ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュのザ・ハングマン 燃える事件簿

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
朝日放送と松竹芸能が制作し、毎週金曜日21:00から21:54に放送されたテレビドラマの題名。

ここでは全てのTVシリーズ、テレビスペシャル、オリジナルビデオについて解説する。


概要

内容
警察などの目をごまかし暗躍する悪人たちを、秘密組織「ハングマン」が悪事を世間に暴くことで抹殺する物語。

この番組でいう「ハングマン」とは、法の網を潜り抜けて暗躍する悪の罪状を世間に公表、指弾させ失脚させるという意味での「死刑」を行う秘密組織の事。悪人を実際に殺す事はない。ボスのゴッドが個人で作っている組織で、処刑の流れは悪党達をある所に閉じ込める→火あぶりや水責め等を行う素振りを見せる→悪党達がパニックになり、仲間割れを始める→その結果、事の真相が明らかになり、社会に晒されるという段取りになっている。


解説
ハングマンを直訳すると「吊るし屋」という意味になるが、これは当時の英語名での「死刑執行人」が「Hangman」といった事に由縁する(死刑は縛り首・晒し物が当然だった)。但し、全シリーズを通してハングマンに殺人は絶対的に許されていない。

当時人気だった、同じ朝日放送制作の時代劇である必殺シリーズ(放映開始時は『必殺仕事人』)に対する、「現代版必殺シリーズ」という設定を起こして制作された。

「悪人を殺さないこと」が必殺シリーズとの大きな違いである。「必殺シリーズ」が相手の悪を実際に殺して成敗してしまうのに対して、現代版必殺シリーズであるハングマン達は、資産家だったり権力層と縁故があったりして法の網を潜り抜けて暗躍する悪に、その罪状を世間に公表して社会的に抹殺すると言う意味での「死刑」を行って成敗している。

物語は風刺や世相をストレートに取り込みながらも、その横軸にはコメディタッチな掛け合いを入れた娯楽作品に仕上がっている。「必殺シリーズ」と良くも悪くも影響し合いながらハングマンシリーズは製作されていった。


歴史

1980年11月、朝日放送・テレビ朝日系列で、第1作目『ザ・ハングマン 燃える事件簿』が、金曜日21時から1時間枠で放映開始。

当初の2クール(半年間)の予定だったが、好評を受けてもう2クール延長され、計1年間に渡る人気番組となり、以後この金曜夜9時の時間枠に於いて1987年迄に計7作ものシリーズが作られて放映された。

主役であるハングマン・チームを演じる俳優陣は、シリーズによって異動はあるものの、黒沢年男(現・黒沢年雄)、林隆三、名高達郎(現・名高達男)、山本陽子、佐藤浩市、渡辺徹、火野正平、夏樹陽子、早乙女愛、植木等、山城新伍と言った当時の主力俳優を擁していた。とりわけは名高は全7シリーズ中5作に出演して氏の代表作となっている。又、「ゴッド」と呼ばれるチームの最高指揮官には、山村聡、天知茂(指令を伝えるのは執事役の平田昭彦)、フランキー堺等、重鎮クラスの俳優を配していた。

この計7作のテレビシリーズの他に、後年に単発のテレビスペシャル(1990年)、オリジナルビデオ作品(1999年)がそれぞれ1本ずつ作られている。尚前者には山本陽子、秋野太作、後者には佐藤浩市、火野正平と第5シリーズのメンバーが出演している。

映画監督の三池崇史が、本作品の初期シリーズに助監督として関わっていたのは、近年広く知られるようになった。又アメリカ映画『マトリックス』にも袁和平の助手として参加する等、香港映画の武術指導者として活躍する林迪安は、第1シリーズに俳優(「ディオン・ラム」名義)としてレギュラー出演している。

車両協力メーカーは、第1シリーズはマツダ、第2シリーズは日産自動車、第3シリーズ以降はトヨタ自動車が担当している。


ザ・ハングマン 燃える事件簿(16話から「ザ・ハングマン」)
1980年11月14日から1981年11月6日にかけて、全51話が放送された。

作品解説
全員死んだ事になっていて、戸籍や指紋は無く顔を変えている。表向きの職業は持っていない。

最初の半年のリーダーはブラック。作品にはハングマンの身分や仕事の在り方についての描写が事細かく綴られた。更にハングマン自身も轢き逃げに遭い植物人間になってしまった妹がいる、恋人と心中して自分だけが生き残ってしまったなど、全員が何かしらの心の葛藤を抱いていて、いわば不幸な立場である。その為、ハードボイルドな展開に重点が置かれていた。

残りの半年はリーダーがマイトに代わった。以後路線変更がなされて行き、ハードボイルドな脚色が段々と失せて娯楽色が強くなり、以後これが番組の売りになって行った。ハングマンの存在意義もまた、「生きている死人」という立場から単にアウトローな正義漢に変更され、初期の様なハングマン個人のバックボーンを意識した設定やそれを元にした話はあまり見られなくなった。




主要登場人物

ブラック・都築俊也(林隆三、第1〜25話) - ハングマン第6号で初期のリーダー。本庁勤務の優秀な刑事だった。 ある日、彼の誕生日プレゼントを買いに出かけた妹由紀(深水真紀子)が轢き逃げされた上に植物人間になってしまう事件が発生。その犯人が大物政治家だったために事件ではなく事故扱いにするよう圧力を受け、警察が嫌になり、妹の治療費も出してもらうことを条件にしてゴッドの誘いに乗った。 昭和55年11月10日、賭場に刑事が潜り込んでいる事に怒ったやくざ(実はマイト)に 京王線の踏切の前で撃ち殺されて「殉職」し、ハングマンとなる。コードネームは、普段は黒塗りのボンゴボンディワゴンに乗っている事に由来する。第25話で妹が臓器密売組織の犠牲にされた事件で暴走し、罠に落ちて爆死してしまった。なお、風俗店を経営する実母春代(桜むつ子)は金にがめつい女で、情夫には金を出してもゆきに対する入院費用は一切出そうとしなかった。学生時代はバンドを組んでおり、時折ピアノを演奏して腕を見せる。妹が買いに行ったのも小さなハーモニカのぶら下がったペンダントだった。

マイト・日下部孝介(黒沢年男) - ハングマン第5号。34歳。妻のじゅんこと子供の正義を強盗に殺されて以来、悪に対して異常な憎しみを抱いている。そのため行過ぎた捜査が目立つようになり、ある事件が元で城北署を解雇されてしまう。昭和55年10月25日に「暴力団(実はドラゴンとバイク)に殺害」され、ハングマンとなる。愛用の皮ジャンの中にダイナマイトを携帯しており、ダイナマイト(とその偽物)をちらつかせたり、導火線に火をつけたりして脅して自白に追い込むのが得意技。ブラック離脱後はハングマンのリーダーとなる。妻子を殺された憂さを晴らすためか女好き。自分のことを「僕チャン」もしくは「俺」と呼ぶ。

デジコン・加納良次(名高達郎、第26〜最終話) - ハングマン第9号。27歳。ブラックとバイクの死による戦力低下を補うためにゴッドが勧誘。崖から車ごと転落して「事故死」した。整形手術の技術が進歩したのか、今までのメンバーとは違い、整形前(飯田道郎)と整形後(名高達郎)の顔が違っている。元科学捜査研究所員。コンピュータによるデータ分析を基にする頭脳派だが、データ入力に必要ならば身の危険も省みない熱さも持っている(第26話、第38話)。薬品にも精通しており、化学分析も行なった。

ベニー・浅見令子(あべ静江、第1〜13話) - ハングマン第4号。22歳。本庁勤務の婦人警官だったが、恋人が事件を起こして伊豆の別荘で自殺。後を追って自殺しようとしていたところをゴッドに説得され、昭和55年10月8日に「心中死」してハングマンとなる。優れた学識と大胆な行動力が長所だが、整形前の顔(大きな痣がある)等から来る、拭い去ることの出来ない虚無感が短所。第13話で知り合いの華道の師匠宇津木涼子(岩井友見)を助けようとして、壮絶な死を遂げた。

タミー・桑野多美子(夏樹陽子、第14〜最終話) - ペニーの後任でハングマン第8号。ハングマンになる前は警視庁捜査第三課でスリ対策を担当。そのためかスリとしても確かな腕を持つ。またその美貌を活かして潜入する。昭和56年1月25日にスリ(実はバイク)に刺殺され、ジャガーの運転するトラックの屋根の上に落ちて「殉職」し、ハングマンとなった。初仕事は高校時代の友人南条良子がショックで麻薬中毒に陥るきっかけとなった事件の真相を暴くこと。ハングマンになったのも、 その事件の真犯人を捕まえることの出来ない 「法律が歯がゆかった」からだった。

パン・辻雄太郎(植木等、第39話と第40話には登場せず) - ハングマン第3号。46歳。港南署で「落としの雄さん」の異名を取る人情肌の刑事だったが、人情過多が短所でもある。服役者の家族を援助し続け、挙句にサラ金にまで手を出し、多額の借金を抱え込んで首が回らなくなった。借金返済と妻と娘がパン屋を開くための資金を提供してもらうことを条件にゴッドの誘いに乗り、昭和55年9月30日に「遺書を残して噴火口に投身自殺」。ハングマンとなる。妻の営むパン屋には安中もりおと名乗ってたびたび出入りしているが、辻雄太郎本人だと名乗ることが出来ないためいつも苦悩している。第38話であばら骨を折られて入院してしまっため、第39話と第40話には登場しない。

ドラゴン・竜清康(ディオン・ラム、第1〜8、22〜47話) - ハングマン第1号。香港警察の一員だったが麻薬組織を追っているうちに国外脱出の憂き目に遭って無国籍者となり、ゴッドにスカウトされてハングマンとなった。そして他のメンバーのスカウトに奔走した。日本語を少ししか離せないのが欠点だが中国武術の達人である。第8話で怪我をしたため一時日本を離れるが第22話で復帰する。香港帰国前は寡黙だったが、復帰後は饒舌になり、片言の日本語の他、中国語、英語を交えて自分の感情をさかんに吐露した。第47話で悪人とともに爆死してしまった。

ジャガー・豹李進(ジャガー・ゴースン、第8〜21話) - ハングマン第7号。ドラゴンの後任として登場。やはり中国武術の達人で日本語はあまり得意ではない。 元は香港警察の狙撃隊員だったが暴力団との撃ち合いで市民を誤射、死亡させ罷免された。その後は香港暗黒街で用心棒まがいの仕事をして生活していた。香港警察の復帰要請により第22話の捜査開始直前に帰国。

バイク・堂門吾郎(加勢慎一、第1〜25話) - ハングマン第2号。25歳。コードネームの通りバイクを駆って追跡を行なうのが得意。行動力抜群の優秀な刑事として城東署に勤めていたが、血の気が多すぎるために警察内部でも問題が多かった。そこをゴッドに気に入られた。ある日強盗を追って発砲し、通行人に重傷を負わせた責任を問われて拳銃使用を禁じられてしまった。そのためゴッドの誘いに乗った。銀行強盗(実はドラゴン)を追跡中に拳銃で撃たれて海に落ち、昭和55年9月12日に「殉職」。第25話でゴッドの指令を無視してブラックを救出に向かい、ブラックと一緒に爆死してしまった。

ゴッド・神島泰三(山村聰、第1話、第2話、第4話、第5話、第8話、第11話、第13話、第16話、第18話、第22話、第25話、第26話、第27話(声のみ)、第28話、第30話、第35話、第38話〜第40話、第44話(声のみ)、第47話、第48話、第51話) - ハングマンの黒幕。ハングマンの年俸3000万円(第26話から4000万円)と指令は彼が出している。元国家機関の中心的人物と想像されるが正体不明。掟を優先させるために常に非情な指令を出し、滅多に感情を表さない。西新宿のノッポビルに事務所を構えている。

主題歌
あ・れ・か・ら(ヒロスケ)



放映リスト

七つの黒バラ
その命五千万
罠に落ちた逃亡者
辱しめられたキャンパス
死体を喰うマンション
オオカミ達の変奏曲
亡者を呼ぶ金相場
血染めのブランド
奈落ゆき汚職航海
横領結婚
魔性の母と狼の息子
高速道路にコンクリート詰め
女ハングマン暁に死す
生き返ったスリ係女刑事
おもちゃの首の怨み唄
ドーベルマンを飼う悪女
地獄へ送る世紀の大魔術
大統領の隠し娘
恐怖で走るダイナマイト女
恐怖の水中逆さ吊り
替え玉合格の悪ガキは十三階段へ
帰ってきたドラゴン 香港カマキリ拳
人さらいベビーホテル
ハレンチ検事は被告席で泣け
さらばブラック怒りの爆死
コンピューター死刑執行人登場
人質は糖尿病救急ネズミ作戦
強盗を飼う警部
爆発サイクリング
エンゼルキッスは豚の味
サギ師野郎 危ない綱渡り
死人を愛した女スパイ
団地妻を喰らうゴキブリ達
逃がし屋を逃がすな
にせハングマン壊滅作戦
恐怖の処刑 空中引き回し
悪のカゲに浮気妻あり
KO強盗をKOせよ
悪医者は吸血処刑
トルコ風呂密室殺人
パリから来た殺し屋
リモコン・ヘリ空爆処刑
ふたり親分相撃ち作戦
人狩り村に潜入せよ
浮気夫人の遺書を探れ
熱血スッポン刑事
生か死か!? ドラゴン危うし
死人の恋 愛の言葉はさよなら
強奪一億円召し上げ作戦
女催眠術師のウラを探れ
死人たちは二度死なない


ソフト化情報
情報は2006年12月現在

2004年、シリーズ第1作目が51話全話DVD化され、3つのボックスセットに分けられて販売された。後続のシリーズも順次DVD化されるとアナウンスされたが、売れ行きが芳しくないからか、中断されている模様(ただし、レンタル化はされている)。また、『4』『V』『6』内で放映された2時間スペシャル版3本がそれぞれ1999年のオリジナルビデオ版の発売に合わせてビデオソフト化され、レンタルビデオ化されている。このビデオソフトは現在廃盤。


法の追求を巧みにかわす悪党たちに怒りの制裁を加え
社会的に死に至らしめる死刑執行人である。
顔を変え、指紋を消し、戸籍を抹消した人間たち、
命の代償は莫大な収入と限りない孤独だけである。
ザ・ハングマン

(初期のOPナレーション)

ザ・ハングマンOP&ED
http://www.youtube.com/watch?v=movDvrPzBi4


(´・д・`)“奇抜な設定を取り入れたアクションドラマ”

1980年(昭和55年)、日本テレビ〜テレビ東京系まで、民放各局何かしらの刑事ドラマ・アクションドラマが
毎週毎週ゴールデンタイムで放送されていた。その頃の治安が悪くなかったのは刑事ドラマのお陰か?(笑)
その中で「ザ・ハングマン燃える事件簿」も狼煙を上げた!!代表格の「太陽にほえろ!」をはじめ、「西部警察」
「Gメン’75」「警視−K」「噂の刑事トミーとマツ」「特捜最前線」「爆走ドーベルマン刑事」等。そこで王道を行く
刑事路線とは差別化を図ったのがザ・ハングマンシリーズ。

犯人を射殺せず逮捕さず、社会的に“抹殺”するのがハングマンの仕事。日本の政財界に顔が利く“ゴッド”と
いうボスの命令により、彼等は社会に蔓延る悪を狩る。カラクリ(例・犯人を部屋に閉じ込めて、爆弾を爆発する
ように見せかける)を使い犯人を自白に追い込み、最後は警察に引き渡すという手法なのだ。こんなドラマ企画、
よくも思いついたものだと関心した。仕掛人は朝日放送「必殺シリーズ」を担当していた山内久司プロデューサー
ということで、所謂“現代版・必殺”目指した作品なのであった。
主演には毎日放送ドラマ版「人間の証明」の棟居を演じたりしていた(林 隆三)。影のあるクール男を演じるには
定評がある。クレイジーキャッツの一員で映画「無責任シリーズ」でコメディセンス光っていた(植木 等)。映画、
一般ドラマ、特撮まで幅広く活躍していた(黒沢年男)。確実に芝居が出来る彼等をメインに据えて、スタッフは
「西部警察」等を手掛けていた日活組、「Gメン、特捜」の東映組の監督が主に登板した。脚本は(長野 洋、
鴨居達比古、田上 雄)氏らが脚本を執筆した。 あと最近になりドラゴンを演じた(ディオン・ラム)が映画
「マトリックス」「スパイダーマン2」等のアクション指導を担当されているそうなのだ。 ハングマン1シリーズ
は04年春にDVDパッケージ化され、あらためて斬新なアクションドラマに仕上がっていることが伺えられる。
全7シリーズのエンディング主題歌もそれぞれ特徴があり、やはり作品世界を決定付けているのはヒロスケが
唄った「あ・れ・か・ら」。後味が悪いストーリー、快活なストーリーだろうが、最後に流れて余韻を残してくれた。


“恒例の罵り合い”

「おい、ここは何処だ」「私はやってないぞ」「全部あんたに頼まれてやったんだ」「嘘だ」・・・「頼む、助けてくれ」など
罵り合いが続いて、犯人一同集められた部屋の壁が突如倒れる。そうすると周りは新宿中央公園だったりするオチ。
見物客がどっとつめかけて来る。パトカーがサイレン鳴らして到着、犯人達は御用。それを見届けてハングマンは去る。
銃撃戦や人情モノをウリにした刑事ドラマとは異なる見せ場、このシリーズならではの爽快感あふれた解決の仕方。

コメント(4)

そういえば、植木等さんはこの番組にも出演されてたんですよね〜。
ご冥福を心よりお祈りいたします。
ハングマンは必殺シリーズと同じで多いから
シリーズ物で個別にアップしていきますよ

植木さんと言えば・・・・写真
爆発サイクリングの回で私が群衆に紛れて笑ってる所が撮られていまして、そのシーンだけ恥ずかしくて今も見れません(^_^;)
?Uで死んだはずのタミーが何故?Xで生き返ったのでしょう??

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

懐かしい物ふぁんくらぶ♪ 更新情報

懐かしい物ふぁんくらぶ♪のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング