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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの日立ドキュメンタリー すばらしい世界旅行

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日本テレビで毎週日曜日に放送されていた紀行番組。1966年10月9日、放送開始。1990年9月16日、放送終了。放送回数1010回。開始当初はフィルム制作であったが、その後VTR制作となった。

2007年5月20日から、日テレプラス&サイエンスで再放送が開始された。

放送時間
番組開始時から一貫して日曜日に放送

番組開始〜1974年3月 21:00〜21:30
1974年4月〜1975年3月 22:00〜22:30
1975年4月〜番組終了 19:30〜20:00
「知られざる世界」開始に伴い時間移動。
1975年4月以降、プロ野球中継を放送する場合、8時のドラマ枠→久米宏のTVスクランブル→天才・たけしの元気が出るテレビ!!と共に、プロ野球巨人戦中継に差し替えていた(19時30分からの放送のため、アニメ枠→びっくり日本新記録→バラエティ枠→アニメ枠→バラエティ枠は通常放送。雨天中止の場合は放送。日立は放送当時よりプロ野球巨人戦中継の複数社スポンサーのうちの1社であった)。

概要
その名の通り、世界の国々や民族の文化、風習、宗教、儀式などを紹介する紀行番組であった。ただし、欧米以外の国々を中心に取り上げた。この理由については、後述の「制作のきっかけ」を参照のこと。

プロデューサーは、日本テレビのドキュメンタリー番組を手がけてきた牛山純一。

番組開始当時の1966年頃は、海外旅行自由化がなされてからまだ2年ほどしか経っておらず、海外旅行は多くの日本人にとって高嶺の花であった。テレビの世界においても、海外を取材した番組は少なかった。この番組は、海外旅行にあこがれる日本人に、海外旅行のすばらしさを伝えてきた。

アメリカ、イギリスなど10数ヶ国でも放映された。

放送開始からの数年間は、日本テレビの単独制作であったが、牛山が独立した1972年12月以降は、牛山ら8名のスタッフが設立した日本映像記録センター(映像記録)との共同制作となった。

番組の制作には、イヌイットに詳しい東京外国語大学の岡正雄教授、インカ文明発掘で有名であった東京大学の泉靖一教授ら文化人類学者の協力を得た。題材の相談、資料集めはもちろん、外国の学者も紹介してもらった。ディレクターたちは各地域を分担し、半年間は現地で生活しながら、取材と撮影にあたった。徹底した現場主義が、この番組の大原則であった。裏づけのしっかりした番組制作は、専門家からも高い評価を得た。国際人類学民俗学会議では、たびたび招待上映され、パリのル・モンドが「民族的な主題を取り上げ、驚嘆に値する成果を上げた」と絶賛した。また、この映像は国内外の大学の講義にも利用され、博物館にも収蔵されている。さらに、学会でも集められたことがない記録や学術論文で触れられたことのない記録もあり、非常に貴重な資料として定評を得ている。

放送されてきた映像の中には、カメラマンがゴリラと直接向き合うという迫力のあるものや、とある民族が仲間の死を悔やみ、鉈や棒で自分の頭を打ちつけるという痛ましいものもあった。また、男女のキスシーン、民族舞踊を踊る女性などの取材素材が番組のオープニングタイトルに編集されて使われた。

日立ほか日立グループの単独提供で、「日立」の部分は、番組タイトルにも冠していた。またこの番組で、初めて日立の樹のCMが流された(1973年4月〜)。この態勢は「だんとつ!!平成キング」(〜1998年3月)まで続く。

ナレーターは、久米明が番組開始時から一貫して担当してきた。オープニングとエンディングに流れるテーマ曲は、山本直純が担当した(エンディングのときはテンポが遅くなる)。

タイトルとエンディングのスタッフ紹介のバックのイラスト(バッファロー)は、同じく牛山がプロデュースした「知られざる世界」と同じだが、バックの背景色が茶色がかっていた。

2006年12月15日放送の「週刊お宝TV」(NHKBS2)でこの番組が取り上げられた。旅好きで知られる原田大二郎をゲストに招き、初代オープニングをはじめとする貴重な映像の数々、牛山純一ら制作者にまつわるエピソードなどが紹介された。原田は、「すばらしい世界旅行」を見たのがきっかけで旅好きになったという。


制作のきっかけ
プロデューサーの牛山純一は、報道系ドキュメンタリーの制作を得意とし、数々の受賞作品を生み出した。しかし、1965年に制作した「ベトナム海兵大隊戦記」は、第1部の放送後に政治的なクレームを受け、第2部以降が放送中止となった。テレビの枠内でジャーナリスティックな姿勢を貫くことの限界を思い知らされた牛山は、新しい領域を切り開こうと考え、またベトナム戦争のような問題を理解するには、背景にある民族の精神に迫る必要があると痛感した。さらに明治以来、欧米化を図ってきた日本に、欧米以外の異文化との出会いを広めたいと考え、主に欧米以外を取り上げるドキュメンタリーを制作することを決めた。これが「すばらしい世界旅行」を制作するに至ったきっかけである。


番組の終焉
日本テレビの人気番組のひとつであり、長期にわたって安定した視聴率を獲得していたが、放送時間が19:30〜20:00に移動してからは「テレビ探偵団」「クイズ百点満点」など、裏番組との競合が目立つようになった。1980年代に差し掛かると、クイズやバラエティー仕立ての紀行番組が人気を集めるようになり、また海外旅行が一般庶民にも普及し始めるようになった影響で、視聴率の低迷が問題視されるようになった。

このため、日本テレビ側は欧米を取り上げたり、人物に焦点を絞ったりして、視聴者受けも狙うよう牛山を説得したが、「すばらしい世界旅行」ならではの個性を通したいと主張する牛山とは平行線をたどった。1990年、海外渡航者数は1000万人を突破し、同年5月13日には放送回数1000回を数えることになっていた。
牛山は、「番組の使命は終わった」と考え、1990年9月16日の第1010回をもって24年の歴史に幕を降ろすことを決定。1990年4月29日放送分から番組終了までの約半年間は、「千回記念あの村は今」と題して、それまでに取材した地域を再び取材し、その地域の過去と現在とを比較するものを放送した。

余談ではあるが、この番組の終了の2週間後には、同じ長寿紀行番組の「兼高かおる世界の旅」(TBS系)が終了した。全国ネットの長寿紀行番組が同月に終了するという珍事が起きた。

2007年5月20日から日テレプラス&サイエンスにて日本映像記録センターが選んだものとフランス・テレビジョン向けに製作されたものを再編集した計26本を毎回2本放送している。くしくも同じ時間にTBSチャンネルでは「兼高かおる世界の旅」の再放送を行っている。


すばらしい世界旅行OP subarashii sekai ryokou
http://www.youtube.com/watch?v=GDnXDpHaDI0&feature=related

すばらしい世界旅行ED subarashii sekai ryokou
http://www.youtube.com/watch?v=n9awgoCiCcU&feature=related


よく見てましたこの番組、兼高かおる世界の旅とこの番組は好きでしたね^^

コメント(5)

懐かし過ぎてコメントせずにいられなくなりました!

…まだ、幼い頃の日曜日の夕食時には、必ずこの番組を見ていました。

カマユラ族?なるアマゾン川流域の裸族は中でも衝撃的でした!
そして、久米明のナレーションが怖いのなんのってげっそり 特に、サバンナの肉食獣が狩をするシーンで、あの声が語り出すと必ず喰われるシマウマ 小鹿。 リアルなフィルムだけに、食欲も減退でしたあせあせ
また、癌患者の女性が病気と闘い亡くなっていく最後の瞬間も、脳裏に焼き付いています。

後に『ウッドストック』の映画を見た時、かのオープニングのキスシーンがexclamation ×2どうやら あれは ウッドストックの会場にいたカップルだったようですハート

今では、懐かしい日曜夜の家族団欒に欠かさず見ていた素晴らしい番組です♪
この番組を取り上げるのが遅かったくらいですね^^:
ここまでピックアップ数が増えると次の作品に困るんですよね〜
最近リクエストもないから偏ったアップになってますけどねw

この番組またみたいですよね〜
あまり見てなかったけど、このOPの映像と曲は、今でも鮮烈に覚えてます。
こんな番組、少なくなりましたね(´・ω・`)
検索したら出てきた^^

素晴らしい詳細な資料ですね!

>番組開始当時の1966年頃は、海外旅行自由化がなされてからまだ2年ほどしか経っておらず。。。

当時の時代背景を考えると、この番組が重宝がられるわけですよね。^^

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