマイカ支局長のジョン・ストラングウェイズとその助手が何者かに殺された。ボンドはその事件を調査するためジャマイカへと飛ぶ。事件を調べる後、謎の人物ドクター・ノオが黒幕である事を知る。


キャラクター、キャストなど
ボンド役の候補には、ケーリー・グラントやパトリック・マクグーハン、後に三代目ボンドとなるロジャー・ムーアなどが挙がっていた。
ドクターノオは、原作者イアン・フレミングの従兄弟クリストファー・リーを意識して書かれたと言われている。そして、そのクリストファー・リーは、『007 黄金銃を持つ男』で悪役スカラマンガを演じている。
ドクター・ノオ再登場のプランはあった模様で、ワイズマンへのシリーズ継続出演の交渉は続けられたが、諸事情(原作者が従兄弟のリーをドクター・ノオ役に起用するよう主張し制作陣が困惑したとも、フレミングの別荘ゴールデンアイの近隣に、ドクター・ノ(盧)という引退した医師が別荘購入したためだとも諸説あり)により、結局、全身をあらわす前のブロフェルド役や声の出演交渉に切り替えられた。ワイズマンは007映画最初の敵であるばかりでなく、実は以降の作品でブロフェルドを演じた知られざる役者の一人(デント教授役のアンソニー・ドーソンや、『007 ユア・アイズ・オンリー』の冒頭で煙突の中に落とされた謎の役者もまたそのうちの一人)でもある。
その後、ドクター・ノオはパロディ版『カジノ・ロワイヤル』(犯罪組織の首領でル・シッフルの上司、ただし名前はノオではなくノア)、アニメ「JAMES BOND Jr.」(日本未公開)、海外製ゲームソフト(俗にいう洋ゲー)「ゴールデンアイ ダーク・エージェント」などに再登場し、それぞれ対決相手として、引退したボンド、ボンドの甥、ボンドの元同僚で悪に転じたスパイと戦っている(部下の殺し屋にはオナトップなどがいるらしい)。
銃の専門家として、ピーター・バートン演ずるブースロイド少佐が登場する。ブースロイド少佐役は、映画第2作『ロシアより愛をこめて』からデスモンド・リュウェリンに変わり、次の『ゴールドフィンガー』からQと呼ばれるようになる。なお、ブースロイドの名は実在の銃器研究家ジェフリー・ブースロイド[2]から拝借したものである。この人物は、原作者のフレミングに手紙を書いて、「.25口径のベレッタは女性用の銃だ」と意見した。ボンドの銃が.32口径のワルサーPPKに変更されたのは、その意見が反映されたのだという。
CIAエージェントのフィリクス・ライターは、原作では第1作『カジノ・ロワイヤル』から登場し、しばしばボンドに協力する盟友であるが、実は『ドクター・ノオ』には登場していない。本作でライターを演じたジャック・ロードは、後にテレビシリーズ『ハワイ5-0』のスティーブ・マクギャレットが当たり役となるアメリカの俳優である。ライターは、映画版でも原作同様しばしば登場することになるが、俳優は毎回異なっている。ただ一人デビッド・ヘディソンのみが、『死ぬのは奴らだ』と『消されたライセンス』で、ライターを二度演じている。
原作では第2作の『死ぬのは奴らだ』もジャマイカを舞台にしており、ストラングウェイズやクオレルは、そこで一度登場したキャラクターであった。映画の『死ぬのは奴らだ』は製作順序が後になったうえ、舞台も変更されてしまったが、クオレルの息子クオレル・Jr.が登場する。
空港に登場するフォトグラファーを演じているのは、マーゲリット・ルウォーズ。航空会社 BWIA の空港カウンター職員をしているところを、ヤング監督にスカウトされ出演が決まったが、実はミス・ジャマイカでもあった。ボンドを拉致しようとする運転手役のレジー・カーターは、彼女の義兄である。また、ボンドとライターが食事するバックで演奏している楽団は、ジャマイカのバイロン・リー&ドラゴネアズである。

秘密兵器など

本作では、後の作品のような奇抜な兵器はほとんど登場しない。

ワルサーPPK(.32口径/7.65mm)。ボンドは.25口径のベレッタ(M1919とされる)を使用していたが、前回の任務で失敗を犯し、病院送りとなった。そのため、Mの命令で銃の専門家ブースロイドから、このワルサーを支給される。なお、前回の任務とは、原作では『ロシアより愛をこめて』のことなのだが、映画では製作順が逆になってしまったため、『ロシアより-』の結末は原作とは違っている。
ガイガーカウンター。調査に必要となり、ロンドンから送らせた。何か他のものに偽装しているわけではなく、正真正銘のガイガーカウンターである。
特殊装備を施したボンドカーも、まだ登場しない。ボンドはレンタルした1961年型サンビーム・アルパインで、カーチェイスを行う。
ドラゴン戦車。ドクター・ノオの島であるクラブ・キーを警備する車両。ドラゴンに偽装し、火炎放射器を装備している。ドクター・ノオは、島にドラゴンがいるという噂を流し、迷信深い漁師が近づかないようにした。


その他
当初は『007 サンダーボール作戦』が弟1作になるはずだったが、著作権に関する訴訟問題から暗礁に乗り上げ、SF色のある第6作『ドクター・ノオ』が選ばれた。結果的に、米ソの宇宙開発競争や、偶然にも公開時に起きたキューバ危機などから、時事性を帯びた作品となった。
制作費:90万ドル。作中では「ドクター・ノオの所有する秘密基地が100万ドル」だと言及されている。
「007は医者要らず」というふざけた邦題の候補もあった。(神田の古本街にこの迷題の写真がある)。
映画に採用されなかった脚本・設定
ドクターノオは存在しない。(スペクターもしくはデント教授が自らの力を誇大に思わせる為に作り上げた架空の存在。)
ドクターノオは不死身。(冷却プールに落ちても死なず、ラストで島から逃げるボンドの船を水中から伸びた義手がつかむ。このアイデアは後にジョーズやサメディ男爵のキャラクターに流用された。)
ドクターノオは心臓が右にあり、痛みや熱を感じない特異体質。(ゴールドフィンガーに射殺された原子力の権威・リン博士をドクターノオにする案もあった。心臓が右なので死なず、後の作品に再登場が可能なため。なお、痛覚が麻痺しているレナードや、乳首が三つあるスカラマンガ、手に欠陥あって握手しないストロンバーグ、血の涙を流すル・シッフルなど、特異体質の敵役は形を変えて後のシリーズにも登場する。)
ハニーと蟹、ボンドと烏賊の対決(蟹は空輸してみると冷凍されていて使い物にならず、大イカの捕獲も無理だった。また蟹のシーンは、編集のピーター・ハントによると、あまりにもばかばかしかったらカットされたのだともいう)


ウェリントン公爵の肖像初回上映時の邦題『007は殺しの番号』は、字幕を担当した映画翻訳家の高瀬鎮夫が進言して採用された。
ボンドはライターにスーツはどこの仕立てかを聞かれ、サヴィル・ロウ(ロンドンの高級仕立て屋街)と答えているが、実際に仕立てたのは、サヴィル・ロウに近いコンデュイット(コンジット)・ストリートに店を構えていたアンソニー・シンクレアであった。元もとは陸軍将校を顧客にしていたテーラーで、陸軍出身のヤング監督がその常連だったことから、撮影用のコネリーのスーツの仕立てを依頼された。また、コネリー着用のシャツは、ロンドンのジャーミン・ストリートに本店のある、1885年創業のターンブル&アッサー製。元もとはオーダー・メイドのシャツの店で、チャールズ皇太子やウィンストン・チャーチル御用達としても知られる[4]。
ボンドの初登場シーンは、ロンドンのアンバサダー・クラブ(Le Cercle,Les Ambassadeurs London)のカジノである。
ここでボンドが言う、"Bond, James Bond" は、以後シリーズで恒例の名乗り方となる。
呼び出しを受けたボンドが赴いたのは、某ビル内にあるユニバーサル貿易(Universal Exports)であった。これは、007シリーズの英国秘密情報部が使っている隠れ蓑の会社で、原作ではリージェント・パーク沿いのビルにあることになっている。映画では、ここでMが自分を MI7 (DVDの英語字幕では MI6 に変えられている)の部長だと述べており、実在のMI6ではない架空の組織となっている(映画で所属組織が MI6 となったのは、『ゴールデンアイ』からである)。
ボンドはオフィスに入ると、自分の帽子を投げて奥にある帽子掛けに掛ける。これもシリーズ恒例のシーンとなり、帽子をかぶる習慣がすたれてからも、形を変えてしばしば登場した。1960年代中頃には、多くのバラエティ番組などで真似されたり、パロディ化されたりした。
Mのオフィスを退出した後、ボンドの自宅のシーンがある。
ボンドはパン・アメリカン航空の旅客機に乗り、ジャマイカに到着。
ドクター・ノオの部屋に置かれていた絵画を見て、ボンドが驚く。この絵画は、ゴヤの『ウェリントン公爵の肖像』で、実物は1961年(映画公開前年)、ロンドンのナショナルギャラリーから盗まれていた。犯人はドクター・ノオだったというお遊び。実際に盗んだのはケンプトン・バントンという人物で、1965年になってこの絵を返還し、警察に出頭した。このシーンは、本映画に冷淡だった批評家にも絶賛された。
ドクター・ノオは、中国の実在の犯罪組織トング(Tong)の元メンバー。原作ではその後独立し、ソ連を商売相手にアメリカの誘導ミサイル実験の妨害を行う。映画では、架空の組織スペクターの幹部。スペクター(SPECTRE)とは、SPecial Executive for Couter-Intelligence, Terrorism, Revenge, and Extrotion (防諜・テロ・報復・恐喝を目的とする特別執行機関)の略。英単語のspectre(幽霊。米語ではspecter)に掛けている(小説でスペクターが登場するのは、『サンダーボール作戦』からである)。
ドクター・ノオは、映画ではミサイルだけでなくアメリカの月ロケットの妨害も企む。本作公開前年の1961年にケネディ大統領が、1960年代中に人間を月に着陸させると声明を行い話題になっていた。しかし、劇中に出てくる映像は、前段階の有人宇宙飛行に過ぎないマーキュリー計画のものである。
ボンドは、ドクター・ノオに1955年のドン・ペリニヨンを出され、1953年もののほうがいいと述べた(本映画シリーズで恒例となるスノビズムの始まりという指摘がある[5])。
小林よしのりの漫画・アニメ『おぼっちゃまくん』に登場するセミレギュラーの敵、ドクター・モオは、このパロディである。


日本語吹き替え
TBS『月曜ロードショー』

ショーン・コネリー:若山弦蔵
ジョセフ・ワイズマン:横森久
ウルスラ・アンドレス:武藤礼子
バーナード・リー:今西正男
ジャック・ロード:中田浩二
アンソニー・ドーソン:寺島幹夫
その他:花形恵子、津田京子、飯塚昭三、緒方敏也
日本語版制作
翻訳:木原たけし
演出:佐藤敏夫
制作:東北新社、TBS
2006年11月22日発売 DVD アルティメット・コレクション

ショーン・コネリー:若山弦蔵
ジョセフ・ワイズマン:有本欽隆
ウルスラ・アンドレス:弓場沙織



(o・ω・o)邦題が007は殺しの番号で後になってドクター・ノウに変わってるのがポイント

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