さらに当作独自の魅力として、了解やイエッサーに相当する返事「S.I.G」(エス・アイ・ジー)が挙げられる(これは「スティングレイ」等、以前のアンダーソン作品にも別の返事が登場していたが、日本語版では取り立てて訳されていない。「サンダーバード」で有名な「はい、パパ!」は、原語では兄弟全員違う返事である)これは"Spectrum Is Green"(スペクトラムは青信号)の意味だが、アンダーソン作品のファンクラブには"Supermarionation Is Go!"なる名前で使われるものもある。このほかに「S.I.R」(エス・アイ・アール)という返事があり、意味は"Spectrum Is Red"(スペクトラムは赤信号)、緊急事態を知らせるときなどに使用する。ちなみにアンダーソン作品の影響が強い事で有名な円谷作品の「戦え!マイティジャック」(1967)では、組織の名前が「APPLE」、返事は「S.M.J!」であり、ウルトラシリーズの「ウルトラマンメビウス」(2006)では、組織の名前がGUYSであり、返事は「G.I.G!」である。