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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュのウルトラマンティガ

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円谷プロダクションが製作し、1996年(平成8年)9月7日から1997年(平成9年)8月30日まで毎日放送製作でTBS系(テレビ山口は夏休み等で集中放送)で毎週土曜日18:00 - 18:30(テレビ山口を除く一部地域では土曜17時台に遅れネット)に全52話が放送された、巨大変身ヒーロー特撮テレビ番組の作品名とその劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前。

『ウルトラマン80』以降、16年間TVシリーズでウルトラシリーズの新番組は制作されなかったが、本作で復活。以降の『ウルトラマンダイナ』、『ウルトラマンガイア』と合わせて平成3部作と呼ばれ、これら以降まで含めると平成ウルトラマンシリーズと呼ばれる。


概要

世界観

本作は、主人公がM78星雲出身の宇宙人ではなく、ウルトラ兄弟など、従来のウルトラシリーズにおける設定・世界観を廃した、全く新しい世界観を導入した(例外として初代ウルトラマンのみ49話に別解釈で登場)。本作におけるウルトラマンは、滅び去った古代文明とその住人の守護者であった「光の巨人」で、新たな時代を迎えようとする人類を守る存在として復活したという設定である。それに対して「光」を手にしようとする人類を妨害、あるいは誘惑するものたちも現われ始め、最後には古代から眠り続けていた邪神と呼ぶべき「闇」の存在が復活しティガと対決した。この「邪神」とその眷属はクトゥルフ神話から名を採ったものである。

ウルトラマンに能力の異なる3モードにタイプチェンジするという新しい設定が導入された。「ティガ(tiga)」には、インドネシア語で聖なる数字である「3」の意がある。

本作の時代設定は当時の10年後の近未来である2007年、核兵器などが完全に廃絶された世界が舞台である。


製作

主題歌『TAKE ME HIGHER』を歌った人気男性アイドルグループV6のメンバー長野博を主人公役に起用し、大人しくて爽やかな若者像を描くことに成功した(後年、長野は「自分はピュアな青年を表現できれば、と考えていた」とコメントしている)。

女性が社会進出した世相を反映し、主人公が属する対怪獣チームのうち2人は女性であり、かつ1人はウルトラシリーズ上初めて、チームを統率する責任者として登場した。また、もうひとりは主人公と対等あるいはそれを上回る能力で戦闘に従事する活動的な女性として描かれ、男性に混じって対等に職務をこなす女性を例外的な存在ではなく、一般的な事柄として描いた。一般に従来のウルトラシリーズでの女性の描かれ方は保守的であったので、これは大きな変化であった。

主人公を演じる長野博が人気グループV6のメンバーだったこともあり、前半はスケジュールの調整がかなり困難をともなっていたと思われる。そのためか主人公の出番を最小限に限定し、他のレギュラーメンバーにスポットを当てた回が多い。そのことが結果として、主人公以外の人物設定にも深みを与え(ホリイは途中で結婚し、その結婚式のシーンがエンディングで流される、など)、この作品を充実させる一因にもなっている。

円谷プロにとっては、初めて本格的にCGを活用した制作であった。ハードウェアベンダやシステムインテグレータが協賛企業として名前を連ねたり、ハードウェアベンダのウェブサイトにデザイン画が掲載されたのは、従来のウルトラシリーズでは見られないことであった。また、初代『ウルトラマン』の主役を務めた黒部進の娘、吉本多香美がレギュラー出演者の一人であったことも話題を呼んだ。


影響

ウルトラマン30周年記念作品でもあり、円谷プロ入魂の作品であった。製作スタッフには、かつてウルトラシリーズを見て育った世代が加わっており、新たなウルトラマンのイメージを作り上げた。ウルトラシリーズを新世代の児童層に浸透させ、現代のウルトラマン像を確立した傑作と評価されている。物語も大御所のスタッフと新鋭のスタッフが切磋琢磨していった結果、秀作を多数生み出す。

ティガデザインの「頭部を削る」というのは当時、非常に斬新なものであり、「シリーズ物の新作は過装飾するもの」という常識を崩すものであった。ティガデザインは子供にも覚えやすく、おなかつ現代的なスタイリッシュさを持ち合わせており、以降の平成ウルトラシリーズでも「頭部を削る」という発想のデザインを引き継いでいった。

放映終了後も根強い人気を保ち、『ダイナ』『ガイア』劇場版への客演を経て、2000年に完結編となる劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』が制作された。


主な登場人物

GUTS
ダイゴ、ムナカタら男性隊員たちのフルネームは本放送時には設定されておらず、ムナカタ、シンジョウ、ホリイは『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』で、ヤズミは『ウルトラマンダイナ』第50話で、ダイゴは『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』でそれぞれ設定された。ダイゴの名字「マドカ」は「円谷」の“円”に由来する。尚上記の様に後付けではあるものの、シンジョウの名は往年の円谷プロを支えた脚本家、金城哲夫に由来している。

マドカ・ダイゴ/ウルトラマンティガ
23歳。かつてはTPC輸送部に所属していたが、異星人に拉致されそうになったサワイ総監を救出したことから、その勇敢さを買われGUTSに配属された。超古代人の遺伝子を受け継いだ「光であり、人である」存在だったことから、ティガのピラミッドで巨人像と融合しウルトラマンティガに変身する能力を得る。当初は光となることに戸惑う局面もあったが、戦いの日々の中で「自分にできること」として意味を見出してゆく。
『THE FINAL ODYSSEY』では、アスカ・シンとすれ違っただけで彼がいずれ「光を継ぐ者」になることを察知したかのような台詞がある。
ルルイエでの一件の後、レナと共に火星に旅立つ。『ウルトラマンダイナ』終盤に登場の際にはアスカの窮地を救うこととなる。

イルマ・メグミ
隊長。36歳。前線に赴くことは普段はないが、いざ出動の際は大胆な行動が多い。自らメディアに登場して市民にアピールすることもある。部下同士のデートを叶えるべく休暇を与えるなど、職場恋愛には理解がある模様。初めはティガを人類を導く神格的な存在と捉えていたが「光」と「人」の関係が次第に明らかになるにつれ、人として何をなすべきかを考えることに比重を移していく。既婚者であるが、夫ミウラ・カツヒトは数年前に事故死し、息子トモキは姑ミウラ・ヨリエの下で暮らしている。
かつては地球外生命体との交渉計画の責任者であったが、夫が事故死した時に、ブラジルで宇宙からの通信を解読する極秘任務についていたため帰国出来ず、以来ミウラ家とは疎遠になっている。ダイブハンガー内の自室には同居していた頃に撮られたトモキの写真が飾られる。
『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』で、アスカと出会い、彼がダイゴに継ぐ光の巨人『ウルトラマンダイナ』であることを見抜いたようだった。

ムナカタ・セイイチ
副隊長。33歳。判断力・行動力に優れており、前線で現場指揮を執る頼れる「リーダー」。表には出さないものの、本人も部下の隊員を家族同様に見なしている。かつて防衛軍に所属していた際にイルマに命を救われており、恩義以上のものを感じている模様。外見に似合わず酒が呑めないため、バーに行くといつもミルクを飲む。

ヤナセ・レナ
22歳。隊員養成所出身であり、エースパイロットとして活躍する。ダイゴへの恋愛感情を深めていく中で、彼がウルトラマンティガである事にも勘付いていった。イルカの「恋人」ミューはあくまで別格。
仕事に没頭して家庭を顧みなかった父・ヤナセ技官を恨んでおり、一時期母親の姓を名乗っていたが、後に和解した。
7年後、クリムゾン・ドラゴンを駆るキティ小隊長としての姿と、マドカ・ヒカリの母としてダイゴと火星で暮らす姿がそれぞれ描かれるが、前者については信憑性は不明。

シンジョウ・テツオ
射撃の名手。26歳。ロムルス号のイヌイ、キノサキ両飛行士は養成学校時代の同期。沖縄出身。妹マユミもTPCに勤務している。危険を伴う任務に従事することに内心は心配らしい。ダイゴと一緒にガッツウイングに乗るとたいてい墜落する。

ホリイ・マサミ
28歳。典型的な関西人のノリでシンジョウと最も馬が合う模様。GUTSの装備を多数開発した。調査機フィンチで観測中に消息を絶ったミズノ博士の薫陶を受け、任務においても科学者としての立場にこだわる一面も。後にエザキ・ミチルと結婚した。

ヤズミ・ジュン
最年少。18歳。コンピューターの操作やプログラムの天才であり、主に基地でのバックアップを担当。しかし本人は前線に出られないことを不服に思っていた。

地球平和連合TPC
シンジョウ・マユミ
TPC医務局に勤めるシンジョウ隊員の妹。19歳。

サワイ・ソウイチロウ総監
国連事務総長を経て、初代総監となる。その設立には、数多くの困難があったが、彼の熱意により、先ず世界中の学者達の支援を得る事に成功し、次第に各国との協調も得る事になった。それだけに、かなりの人徳者であり、GUTSのメンバーを「部下じゃない。仲間だ。」と言える事からもそれが伺える。だからこそ、GUTSのメンバーも彼を尊敬し、信頼している。生体兵器デシモニアに監禁された際、見事な射撃の腕前で、各国首脳の避難を成功させた。後に健康を害し、総監の職をフカミ・コウキに託した。

ナハラ・マサユキ参謀
当初はイルマの目付役的な位置付けで出動指示を直接下す局面もあったが、穏健派であり、GUTSメンバーのフォローアップに徹することが多かった。GUTSが対怪獣戦闘チームとしての性格を強め、実戦経験を積むにつれ、前線の指揮をイルマに任せ、現場からは離れていった模様。7年後にはムナカタと共にTPC西アジア支部での任務についている。

ヨシオカ・テツジ警務局長官
武闘派であり、サワイ総監とは、20年来のライバル関係にある。が、実は互いにその実力を認め合っており、生体兵器デシモニアに監禁された彼を真っ先に救出した。元々は潜水艦乗りと言っており、ダイゴに「年寄り扱いするな」と笑って言うほど、射撃・身体能力は、GUTSのメンバー同様に高い。

カシムラ・レイコ博士
ティガの地で発見されたタイムカプセルの解析に取り組んだ科学者。その他はピーパーの設計とその活用を提案した対ゴルザの対策会議位しか活動が知られない(設定ではイルマの親友とされるが、劇中ではパーソナリティーを窺い知るシーンは描かれなかった)。

ヤオ・ナバン博士
推進力を飛躍的に向上させるマキシマ・オーバードライブを開発した科学者。研究の実現に純粋なあまり、周囲の誤解を生むことも。マキシマの技術は既に他の星の文明で実用化されていて、その普及を阻むために作られたゴブニュを呼び寄せる結果となるが、マキシマ・オーバードライブ搭載機で初めて実戦投入されたアートデッセイの活躍もあってこれに勝利できた。後のネオ・フロンティア時代を拓く技術基盤を確立した功績は大きいはずだが、その後の歴史では著名な活動は伝えられていない。

タンゴ・ユウジ博士
ティガのピラミッド解析で多忙な時期でのデバンの死体解剖やGUTSからの分析依頼の割り込み等、任務を忠実にこなしているのに嫌みを言いながら応じたりするがために、自己中心的な印象が強い損な性格の科学者。本人も処遇に不満があったらしく、後にマサキ・ケイゴの口車に乗り、ウルトラマンのコピーを作る野望に走り、TPCを裏切る事となる。

ハヤテ・シン隊長
月面基地ガロワの責任者で、後にTPCコスモアドベンチャー部隊の隊長になる。イルマ隊長と同期の親友で、剣道の達人でもある。

ヤナセ・オミ技官
タツムラ参謀

その他
ユザレ
3000万年前の地球星警備団団長。タイムカプセルのプログラムとしてダイゴに超古代の情報を伝える。
エザキ・ミチル
リガトロンに取り込まれたジュピター3号の乗員、エザキ博士の娘。家族と疎遠だった父に反目しながらも永遠に会えなくなった事に絶望し、父のいた研究施設で自殺を遂げようと訪れるが、そこで遭遇した危機的状況に対処するひとりの男性の言動に生きる希望を見出す。7年後には2児の母として関西に在住。関西弁はまだ覚束ないようである。
ミウラ・トモキ
イルマの息子。居住域の電力供給システムに侵入し、勝手に供給量を上げてティガを援護したハッカーとしての腕前はヤズミも驚嘆するほど。母であるイルマ隊長との間のわだかまりもこの件を契機に修復されつつある様子。
マサキ・ケイゴ
天才物理学者にして宇宙開発の主力企業サイテック・コーポレーションの最高責任者。ダイゴと同じく超古代の遺伝子を受け継いでおり、巨大ロボットゲオザークを使い石像を発見し、さらにダイゴのスパークレンスを奪って石像と一体化してイーヴィルティガとなった。
キリノ・マキオ
超能力者。その能力のために周りに疎まれ恐れられることに深く苦悩し、超能力を持つ事でヒーローとして賞賛されるティガ=ダイゴにガルラの出現を機に挑戦するが、ダイゴの心の光と勇気によって立ち直る。

ウルトラマンティガ
3000万年前の超古代の戦士。GUTS隊員のマドカ・ダイゴが手に持つスパークレンスを空に掲げて、変身する。胸の前にかざした場合等身大で変身することも可能(仕様は2話のみ)。劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODESSEY』では、闇のブラックスパークレンスで本来の姿ティガダークに変身した。


タイプチェンジ能力
ウルトラマンティガは、戦闘の場面に応じて、3つのモード(マルチ・スカイ・パワー)に再変身することができる。このタイプチェンジ設定は『ウルトラマンダイナ』及び『ウルトラマンコスモス』にも継承されている。(他の平成ウルトラマンシリーズでもタイプチェンジが導入されている作品があるが、それらは戦況や目的に合わせて変わるのではなくあくまで「パワーアップ」である。但し、ティガやコスモスもパワーアップ型のタイプチェンジ能力は有している。)

ちなみにタイプの数はTV版で4種類登場し、映画版で3種類追加された。全7種となりウルトラマンコスモスと並びウルトラマンのタイプ数は最多である。但し変身した直後は必ずマルチタイプとなり、直接パワータイプ、スカイタイプには変身できないとされている。また映画版で追加された3タイプはあくまでマルチタイプへ進化する過程である。

身長:53メートル
体重:4万4千トン
マルチタイプ
総合力に優れたモード。主な必殺技はゼペリオン光線。
飛行速度:マッハ5
走行速度:マッハ1.5
水中速度:マッハ1.5
潜地速度:マッハ1.5
ジャンプ力:800メートル
スカイタイプ
スピードに優れたモード。反面、パワーでは劣る。主な必殺技はランバルト光弾。
飛行速度:マッハ7
走行速度:マッハ2
水中速度:マッハ1
潜地速度:マッハ1
ジャンプ力:1000メートル
パワータイプ
力に優れたモード。但し、スピードが鈍る。主な必殺技はデラシウム光流。
飛行速度:マッハ3
走行速度:マッハ1
水中速度:マッハ1
潜地速度:マッハ1
ジャンプ力:500メートル
グリッターティガ
ガタノゾーアと“闇の力”に破れ、石像に戻ってしまったティガが、人類の“光”を得て蘇った姿。
ティガに力である“光”を与えたのが、決して希望を捨てなかった子供達であった、という描写が放送当時物議を醸した。
グリッターティガがパンチやキックを繰り出すと、光線が放たれて敵を撃つ。
必殺技・グリッターゼペリオン光線とタイマーフラッシュスペシャルでガタノゾーアと闇の眷属を打ち破り、闇に支配された地球を救った。
また映画『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』ではルルイエの遺跡で光の巨人の石像から光をもらい全身黄金色のグリッターティガになった。こちらは超古代のウルトラ戦士それぞれの優れた超能力が結集していることから、あらゆるシチュエーションでパワフル、かつスピーディーな戦いをすることが出来る。体を覆う光は「グリタリング・シールド」と言い、敵のあらゆる攻撃を跳ね返す。
身長:120メートル
体重:10万トン
飛行速度:マッハ10
走行速度:マッハ5
水中速度:マッハ5
潜地速度:マッハ5
ジャンプ力:1500メートル
ティガダーク
ウルトラマンティガの真の姿。光ではなく闇の存在である。
闇の最強戦士だが、ダイゴが変身したダークは心が光であったため、その力を十分に発揮できなかった。最初に変身した時に逃げ遅れた少女めがけて拳を振り下ろして殺してしまうがこれは幻想であった。
飛行速度:マッハ2.5
走行速度:時速900キロ
水中速度:時速800キロ
潜地速度:時速800キロ
ジャンプ力:400メートル
ティガトルネード
光の心を持ったティガダークがパワータイプの力を取り戻した姿。パワータイプに相当。
闇の戦士ダーラムの必殺技“ファイアマグナム”を受けて誕生した。
パワータイプと同様にデラシウム光流を放つ。
飛行速度:マッハ3
走行速度:マッハ1
水中速度:マッハ1
潜地速度:マッハ1
ジャンプ力:450メートル
ティガブラスト
ティガトルネードがスカイタイプの力を取り戻した姿。スカイタイプに相当。
闇の戦士ヒュドラの必殺技“ヒューガスト”を受けて誕生した。
スカイタイプと同様にランバルト光弾を放つ。
飛行速度:マッハ7
走行速度:マッハ1.5
水中速度:マッハ1
潜地速度:マッハ1
ジャンプ力:900メートル

能力・技

マルチタイプ
ゼペリオン光線
マルチタイプの必殺技。シリーズ中最も多く使用された。両腕を前方で交差させた後、左右に大きく広げエネルギーを集約、L字型に腕を組んで放つ(いきなりL字型に腕を組んで放つ場合もある)。3タイプの使用する主要必殺光線(ゼペリオン光線、ランバルト光弾、デラシウム光流)の中では最強の技であり、デラシウム光流の通じないリガトロンやゴルザ(強化)を倒している(もちろんシリーズ中での使用回数も最も多い)。また、ガタノゾーア戦でのみ、パワータイプで、違うポーズを取ってゼペリオン光線を放ったが、通用しなかった。グリッターティガの放つものはグリッターゼぺリオン光線と呼び、ガタノゾーアに大ダメージを与えた。
ハンドスラッシュ
3タイプ共通の光線技。手裏剣状の光弾を放つ。威力は低いが連射が可能。
ウルトラシールド
円形の光の壁を作り、敵の攻撃を防ぐ。パワータイプで使用した事もある。スカイタイプで使用した事は無いが、恐らく3タイプ共通の能力と思われる。マルチタイプのものは、エボリュウの電撃やエノメナの光弾を防ぎ、マノン星人の光弾を反射したが、レイロンスが吐いた水流は防げなかった。
ウルトラフィックス
左手から放つ、金色の麻痺光線。主に逃げようとする敵を足止めするために使用される。ギランボ、キングモーラット、キュラノスに使用。
ティガスライサー
胸のプロテクター部分から発するエネルギーを光の刃に変え、両腕を伸ばして発射する切断技。宿那鬼の首と刀をまとめて切断したが、敵は首だけでも襲いかかってきた。ガルラにも使用したが、効かなかった。
タイマーフラッシュ
胸にあるカラータイマーから光を発する技。分身を駆使するギランボの本体を見つけ出すのに使われた。また、発展版としてタイマーフラッシュスペシャルもあり、こちらは光に弱いアボルバスと、夢が実体化した怪獣バクゴンを倒した。第33話でも使おうとしたが、敵に妨害された。ガタノゾーアを倒したのもグリッターティガのタイマーフラッシュスペシャルである。
ウルトラヒートハッグ
相手を掴んだ状態で力を込めて全身を赤熱化させ、その熱で相手を大爆発させる捨て身の超必殺技。撃たれ強いジョバリエを粉砕し、ギジェラの根を焼き尽くした。
セルチェンジビーム
キングモーラットに対して使用した還元光線。怪獣を元のおとなしい生物の姿に戻した。エネルギーを極限まで消費する。メタモルガにも使用したが、吸収されてしまった。
スラップショット
敵の方向にジャンプして、すれ違いざまに放つ切断光線。グワームの頭に捕らえられているレナを切り離して救出した。また、イーヴィルティガにも使用し、ダメージを与えた。
ティガ・マルチキック
ストレートキック、回し蹴り、ハイキック等が得意。
ティガトルネード
高速でスピン回転して、敵を蹴散らす。数人のレイビーク星人を跳ね飛ばした。
ウルトラクロスバリヤー
両腕を交差させて、敵の攻撃を防ぐ。ナターン星人の光線を防いだ。
ウルトラ白羽取り
宿那鬼の刀を受け止めた。
テレポーテーション
瞬間移動。GUTS本部からグワームの出現した崑崙山脈へ移動した。エネルギー消費が激しく、変身後すぐに使用した結果、崑崙山脈へ到着後すぐにカラータイマーが点滅していた。他人にかけることも可能で、第37話ではマノン星人に捕らえられたイルマ隊長を地上へテレポートさせている。
クリスタルパワー
映画『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』で、希望を捨てない人々の光が集まって誕生したティガが使用した技。クイーンモネラに倒されたダイナに、額のクリスタルからエネルギーを与えて復活させた。
ゼラデスビーム
グリッターティガが劇場版で使用した最強光線。デモンゾーアの体内で発射し、体内から撃破した。
両手からエネルギー放射(名称不明)
第5話で使用した技。シーリザーに頭から取り込まれそうになった際、両手を敵に触れた状態で両手からエネルギーを放射し、敵を跳ね飛ばした。
青い光線(名称不明)
第22話で使用した青い光線。両腕を交差させてから前方に広げて照射する。飛行しながら2度使用、1発目でピーパーを攻撃するマグニアが吐く、電撃を含んだ霧を相殺し、2発目でマグニアを跳ね飛ばした。ハンドスラッシュの変形型と思われるが、詳細不明。
拳から放つ光線(名称不明)
第23話で使用した光線。右拳をかざしてエネルギーを溜め、拳を突き出して放つ。ティガフリーザーで2体のウェポナイザーを凍らせた後、マルチタイプに戻ってから放ち、敵の足元の地面を崩して、2体を埋めた。ハンドスラッシュの変形型と思われるが、詳細不明。
両腕をクロスさせて放つ光線(名称不明)
両腕を十字に組んで放つ光線。ゼペリオン光線の簡易型という説もあるが、詳細は不明。イルドに使用。
念力光線(名称不明)
第46話で使用した、緑色の光線。江ノ電の汽笛を鳴らしたまま持ち上げ、タラバンを誘導した。

スカイタイプ
ランバルト光弾
スカイタイプの必殺技。両腕を左右に伸ばし上にあげ両手を左腰におきエネルギーを集約、右腕を胸の前で水平に伸ばして、爆発力の高い光の矢を敵めがけて撃つ。エネルギー集約から発射までにかかる時間は、3タイプ主要必殺光線の中では最速であろう。第1話で使用した際は、白銀色の光の矢だったが、第7話では青白い光線だった。
ハンドスラッシュ
3タイプ共通の光線技。手裏剣状の光弾を放つ。威力は低いが連射が可能。
ティガフリーザー
右手から相手の頭上に冷気を投げつけ、凍らせてしまう技。この技を使うためだけにスカイタイプになることも何度かあった。キリエロイド、ウェポナイザー、メタモルガに使用。
ティガ・電撃チョップ
手先にエネルギーを集中させて放つチョップ。
ティガ・マシンガンパンチ
素早いパンチを1秒に10発撃ち込む。
ティガ・スカイキック
飛んでいる敵などに対して、高く飛び上がり放つキック。ブラストタイプのものはブラストキックと呼ばれる。
ウルトラボディアタック
飛行したり、急降下したりしながら体当たりする。
黄色い光弾(名称不明)
両手を合わせて放つ、黄色い光弾。第6話で飛行しながら使用し、ガゾートの光弾を相殺した。ハンドスラッシュの変形型という説もあるが、詳細不明。

パワータイプ
デラシウム光流
パワータイプの必殺技。両腕を左右から上にあげ、胸の前に高密度に集めた超高熱の光エネルギー粒子を相手に向かって放つ。ガゾートII戦では、敵の光弾を受け止めてデラシウム光流のエネルギーで包み、投げ返すという変則技を見せている。一部の文献では「頑丈な敵に使われる」と記載されているが、実際はゼペリオン光線の方が強力であるし、パワータイプになった直後にデラシウム光流を使用した例は前記のガゾートII戦しか無い(この時は敵の光弾を利用するためであった)という事実から、正しくは「頑丈な敵と戦うためにパワータイプになり、その結果としてデラシウム光流が決め技になる」と考えられる。
ハンドスラッシュ
3タイプ共通の光線技。手裏剣状の光弾を放つ。威力は低いが連射が可能。トルネードタイプも使用している。
ウルトラシールド
マルチタイプのものと同じ、円形の光の壁。マグニアの電撃を含んだ霧やキングモーラットの電撃を防いだ。第36話では、ゴルドラスのバリヤーに反射されたデラシウム光流を防ぐのに使用したが、ゴルドラスがそれに角からの光線を重ねたために防ぎきれなくなり、横にそらしてかわしている。
ミラクルバルーン光線
シャボン玉のような膜の中に相手を閉じ込め、動きを封じる。深海怪獣レイロンスに対して使用された。発射ポーズはデラシウム光流と全く同じである。
ティガ・ホールド光波
両手の間にエネルギーを発生させ、そこから特殊な光波を放つ。エノメナの瞬間移動能力を封じた。ビザーモ戦では、敵の放った電撃を受け止めて撃ち返し、ダメージを与えた。
ウルトラ・ダイナムパット
頭突き攻撃。
ティガ・パワーキック
敵を500メートルも吹っ飛ばすキック。かかと落としも得意。
ウルトラヘッドクラッシャー
敵を逆さまにして持ち上げ、頭から地面に叩きつける。シルバゴンに使用。
ティガ・バーニングダッシュ
一度飛行してから、全身からエネルギーを放出しながら地上の敵目掛けて突進する。ゼペリオン光線の通じないシルバゴンの動きをウルトラヘッドクラッシャーで封じた後、この技で止めをさした。
ティガ・電撃パンチ
エネルギーを溜めてから放つ、ストレートパンチ。命中するとエネルギーがスパークして爆発が起こる。エネルギーを溜めた効果はしばらく続き、この間、パンチだけでなくキックも命中すると爆発が起こる。ゴルザ(強化)、ビザーモ、ガタノゾーアに使用。
ウルトラバリヤー
ゴルザとメルバの攻撃を防いだバリヤー。ウルトラシールドとは違い、半球状の形をしている。

GUTS
Global Unlimited Task Squad(世界規模の無制限に仕事をするチーム)の略称でガッツと読む。地球平和連合 TPC (Terrestrial Peaceable Consortium) の極東本部に属する特別捜査チーム。本部基地はダイブハンガー。通常は海中に没しているが、航空機の発着時などは浮上する。

GUTSは非武装集団であり、当初は航空機等に武器は搭載されていなかったが、怪獣に立ち向かうために武装化された。あっという間に最新兵器が搭載されたところをみると当初から「その気」はあったものと思われる。Globalという語が名に盛り込まれ「世界中にGUTSのような組織を作る」というサワイの言葉からもGUTSのワールドワイドでの展開は設立当初からの構想である事がうかがえる。


メカニック

ガッツウイング1号(小型戦闘機)
本来戦闘機として開発されたライドメカではなかった(第1話ではまだ信号弾しか装備していなかった)が、カシムラ博士の指揮のもと、可変翼の対怪獣用高性能戦闘機に改造された。2人乗りで、ビーム砲(ニードル)、ナパーム弾、ミサイル(ヒート)、ブラスター等武器を豊富に装備しており(第3話で使用したマイクロウエーブ砲などのオプション装備を搭載することも可能)、宇宙空間でも航行可能なGUTSの主力メカである。最高速度はマッハ5.5(宇宙ではマッハ49)。S-GUTSの時代(ネオフロンティア時代)以降は訓練機やS-GUTS以外の組織の戦闘機として使用されたり、ガッツシャドーのデザインベースとなるなど、汎用性の高さは群を抜いている。ホリイは後にTPCを辞すのと前後して、オリジナルのウィング1号の払い下げを受け、再就職先の大阪の企業で動態保存していた模様。
ガッツウイング2号(中型戦闘機)
1号と同様に、対怪獣用高性能戦闘機に改造された。機動力では1号に劣るが戦闘力は勝っている。4人乗りで、戦闘時には機体を左右に展開したハイパーモードになる。ビーム砲(ニードル)を装備し、最大の武器は中央部のハイパーレールガンから放つデキサスビーム(第2話でガクマαを一発で粉砕した)。また、重機運搬用のアルチハンドなどのオプション装備を搭載することも可能。ネオフロンティア時代では、ガッツイーグル等の新型機の登場もあり『ウルトラマンダイナ』には未登場だったが第42話「うたかたの空夢」にてダイブハンガーから2機出撃しているのが確認される。このエピソードの性格上、ダイブハンガーの稼動状況も含めたこの映像の真偽は定かではないが、第32話においてラブモスが取り込んだメカの中に本機が確認できることから存在はしていると言えよう。
ガッツウイングEX-J(戦闘機)
ガッツウイング2号のカスタム機。「EX-J」の読みは"エクストラ・ジェット"。α号とβ号に分離できる。GUTSでの就役期間は短かったが、イルドの集合脳を破壊する等の成果を挙げた。しかし、メンジュラに乗っ取られた事もある。ネオフロンティア時代には量産され、TPC西アジア支部でも配備されている。
スノーホワイト(実験機)
ガッツウィング1号をデザインベースとしたマキシマオーバードライブユニットの実験機。武装は無かったが、強化型ニードルビームが搭載され、ゾイガー追撃に使用された。『ウルトラマンダイナ』第42話では真偽不明ながらガッツウィングクリムゾンドラゴンと並びTPCの主力兵器として登場している。
ガッツウイングブルートルネード
TPCアメリカ支部が開発した1号のカスタム機。スピード面では1号を超えるが、戦闘能力の面で劣っている。アメリカに出現したゾイガーとの戦闘で小隊は全滅した。
ガッツウイングクリムゾンドラゴン
TPCヨーロッパ支部が開発した1号のカスタム機。戦闘能力が高く、S-GUTSの時代(ネオフロンティア時代)以降も使用されている。
ガッツウィングゼロ
TPCの隊員養成機関ZEROで採用された訓練機。ガッツウィング1号と同等の性能を持つ。カラーリングのみシルバー系で異なる。
アートデッセイ号(超大型母艦)
ヤオ・ナバン博士設計のマキシマオーバードライブを搭載し、大気圏離脱も可能な大型母艦。ガッツウイング1号を3機とピーパー、ドルファー202を積載可能な他、デラック砲を装備。クリッター掃討作戦にも参加した後、生体兵器デシモニアを倒した。最終3部作中の第51・52話ではサワイ総監をはじめとするTPC・GUTSの指揮中枢がここに移り、「移動司令室」として機能した。なお『ウルトラマンダイナ』第42話で登場したキャプテン・ムナカタ率いる「曙丸」は艦首に施された髑髏の装飾以外は本艦に酷似しているものの、同一艦船かどうかは確認されていない。一説によればムナカタがアートデッセイ号の2番艦を強奪し手を加えたものだとも…
ドリルタンク・ピーパー(小型地底戦車)
カシムラ博士設計による地底探査機。先端のドリル部分から、マグマを冷やす程のコールドビーム(冷凍光線)を放つ。
ドルファー202(潜航艇)
最大6人乗りの小型万能潜航艇。潜水艦乗りとしての経験が豊富なヨシオカ警務局長官の設計思想が随所に盛り込まれている。超伝導エンジンを搭載している為、水上でも素早く活動できる。ダイブハンガーから発進する他、アートデッセイにより目的海域付近に運ばれる事もある。武器は水中ミサイルのモンローで、アーム部分はマキシマユニットと連結し、光を照射出来る。
シャーロック(パトロールカー)
最高時速800kmを誇る2人乗りの偵察車。後部にスクロール砲を装備している。
デ・ラ・ム(De La Mu 軽装甲車)
4人乗りの4WDタイプの軽装甲車。最高時速は約500kmで、車体上部後方にデグナー砲を装備。民間の看板などは簡単に貫通する威力を誇る。
オートスタッグ(オートバイ)
ホリイ隊員が製作した対オフロード用高性能オートバイ。最高時速は約300kmで、2種類確認されている。どんな悪路でも走行可能。
海洋調査船「かいれい」
『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』に登場。TPCの超古代遺跡調査隊をルルイエへと運んだ巨大調査船。シビトゾイガーの群れに襲われた。
GUTSの活動開始当初から配備された航空機・車両は試作機を除き、黄色をベースに黒を加えたカラーリングが中心であった(ピーパーとドルファー202はオレンジがベース)。GUTS以外のTPCの装備は白を基本色としている。各地でウィング1号のカスタム機が開発された際の色分けから、地域毎に異なる基本色を決めていると見られるが、その後登場するガッツウィングEX-Jはこのカラーリング体系には当てはまらない。


武器・装備

GUTSハイパーガン
GUTS隊員が携行する銃。カートリッジを交換することで機能変換が可能。女性隊員専用のレディスミスや、ハヤテ隊長の専用型、TPC警務局隊員の持つ普及型などのバリエーションがある。ホリイの発明した怪獣追尾用のビーコンを発する「モンスターキャッチャー」や、同じくホリイの発明した対クロウ人戦に使用されたバリヤーカートリッジも交換用カートリッジの一種である。
GUTSハイパーライフル
GUTSハイパーガンに部品を取り付けて組み立てるライフル型銃。ホリイが開発した紫外線を発射するタイプもある。
DUNKショット/DUNKショットII
大型のレーザー銃。後に強化型のIIが登場。『THE FINAL ODYSSEY』では小型化されたIIIも登場。
PDI(GUTS COM)
GUTS隊員が携行する通信機能を持つ小型コンピューター。
ガッツメット
特殊合金製のヘルメット。カメラアイ、通信装置がついている。宇宙で使用する場合は、オプションパーツをつける。


出演者

レギュラー

マドカ・ダイゴ 隊員(ウルトラマンティガ):長野博 (V6)
イルマ・メグミ 隊長:高樹澪
ムナカタ・セイイチ 副隊長:大滝明利
ヤナセ・レナ 隊員:吉本多香美
シンジョウ・テツオ 隊員:影丸茂樹
ホリイ・マサミ 隊員:増田由紀夫
ヤズミ・ジュン 隊員:古屋暢一(当時ジャニーズJr.)


セミレギュラー

シンジョウ・マユミ:石橋けい
サワイ・ソウイチロウ総監:川地民夫
ナハラ・マサユキ参謀:タケ・ウケタ
ヨシオカ・テツジ警務局長官:岡部健
カシムラ・レイコ博士:北川たか子
ヤオ・ナバン博士:小倉一郎
タンゴ・ユウジ博士:岡村洋一
ハヤテ・シン隊長:京本政樹
エザキ(ホリイ)・ミチル:早勢美里
ユザレ:長内美那子


主なゲスト、その他

マサキ・ケイゴ:高良隆志(第43話、第44話、第52話)
キリノ・マキオ:宮下直紀(第39話、第52話)
キリエルの預言者:高野浩幸(第3話、第25話、第52話)
キリエルの巫女:春菜千広(第3話、第25話、第52話)
ミウラ・トモキ:辻和希(第25話、第51話、第52話)
ヤナセ・オミ技官:荒木しげる(第7話)
アサミヤ・シゲキ技官:池田秀一(第7話)
子供:入野自由(8話)
泥棒:郷田ほづみ(第16話)
マユミの恋人:青木拓磨(当時ホンダワークスライダー)(第15話)鈴鹿8耐にウルトラマンレーシングで出場。円谷プロの企業イメージCMのキャラクターでもあった。
TPC隊員:笈田雅人(プロデューサー自ら18話でエキストラ出演)
根津博士:寺田農(第32話)
タツムラ参謀:石橋保(第38話)
イクタ・カズマ:角田英介(第40話)
設計事務所の上司:寺田農(第40話)
茶髪の青年:浅野忠信(40話)
カウンセラー:嶋田久作(第40話)
カトー:ウガンダ・トラ(42話)
星野馬之介:ガッツ石松(46話)
円谷英二:滝田裕介、円谷一:円谷浩、金城哲夫:沖田浩之(49話)
宇宙人チャリジャとダイゴがタイムトラベルした、「ウルトラマン」誕生直前の1965年の世界に登場。


声優・スーツアクター

スーツアクター:権藤俊輔、中村浩二、三宅敏夫、北岡久貴、金光大輔
ウルトラマンティガの声:真地勇志
ナレーション:二又一成


系列局番組関係者のエキストラ出演例

いわゆる番宣の一環として、制作・系列局のバラエティ番組に協力し、レポーターが番組出演に挑戦する企画にエキストラ出演させる形で応じている。TBSの小川知子アナウンサーが、36話で市民を誘導するTPC隊員に扮したものと、毎日放送の田丸一男アナウンサーが番組『あどりぶランド』の一企画で49話で『ウルトラQ』に出演するエキストラ俳優に扮したものの2例が確認されている。いずれも演技指導を受ける様子等が紹介され(あどりぶランドでは共演した円谷浩へのインタビューも)、撮影当時の舞台裏を知る資料的価値の高い映像であるが、商品化には至っていない。


スタッフ

製作:円谷一夫
監修:高野宏一
企画:満田かずほ、丸谷嘉彦、大野 実
プロデューサー:笈田雅人、諸冨洋史、位下博一
サブプロデューサー:渋谷浩康、竹田菁滋(クレジットなし)
監督:村石宏實、松原信吾、川崎郷太、神澤信一、原田昌樹、岡田寧、冬木椴、北浦嗣巳、石井てるよし、実相寺昭雄
特技監督:高野宏一、神澤信一、北浦嗣巳、村石宏實、川崎郷太、大岡新一、服部光則、
脚本:右田昌万、小中千昭、宮沢秀則、川上英幸、武上純希、兒玉宜久、川崎実、村石宏實、中崎一嘉、神澤信一、太田愛、長谷川圭一、平野靖士、川崎郷太、斎藤和典、薩川昭夫 、大西信介、上原正三
音楽:矢野立美
ヒーロー&怪獣キャラクターデザイン:丸山浩
メカニカル&アイテムデザイン:プレックス
造形:開米プロ、マーブリングファインアーツ
操演:亀甲船
光学アニメーション:日本エフェクトセンター
現像・テレシネ:IMAGICA
音響:スワラプロダクション
衣装:東宝コスチューム
スタジオ:東宝ビルト
車輌協力:本田技研工業、ホンダアクセス、ヤナセ


主題歌
本作以降、作品によっては特撮ソング専門ではないアーティストとのタイアップも行われるようになった。また、『ウルトラマンガイア』まではオープニングテーマとエンディングテーマが異なるレコード会社から発売されている。


オープニングテーマ

『TAKE ME HIGHER』
作詞・作曲:Jennifer Batten、Alberto Emilio Contini、Giancarlo Pasquini
日本語詞:鈴木計美
(放送時のクレジットは「作詞:鈴木計美 作曲:PASQUINI-BATTEN-CONTINI」)
編曲:星野靖彦
ストリングス・アレンジ:萩田光雄(シングルCDにのみ表記)
コーラス・アレンジ:鈴木弘明(シングルCDにのみ表記)
歌:V6(avex trax)
現在でこそ特撮ソング専門ではない歌手が特撮番組の主題歌を歌うのは珍しくないが、1996年当時はほとんど前例が無く、ましてアイドルユニットが主題歌を歌うなどというのは前代未聞の出来事だった。往年の特撮ファンからは戸惑いの声も多く寄せられたが、番組自体の方向性が本曲のテーマと重なっていった事により、名実共に主題歌として成立することになった。曲の名を冠したエピソードが劇中圧巻のストーリー展開を見せるなど、主題歌が番組の方向性を決定した稀有な例と言える。

但し、やはり事務所やレコード会社の版権問題からか、ウルトラマン主題歌を集めたオムニバスアルバムの中にV6によるオリジナル版は収録出来ず、カバー版のみが収められていた。しかし、その後この問題は解消されたらしく、2002年以降はコロムビアミュージックエンタテインメントから発売されたCDにもオリジナル版が収録されている。

尚、最終話のクライマックスではアルバムバージョンが使用され、番組のフィナーレを盛り上げている。第28話ではカラオケが使用されるという変則的な選曲も行われた。

ちなみに歌詞の中には「ウルトラ」という単語が出てこない(これはジャニーズ事務所の意向によるものであるが、「ティガ」という言葉は出てくる)。これはTV版ウルトラマンシリーズ史上初の出来事である。


エンディングテーマ

『Brave Love, TIGA』
プロデューサー:岸谷五朗(映像ではクレジット無し)
作詞:サンプラザ中野
作曲:バーベQ和佐田
編曲:福田裕彦
歌:地球防衛団(エアーズ)
地球防衛団とは、岸谷五朗がAAA (Act Against AIDS) の活動の一環で結成した1曲限りのチャリティーユニット。歌唱印税はエイズ撲滅運動のために全額寄付された。

団長:岸谷五朗
メンバー:宇都宮隆、唐沢寿明、木根尚登、サンプラザ中野、寺脇康文、西村雅彦、バーベQ和佐田、パッパラー河合、パトリック・ボンマリート、ファンキー末吉、福田裕彦、ホンジャマカ(石塚英彦、恵俊彰)-50音順-
爆風スランプのベストアルバム『決定版! 爆風スランプ大全集2 〜The Very Best of パッパラー河合』には、ボーナストラックとして仮歌の『Brave Love, TIGA(仮)』が収録されている。当時のメンバー全員が地球防衛団に参加していることから、この歌に限っては「地球防衛団三日月分隊」と名乗っている。

1996 - Ultraman Tiga (ウルトラマンティガ) OP
http://www.youtube.com/watch?v=Z2KYLtIKnQM

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